家庭料理の定番で、国民食として愛されている「カレー」。その調理のしやすさから、こどもから大人にまで愛されています。
日本のカレーは、インドからイギリス経由で伝わったものが始まりとされています。
このように、カレーは世界各国で独自の進化を遂げており、その種類は数えきれないほどです。
今回は、カレーは何種類あるのか?日本と世界のカレーの違いについて紹介していきます。

※記事制作20年以上の担当者が、あなたのお店の良さをインタビューで聞き出して記事を作成します!あなたのお店を記事にして毎月6桁のユーザーが訪問する、全国の飲食店を応援するフードメディア「テンポスフードメディア」に掲載しませんか?上記ボタンをクリックし、詳細をぜひご覧ください。
また、不明点などお気軽に下記ボタンからお問合せください!
目次
カレーは何種類存在している?

カレーは、世界中に無数の種類が存在しており、その数を正確に数えることは困難です。
なぜなら、カレーは国や地域ごとに異なるスパイスの組み合わせや調理法、具材によってアレンジされ続けているからです。
インドだけでも地方によって異なるカレーが数百種類以上あり、北インドではバターやクリームを使った濃厚な「バターチキンカレー」、南インドではココナッツミルクを使ったあっさり系の「サンバル」や「フィッシュカレー」が有名です。
一方で、日本では独自に進化した「ジャパニーズカレー」が広く親しまれており、カツカレー、ビーフカレー、シーフードカレー、スープカレーなど多彩なバリエーションがあります。
また、レトルトや専門店によってオリジナルのカレーも日々誕生しており、その種類は数千にのぼるとも言われています。
さらに、タイの「グリーンカレー」「レッドカレー」、イギリスの「チキンティッカマサラ」、ネパールやスリランカのカレー、アフリカや中東のスパイス煮込み料理なども広義ではカレーに分類されることがあります。
つまり、カレーとはスパイスを使って煮込む料理の総称であり、国境や文化を越えて無限に広がる料理なのです。
日本と世界のカレーの違いとは?
日本と世界のカレーには、起源や味、調理法、食べ方など多くの違いがあります。
ここでは、日本と世界のカレーの違いについて紹介していきます。
主に以下のことがあげられます。
起源と歴史の違い
世界のカレー、特にインドのカレーは、紀元前から存在するといわれるほど長い歴史を持ち、宗教や気候、地域ごとの食文化と深く結びついて発展してきました。
一方で、日本のカレーは明治時代にイギリスを通じて伝わった「欧風カレー」が始まりで、当初は軍隊食や学校給食に利用され、次第に家庭の味として定着しました。
このように、日本のカレーは「輸入された料理」から「国民食」へと独自進化を遂げた点が大きな特徴です。
調理法の違い
インドやタイ、スリランカなどのカレーは、複数のスパイスを炒めて香りを引き出し、具材や水分と一緒に煮込むのが基本です。
とろみはなく、「さらっ」としたスープ状が多く、油やスパイスの量は比較的多めです。
対して日本のカレーは、市販の「カレールウ」を使って簡単に作れるのが主流で、バターや小麦粉で作られたルウにより、とろみのある仕上がりになります。
また、ジャガイモ・人参・玉ねぎ・お肉など決まった具材が使われることが多く、味の安定性が重視されています。
味の違い
世界のカレーは、地域によって辛さや風味が大きく異なります。インドでは、辛さだけではなく酸味や苦みもある奥深い味わいがあり、スリランカでは唐辛子の効いた激辛カレー、タイではハーブとココナッツミルクの甘さと辛さが同居するカレーが人気です。
一方で、日本のカレーは比較的マイルドな味が中心で、こどもから大人まで楽しめるように甘口・中辛・辛口と段階的に調整され、うま味やコクを大切にした味付けが特徴です。
食べ方の違い
世界のカレーは、インドではチャパティやナン、タイでは米やカオニャオ(もち米)と一緒に食べるのが一般的で、手で食べる文化も残っています。
また、複数の副菜と一緒にワンプレートで提供されることも多く、食卓全体で味のバランスを楽しむスタイルです。
日本のカレーは、基本的に白いご飯の上にカレーをかけて食べる「カレーライス」が主流で、食器はスプーンを使って食べるスタイルが一般的です。
さらに、カツやコロッケ、チーズなどのトッピングも豊富で、見た目やボリューム感にもこだわりがあります。
このように、日本のカレーは独自の進化を遂げ、世界のカレーとは異なる食文化を形成しています。
しかし、共通して言えるのは、どのカレーもその土地の食材と文化に根ざしており、人々の暮らしに深く関わる「愛される料理」であるという点です。
日本と世界のカレーを楽しもう!

カレーは世界中で親しまれている料理であり、その土地ごとの文化や食材を反映した多彩なバリエーションがあります。
日本でもカレーは、「国民食」として広く浸透しており、家庭の定番メニューから専門店の本格派まで、いろいろな形で楽しまれています。
そんな日本のカレーと、世界のカレーを比べながら楽しむことで、食の幅が「ぐん」と広がります。
日本のカレーは、濃厚でとろみのあるルウを使い、ご飯と一緒に食べるスタイルが一般的です。
カツカレーやシーフードカレー、チーズトッピングなど、バリエーションも豊富で、老若男女問わず人気です。
一方で、世界に目を向けると、インドではスパイスの調合にこだわった「さらっ」としたカレーが主流で、ナンやチャパティと一緒に食べます。
タイでは、ココナッツミルクを使ったグリーンカレーやレッドカレーが人気で、ハーブの香りと辛さが絶妙です。
最近では、各国のカレーを味わえるレストランやレトルト商品も増えており、家庭にいながら世界の味を楽しめます。
たとえば、スリランカのスパイシーなカレーや、イギリス風のチキンティッカマサラなど、日本とはまた違った風味が新鮮です。
日本と世界のカレーにはそれぞれ魅力があり、食べ比べることでその違いや奥深さを体感できます。
気分や季節に合わせて、さまざまなカレーを楽しんでみてはいかがでしょうか。
カレーは、まさに「世界を旅する料理」といえるでしょう。
カレーに使う調理器具や食器
テンポスで扱っている、カレーを作る際に使う調理器具や、おすすめの食器をご紹介!
カレーレードル

ドルチェカレー皿 25.5×15×3.7cm

まとめ
今回は、カレーは何種類あるのか?日本と世界のカレーの違いについて紹介してきました。
カレーは、国や地域ごとに異なるスパイスの組み合わせや調理法、具材によってアレンジされ続けている料理であり、その数を正確に数えることは困難だとされています。
起源と歴史・調理法などの違いがあるものの、日本と世界のカレーはどちらも人々の暮らしに深く関わる「愛される料理」と言うことは変わりません。
#カレー #日本 #世界
テンポスドットコムでは、様々な視点からカレー店の開業成功を全力で応援します。
自分のお店の業態に合わせて必要なものは何があるのか、詳細を確認することができますので是非ご覧ください!

※独立・開業に至るまでの経緯やとっておきの裏話、成功の秘話などを独占インタビュー!上記ボタンをクリックし、他店舗店主のヒストリーもぜひご覧ください。





