忘年会ラッシュに間に合っていますか?居酒屋が今そろえるべき備品&食器12選と選び方のコツ

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目次

■忘年会シーズンの“準備不足”が一番のリスク

11月後半から年末にかけて、居酒屋にとって一年で最も忙しい時期がやってきます。
特に忘年会シーズンは、通常営業の倍以上の来店数・注文量になることも珍しくありません。

そんな時期に「グラスが足りない」「おしぼりトレーが不足している」といったトラブルが起きると、せっかくの繁忙期の売上チャンスを逃してしまいます。

この記事では、居酒屋が忘年会対応に向けて準備しておきたい卓上備品・配膳ツール・食器・酒器のおすすめ12点を、テンポスドットコム掲載商品を参考にご紹介します。

効率よく、雰囲気よく、“満席でも回せる”店づくりのヒントとしてお役立てください。

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■ 卓上備品編:全テーブルで“不足ゼロ”を目指す

◎忘年会では「備品切れ」が最大のストレス

忘年会シーズンの居酒屋では、通常営業の倍以上のスピードでテーブルが回転します。
そのため、卓上備品の不足や欠品が起きやすくなります。

おしぼりトレーや箸、調味料入れが足りないだけで、お客様のストレスやスタッフの動線ロスが発生してしまいます。

宴会の満足度を下げないためには、事前に「全テーブルで不足ゼロ」を目指す備品チェックが不可欠です。

◎基本の備品を“倍量”で備えておく

特に忘年会時期は、予約の重なりや飛び込み来店も多くなります。
以下のような卓上備品は、通常営業時の1.5〜2倍の数量を準備しておくと安心です。

1.おしぼりトレー

木製やステンレスなど、店の雰囲気に合わせた素材を選びましょう。
耐久性と清潔感の両立がポイントです。

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2.割り箸・箸箱セット

一番消耗するアイテムです。補充しやすく、ホコリを防げる蓋付き箸箱が便利です。

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3.卓上調味料入れ

七味、塩、たれなど、複数の容器が並ぶ場合はデザインを統一すると清潔感が出ます。

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4.メニュースタンド

限定メニューや飲み放題プランを効果的にアピールできます。アクリル製なら汚れが拭き取りやすく衛生的です。

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◎卓上まわりは“整理と清潔感”が命

忘年会シーズンは席の入れ替わりが激しく、清掃時間が限られます。
テーブル上の調味料やカトラリーは、ワゴン単位で一括交換できるように準備しておくとスムーズです。

また、調味料ボトルのベタつきや油汚れは、衛生面だけでなく「お店の印象」を左右します。
日々の閉店作業で“卓上リセット”をルーティン化することが大切です。

◎“見た目”も接客の一部

備品は単なる機能用品ではなく、店の雰囲気をつくる重要な要素です。
たとえば、木製のトレーや陶器風の薬味入れを使うだけで、温かみのある居酒屋らしい印象に変わります。

逆に、バラバラな素材や色の備品は雑多な印象を与えます。
統一感のあるデザインを意識することで、料理の見栄えや客席の雰囲気も格段に良くなります。

◎まとめ:卓上は“静かな接客エリア”

卓上備品の整備は、お客様との直接的な会話がなくても“丁寧な接客”を伝える部分です。
忘年会のように長時間滞在するシーンでは、清潔で整った卓上が安心感を生みます。

店の規模を問わず、「数・清潔・統一感」の3点を意識することで、繁忙期でも安定したサービスが実現します。

■ 配膳ツール編:スピードと安全を両立させる

宴会シーズンのピーク時には、「いかに早く」「安全に」料理とドリンクを届けるかが勝負です。
配膳ツールは単なる補助道具ではなく、スタッフの動線や提供スピードを支える重要な設備といえます。

ここでは、忘年会対応に強い配膳ツールの選び方と、具体的なおすすめ商品を紹介します。

◎トレイ・お盆は“すべりにくさ”が命

乾杯ドリンクや鍋料理の提供時、トレイが滑ると事故につながりやすくなります。

樹脂製でノンスリップ加工が施された「ノンスリップトレー(BR型/トンボ)」は、軽くて扱いやすく、飲み物を多く乗せても安定感があります。

特に狭い通路を通る居酒屋では、グラスの転倒を防ぐこうしたタイプが安心です。   

5.お盆・トレイ                                     

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◎配膳カートで大量運搬を効率化

コース料理や鍋具材を一度に提供する宴会では、「ステンレスワゴン(三段タイプ)」が大活躍します。
複数の皿や鍋、取り皿をまとめて運べるため、スタッフ1人あたりの配膳回数を減らすことができます。

また、キャスター付きで方向転換もスムーズ。床の傷防止仕様のものを選べば、店内美観も守れます。

6.ワゴン

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◎トング・レードルも“握りやすさ”を重視

お客様自身が取り分ける場面も多い宴会では、「ステンレストング(先端シリコン付き)」や「レードル(目盛り付きタイプ)」が便利です。

滑りにくく、取り分けミスを防げるので、卓上での混雑を緩和できます。
見た目もスマートで、衛生的な印象を与えられるのもポイントです。

7.トング・レードル

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◎おしぼり受け・トレイで印象をアップ

最初の接客で印象を決めるのが「おしぼりサービス」。

「木目調おしぼりトレイ」や「メラミンおしぼり受け」などを用意しておくと、見た目の高級感が増し、宴会の“おもてなし感”を演出できます。

大量に使う場合は「おしぼりウォーマー(温冷兼用タイプ)」を併用するのもおすすめです。

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◎まとめ:スタッフの“運びやすさ”が回転率を左右する

配膳ツールの良し悪しは、スタッフの動きやミス率に直結します。

すべり止めトレーや配膳カートなどを上手に組み合わせることで、ピーク時でも安全かつスピーディな提供が可能になります。

備品を整えることは、宴会対応力を高める最短ルートなのです。

■ 食器編:コース料理の“見映え”を支える

忘年会シーズンのコース料理は、「味」だけでなく「見映え」もお客様の満足度を大きく左右します。
特に宴会では、料理を同時に提供するため、テーブル上の統一感や華やかさが印象に残りやすいものです。

ここでは、宴会コースを美しく見せる食器選びのポイントと、おすすめアイテムをご紹介します。

◎8.和食コースには“落ち着きと温かみ”を

煮物や焼き物など、和食中心のコースには、「織部風や志野風の陶器皿」がよく合います。
料理の色を引き立てつつ、温かみのある雰囲気を演出できるため、居酒屋の忘年会シーンにぴったりです。

小鉢や取皿も同シリーズで揃えると統一感が出て、提供時の印象が格段にアップします。

また、熱々の料理を提供する場合には、「耐熱陶器の小鍋」や「陶板皿」を使うことで、料理の温度を保ちながら見た目にも“特別感”を出せます。

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◎9.洋風・創作料理には“映えるプレート”を

居酒屋でも人気の洋風コースや創作料理には、「スクエアプレート」や「スレート皿」などを使うと、現代的でスタイリッシュな印象になります。

黒やグレーのプレートは、カルパッチョやローストビーフなどの彩りを引き立て、SNS映えにも効果的です。

また、デザートには「ガラス小皿」や「ミニカップ」を使うと、軽やかで清潔感のある仕上がりになります。
宴会の締めにふさわしい、印象的な一皿を演出できるでしょう。

小皿 角小皿 東洋佐々木ガラス(TOYOSASAKI GLASS) SA530-6/5個入/業務用/新品/小物送料対象商品

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◎10.取り皿・小鉢は“量×回転”を見越して

大人数の宴会では、取り皿や小鉢の不足がトラブルになりがちです。
「メラミン製の軽量皿」や「スタッキングできる小鉢」を多めに用意しておくと、洗浄や配膳の手間を減らせます。

特に「丸型メラミン小鉢(100mm前後)」は、サラダ・漬物・前菜など幅広く使える万能アイテムです。

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◎まとめ:器が料理の“完成度”を決める

同じ料理でも、器が違えば印象はまったく変わります。
和洋の統一感や温度管理、提供スピードを考慮したうえで、用途ごとに最適な食器を選ぶことが大切です。

忘年会シーズンは回転が速い時期ですが、“映える食器”を適切に使い分けることで、提供効率とお客様満足度の両立が実現できます。

■ 酒器編:乾杯を待たせないための準備

忘年会シーズンの居酒屋では、最初の“乾杯”をスムーズに迎えられるかどうかが、宴会の印象を大きく左右します。
最初の1杯を待たせてしまうと、場の空気が一気に冷めてしまうものです。

ここでは、そんなトラブルを防ぐための酒器選びと、提供スピードを高める工夫をご紹介します。

◎11.ドリンク提供のスピードを左右する“ジョッキとグラス”

乾杯の定番といえば生ビール。
忘年会時期は注文が集中するため、「予備ジョッキ」を十分に確保しておくことが重要です。

冷えた状態を維持できるよう、冷蔵庫やグラスクーラーで事前に冷やしておくのも基本です。
おすすめは、「強化ガラス製ジョッキ」や「樹脂製ビアジョッキ」。

後者は軽量で割れにくく、洗浄後の扱いがスムーズなので、宴会対応には特に便利です。

一方、ハイボールやサワーなど多様なドリンクを出す店では、「スタッキング可能なタンブラー」が活躍します。
場所を取らず、回転率の高いドリンク提供を支えます。

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◎12.日本酒・焼酎は“雰囲気と実用性”のバランスを

冬の宴会では、日本酒の注文が増える傾向にあります。
そこで役立つのが「徳利・おちょこセット」や「熱燗用チロリ」です。

温度を保ちながら提供できる酒器を用意しておくことで、味わいだけでなく「季節感」も演出できます。

焼酎を出す場合は、「陶器のロックカップ」や「ガラスのそば猪口風グラス」など、メニューに合わせた素材を選びましょう。

陶器なら温かみがあり、ガラスなら透明感と清潔感を出せます。

また、ボトルキープを行っている店では、「名札付きボトルタグ」や「卓上ボトルスタンド」もあると便利です。
提供ミス防止や整理整頓にも役立ちます。

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◎注ぎやすさ・持ちやすさも見落とせないポイント

宴会時はスタッフの動きが増えるため、注ぎやすく、持ち替えの少ない酒器を選ぶことも大切です。
たとえば、「取っ手付きピッチャー」や「樹脂製ワインデカンタ」などは、片手で注げるため効率が上がります。

落としても割れにくい素材なら安全性も確保できます。

◎まとめ:酒器は“スピード×演出”の要

乾杯をスムーズに始めるためには、数と温度管理、扱いやすさを事前に整えておくことが欠かせません。

ジョッキ・タンブラー・徳利・ロックカップなど、用途ごとに最適な酒器を十分に確保しておくことが宴会成功の鍵です。

忘年会のピーク時こそ、「見た目」「使い勝手」「安全性」を兼ね備えた酒器選びで、お客様の乾杯を最高の形で迎えましょう。

■ まとめ:備品の“質と量”が宴会対応のカギ

忘年会シーズンは、居酒屋にとって1年で最も売上が伸びるチャンスであり、同時に最も忙しい時期でもあります。

どんなに料理や接客が良くても、「グラスが足りない」「取り皿が遅い」「卓上備品が欠けている」といった小さな不備が積み重なると、お客様の満足度は一気に下がってしまいます。

だからこそ、備品の“量”と“質”の両方を見直すことが宴会対応の最大のポイントになります。

◎“足りない”を防ぐストック管理を

宴会シーズンでは、通常営業時の1.5〜2倍の備品が必要になることも珍しくありません。

特に、ジョッキ・タンブラー・取り皿・箸・おしぼりトレーなどは回転が早く、洗浄待ちが発生しやすいアイテムです。

余裕をもった在庫を確保するだけでなく、「どこに何がどれだけあるか」をスタッフ全員が把握できるように整理しておくことも重要です。

スタッキングできる食器や軽量のメラミン皿を選ぶことで、保管スペースの効率化にもつながります。

◎“使いやすさ”がオペレーションを変える

忘年会のピークでは、1分の遅れが全体の流れに影響します。
そのため、持ちやすく・洗いやすく・壊れにくい備品を選ぶことが、スピーディーな配膳に直結します。

たとえば、強化ガラス製ジョッキやポリカーボネートグラスは軽くて割れにくく、スタッフの動線を妨げません。
さらに、ステンレストングや滑り止め付きトレーなど、安全性を高めるアイテムも現場での事故防止に役立ちます。

◎“見た目の統一感”が満足度を上げる

備品の実用性だけでなく、テーブル全体の印象を整える演出力も忘れてはいけません。
おしゃれな卓上調味料入れや木製カトラリーボックスを使うだけで、居酒屋の雰囲気がワンランク上に見えます。

特に宴会コースでは、料理・酒器・食器のトーンをそろえることで、写真映えやSNS拡散効果も期待できます。

◎まとめ:準備の“質”が繁忙期の成果を左右する

忘年会対応で重要なのは、“いかに効率よく・気持ちよく”お客様に過ごしてもらえるかです。

そのためには、単に備品を増やすだけでなく、扱いやすく・壊れにくく・統一感のあるアイテムを適正数そろえることが不可欠です。

備品の見直しは、単なるコストではなく、宴会成功への投資といえます。

今のうちに整えておくことで、繁忙期の混乱を防ぎ、スタッフもお客様も笑顔で年末を迎えることができるでしょう。

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