あさくまはどのような料理を提供しているのか?歴史や今後の見通しについて解説!

飲食ニュース

「あさくま」という言葉に聞き覚えがある方がいるのではないでしょうか。
「あさくま」と検索してみると、「ステーキのあさくま」と出ます。

あさくまは、ステーキやハンバーグを中心としたグリル料理を提供するレストランです。

特に、創業以来変わらぬ味を守り続けるコーンスープや、お客様自身で焼き加減を調整できるペレットが特徴です。

今回は、あさくまはどのような料理を提供しているのか?歴史や今後の見通しについて紹介していきます。

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あさくまの発祥

あさくまは、1948年(昭和23年)12月10日に愛知県日進村(現・日進市)で「合資会社 割烹旅館朝熊西店」として創業し、魚の行商から始まりました。

創業者・近藤熊五郎が命名した「朝熊(あさくま)」という名は、彼が朝早く熊野(朝熊山)付近で魚を仕入れ、売り歩いたことに由来しています。

1962年(昭和37年)3月、近藤誠司の手で「ドライバーズコーナー キッチンあさくま」が愛知県日進町赤池に開店しました。

1970年代には、郊外ロードサイド型ステーキレストランの先駆けとして全国展開を果たし、1968年には日本初のセントラルキッチンを設立します。

これにより、味の均質化とコスト競争力を両立し、1970年代後半には日本四大外食チェーンの一角にも数えられたのです。

その後も、着実に店舗数を拡大していきます。1980年には、レトルト食品分野へも進出し、2006年には株式会社テンポスバスターズ(後のテンポスホールディングスの中核企業)と資本・業務提携を結びます。

2011年4月には、テンポスバスターズによって株式保有比率が52.57%に達し、正式に同社グループの子会社となりました。

テンポスホールディングスは、中古厨房機器を扱うテンポスバスターズを基軸に、店舗設計や飲食プロデュース、業務用通販、さらに「ステーキのあさくま」などの外食事業を幅広く展開する企業グループです。

株主優待では、あさくまをはじめとした傘下の飲食店舗で食事ができる特典があり、株主にも人気となっています。

2025年6月現在、あさくまは直営・FC合わせて約65〜67店舗を全国に展開し、ステーキに加えて多彩なサラダバーやコーンスープ、牛すじカレーなどの自家製メニューを提供しています。

最近では、その隠れた人気メニューである牛すじカレーを専門に扱う新業態「カレーのあさくま」も、2025年7月に名古屋大須でスタート予定です。

こうして、創業から70年以上、テンポスホールディングスとの連携を通じて成長を続ける「あさくま」は、ロードサイド型ステーキレストランの草分けとして、日本のファミリー外食文化を支える代表ブランドへと進化を遂げています。

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あさくまの定番メニュー!

ステーキレストラン「あさくま」には、長年愛され続ける定番メニューがいくつもあります。

中でも、特に人気の高い定番メニューについて紹介していきます。
主に以下のメニューがあげられます。

あさくまハンバーグ

「あさくまハンバーグ」は、ジューシーな牛肉のうまみが凝縮された人気メニューです。

牛肉100%で作られ、粗挽きならではの肉々しさと、噛むほどにあふれる肉汁が特徴です。

鉄板に乗せられ、熱々の状態で提供されるため、香ばしい焼き目と「ふっくら」とした中身の対比も魅力です。

ソースは、定番の和風やデミグラスのほか、季節限定のバリエーションもあり、幅広い世代に支持されています。

あさくまステーキ

ブランドの象徴ともいえる「あさくまステーキ」は、厳選された肉を使ったボリューム満点の一皿です。

焼き加減を好みに応じて注文でき、肉本来のうまみを堪能できます。シンプルな味付けながら、柔らかくジューシーな食感が特徴で、老若男女問わず人気です。

ガーリックチップやバターをそえて、味の変化も楽しめます。ライスやパンに加え、あさくま自慢のサラダバーとの相性も抜群です。

牛すじカレー

あさくまの隠れた名物とも言えるのが、「牛すじカレー」です。サラダバーコーナーにあるサービスメニューですが、その完成度の高さからファンが多く、単品で販売してほしいという声もあるほどです。

長時間煮込まれた牛すじはとろけるように柔らかく、コク深いルーと絶妙にマッチしています。辛さは控えめで、こどもから大人まで楽しめる味わいです。

これらの定番メニューが、あさくまの「家族で楽しめるステーキレストラン」としての魅力を支えているのです。

今後の見通しは?

今後のあさくまの見通しについては、外食産業全体の変化に対応しながら、地域密着型のファミリーレストランとしての強みを活かせるかがカギを握っているでしょう。

まず、近年の健康志向や持続可能性への関心の高まりに対応し、サラダバーの内容を充実させるなど、ヘルシーでバランスの良いメニューの展開が求められています。

また、物価高や人件費の上昇といった課題にも直面しており、収益性を確保するためのコスト管理や、業務効率化が重要です。

さらに、テンポスホールディングス傘下であることを活かし、グループ内の飲食店ノウハウや設備調達の強みを生かした店舗展開も期待されます。

地方都市や、郊外を中心とした出店戦略を継続し、シニア層やファミリー層など既存顧客のリピート率向上を目指すとともに、若年層へのアプローチ強化も必要です。

加えて、デジタル化による集客・予約・注文の利便性向上や、SNSを活用したブランディング強化も今後の成長に必要不可欠です。

このように、あさくまは伝統的なステーキ文化を大切にしながらも、時代のニーズに即した柔軟な改革を進めることで、さらなる成長と安定経営を目指していくと考えられます。

飲食店で使う調理器具や食器

テンポスで扱っている、飲食店で使う調理器具や、おすすめの食器をご紹介!

ステーキ皿 深丸B 17cm

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ガスグリドル(ガス式鉄板焼き)

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まとめ

今回は、あさくまはどのような料理を提供しているのか?歴史や今後の見通しについて紹介してきました。

あさくまは、ステーキに加えて多彩なサラダバーやコーンスープ、牛すじカレーなどの自家製メニューを提供しています。

今後、持続できるお店作りを目指すためにも、デジタル化による集客・予約・注文の利便性向上や、SNSを活用したブランディング強化などが必須になってくるでしょう。

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