飲食店にとって、最新のトレンドを知っておくことはとても重要です。飲食店ではもちろんのこと、料理のトレンドをおさえてお店に取り入れることで、SNSなどで注目を集めて、話題のお店にできます。
ほろ苦さが特徴の「テリーヌ」をご存じの方もいるのではないでしょうか。
テリーヌとは、フランス料理の一種で、ムース状にした食材(肉や野菜、魚など)をテリーヌ型と呼ばれる陶器の容器に入れ、焼いて固めた料理です。
今回は、贅沢な味わいが楽しめる!フランス発祥「テリーヌ」について紹介していきます。
レシピについても紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。

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目次
テリーヌとは?

テリーヌとは、フランス料理の一つで、お肉や魚、野菜などの食材を型に詰めて加熱し、冷やして固めた料理です。
もともとは、陶器製の「テリーヌ型」という器の名前に由来しており、その器で調理されたことから料理の名前としても使われるようになりました。
見た目は、パウンドケーキのような長方形で、断面に美しい模様が現れるのが特徴です。
テリーヌの種類は、多くにわたります。代表的なものには、豚肉や鶏レバーなどを使った肉のテリーヌ、白身魚やサーモンを使った魚介のテリーヌ、ほうれん草やパプリカなどの彩り豊かな野菜のテリーヌなどがあります。
また、近年ではフォアグラやトリュフを使った高級なものや、デザートとして提供されるチョコレートのテリーヌも人気です。
テリーヌは、冷やして固めるため、しっとりとした食感と濃厚な味わいが楽しめます。
ワインやパンと合わせることが多く、前菜として提供されることが一般的です。
また、作り置きができるため、家庭料理としてもパーティー用のメニューとしても重宝されています。
日本でもフレンチレストランを中心に広く親しまれており、最近では家庭用レシピも多く紹介されるようになっています。
見た目の華やかさとバリエーションの豊かさから、テリーヌは食卓を彩る上品な一品として高く評価されているのです。
テリーヌの魅力とは?
テリーヌの魅力とは、いったいなにがあげられるのでしょうか。
ここでは、テリーヌの魅力について紹介していきます。
主に以下のことがあげられます。
見た目の美しさ
テリーヌは、カットしたときの断面がとても美しい料理です。色とりどりの食材を層にして詰めることで、まるでモザイクのような模様が現れます。
特に、野菜のテリーヌは、緑・赤・黄色など鮮やかな彩りが映え、食卓を華やかに演出してくれます。
見た目のインパクトが強く、パーティーやおもてなしの場にぴったりな一品です。美しさを楽しめる料理は食欲をそそり、特別感も演出しているのです。
多彩なアレンジ
テリーヌは、基本的な作り方を覚えれば、いろいろな食材で自由にアレンジできるのが大きな魅力です。
肉類、魚介類、野菜、豆類、卵など、冷蔵庫にある素材を組み合わせて、自分だけのオリジナルテリーヌを作ることが可能です。
また、ゼラチンを使って冷やし固める冷製テリーヌや、オーブンで焼き上げる温製テリーヌなど、調理法も幅広く、季節や用途に応じて変化を楽しめます。
奥深い味わい
テリーヌは、じっくりと時間をかけて作るため、食材の味がしっかりと染み込み、濃厚で奥深い味わいが生まれます。
特に、お肉やレバーを使ったものは、うまみが凝縮されていてワインと非常に相性がよく、フランス料理の前菜として高く評価されています。
また、冷やして味をなじませることで、さらに味がまとまり、一体感のあるおいしさになります。
食べるたびに違った風味が感じられる、飽きのこない味も魅力の一つです。
これらの要素が合わさって、テリーヌは見ても楽しく、作っても楽しく、食べて満足できる、魅力あふれる料理なのです。
テリーヌ作り方

テリーヌは、見た目が華やかで手間がかかるように見えますが、実は基本を押さえれば自宅でも手軽に作れる料理です。
ここでは、家庭で楽しめる「野菜と鶏ひき肉のテリーヌ」の作り方について紹介していきます。
材料(パウンド型1本分)
・鶏ひき肉:300g
・玉ねぎ(みじん切り):1/2個
・にんじん(細切り):1/2本
・パプリカ(赤・黄など好みで):各1/4個
・ほうれん草:1/2束
・卵:1個
・生クリーム:50ml
・塩、こしょう:少々
・ナツメグ(あれば):少々
・オリーブオイル:小さじ1
準備
野菜は、それぞれ食べやすい大きさに切り、軽く炒めておきます。ほうれん草は、さっとゆでて水気をよく切りましょう。
オーブンは180℃に予熱しておきます。パウンド型には、クッキングシートを敷くと、取り出しやすくなるでしょう。
作り方
フライパンにオリーブオイルを熱し、玉ねぎを炒めて甘みが出るまで火を通します。
ボウルに、鶏ひき肉、炒めた玉ねぎ、卵、生クリーム、塩、こしょう、ナツメグを入れてよく混ぜます。粘り気が出るまでしっかり混ぜることがポイントです。
パウンド型に、ミート種と野菜を層になるように交互に詰めます。見た目を意識して、彩りよく配置することで、切ったときに美しく仕上がります。
型を軽く台に、「トントン」と打ち付けて空気を抜き、アルミホイルでふたをします。
天板にお湯を張り、型をのせて180℃のオーブンで約40〜50分湯せん焼きしましょう。その後、中心まで火が通っているか竹串で確認します。
焼きあがったら粗熱を取り、冷蔵庫で数時間しっかり冷やすと切りやすく、味もなじんでおいしくなるでしょう。
仕上げ・提供
テリーヌは、冷えた状態でカットし、皿に盛り付けます。お好みで粒マスタード、ハーブ、ピクルスなどを添えると一層引き立ちます。
バゲットや白ワインと一緒に楽しむのもおすすめです。
アレンジのポイント
お肉の代わりに、白身魚のすり身を使えば魚介のテリーヌに、クリームチーズを加えれば濃厚な味わいに変化します。
また、ゼラチンで固めた冷製タイプなら加熱を最小限に抑えて作ることも可能です。
旬の野菜や好みのハーブを使って、自由にアレンジできるのもテリーヌの魅力です。
手間はかかりますが、一度作れば数日保存でき、切り分けるだけで食卓が華やかになるので、ぜひ自宅で挑戦してみてください。
テリーヌに使う調理器具や食器
テンポスで扱っている、テリーヌを作る際に使う調理器具や、おすすめの食器をご紹介!
【コメットカトウ】電気スチームコンベクションオーブン 三相200V

丸深皿(中)黒(メラミン) (5個入)

まとめ
今回は、贅沢な味わいが楽しめる!フランス発祥「テリーヌ」について紹介してきました。
テリーヌとは、フランス料理の一つで、お肉や魚、野菜などの食材を型に詰めて加熱し、冷やして固めた料理です。
テリーヌは、見た目の美しさや多彩なアレンジなど多くの魅力を持っています。
自宅でも手軽にテリーヌは作れるため、ぜひ試してみてください。
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