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〜万博開催、インバウンド回復、出店意欲は回復傾向も市場は依然“慎重な時代”へ〜
株式会社Review(リビュー/大阪市中央区/代表取締役:藤本茂夫)は、「人」と「IT」のチカラを組み合わせ、全国の実在する店舗・施設・法人などのデータを独自に収集・整備し、提供するデータプロバイダーです。
日々データを更新し、圧倒的な網羅性とリアルタイム性を保持。
他社にはない“人の手を通した情報の強さ”を武器に、マーケティング・営業戦略・店舗開発など、あらゆるビジネスの支援をしています。
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概要

【開業ラッシュは本当か?万博開催、インバウンド回復の現状】
大阪・関西万博の開催を経て、全国的に「インバウンド回復」「開業ラッシュ」といった報道が続いています。
しかし、実際のデータを見ると、開業件数は必ずしも増加しているとは言えません。
株式会社Reviewが独自に保有・分析する全国飲食店データによると、飲食店の年間開業件数は以下のように推移しています。

「開業ラッシュ」と言われる中でも、実際にはコロナ禍前(2020年)から約3割減の水準にとどまっています。
出店意欲は回復しつつも、出店コストやリスクを見極める“慎重な時代”に入っていることが見て取れます。
こうした背景には、物価高騰や人件費上昇などの複合的な要因が影響しています。
2025年(9月時点)では約37,000件となっており、現時点のペースから試算すると年間着地予想はおよそ59,000件ほどになる見込みです。
もっとも、年末にかけて大型商業施設の開業や観光需要の波など不確定要素も多く、最終的な数字は上下に変動する可能性があります。それでもなお、コロナ禍前を下回る水準で推移しており、開業市場が依然として慎重な姿勢を保っていることがうかがえます。
開業数減少にはどういった背景があるのでしょうか?
開業数の減少傾向には、以下のような複合的な要因が影響しています。
- 物価高騰・人件費上昇による出店コストの増加
- 原材料価格の高止まりによる利益率の圧迫
- 不動産契約や内装費など、初期投資の負担増
一方で、デリバリーやテイクアウト特化型、地方立地型など小さく始める開業の動きも見られ、出店の「質」が変化していることも特徴的です。
開業数の減少=市場の停滞ではない
新規開業の勢いが落ち着く一方で、全国的に既存店のリニューアル・業態転換・ブランド再構築が進んでいます。コロナ禍を経て出店リスクを見極める企業が増え、「拡大」よりも「深化」へと戦略がシフトしているのが特徴です。
具体的には、
- 店舗デザイン刷新やメニュー再構築などの再出発型投資
- テイクアウト・デリバリー特化などの業態転換
- 多店舗展開から、既存店の収益性強化への転換
こうした流れにより、街の印象としては“新しいお店が増えた”ように見えながらも、実際には「既存店の進化」というケースも増えています。
“新規開業店舗データ”とは
こうした変化を正確に捉えるため、Reviewでは「新規開業店舗データ」を毎月ご提供する定額サービスをローンチいたしました。
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ジャンル:飲食店・理美容・医療
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出典:株式会社Review

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