【飲食店向け】数値見える化して水道代削減!その仕組みとは

経営ノウハウ

飲食店の経営を行っていく中で売上を作ることが重要です。お客さんに来てもらって売上を作ることも大事ですが、お店を続けるために経費を削減することも大切です。

経費の中で、料理する時に必要不可欠なのが「水」ですよね。「使う水を減らせばいいじゃん」と考えるものの中々簡単にはいきません。そこで今回は、費用の中での「水」の割合から節水方法まで紹介していきます。誰でも試せることから役立つ商品の紹介していきます。

飲食店での費用の内訳

飲食店の中で、かかってくる費用が2種類あります。固定費変動費です。

固定費・・売上の増減に関わらずかかってくる一定の費用。
     (例)家賃、広告宣伝費、減価償却費etc

変動費・・売上や使用量などによって変動する費用。
     (例)原材料、販売手数料、消耗品etc

水道光熱費は、月の使用量によって費用が変動するため変動費に分類されます。

水道光熱費の割合

一般的には売上のおよそ60%から70%が変動費の目安と言われており、どこの飲食店でもこれぐらいを基準値としています。その中でも水道光熱費が占める割合は、業態にもよりますが約7%から

10%です。ラーメン屋や中華など、水やガスを多く使う飲食店の場合ですと、10%以上占めることもあります。飲食店を経営し続けていくとなると、水道光熱費は売上の5%以下にできると合格と言われています。

水道代料金の仕組み

いざ水道代を減らそう、と思ってもやみくもに減らすより、仕組みを把握し理解していた方が効率的に減らせます。ここでは水道代の内訳や飲食店で水がよく使われる場所を説明していきます。

費用の詳細

水道代は内訳として、基本料金+従量料金で算出されています。
基本料金・・水を使わなくてもかかる料金。メーターの大きさにより料金が変わってきます。
従量料金・・使用した水の量に単価をかけて算出した使用料金のことです。

従量料金には、下水道料金も含まれていますが水以外のものも流れておりメーターで測ることが難しいため、上水道料金で使った同じ分の水として計算されます。

地域によって違うことも

地域によって各事業体が異なりますため水道代が変わってきます。地形的な問題(地理的要因)や人口密度(社会的要因)といった問題より、それぞれの地域での取り組みなどが変わってくるため地域のよっても水道代は変わってきます。

水道代が高くなってしまう原因

水の使いすぎ

単純ではありますが、「使いすぎ」というのがどこでも一番の要因です。
洗い物をしている時に水を出しっぱなしにするなど、使いすぎている箇所がありませんか。

「使う量を減らせばいいんでしょ」と思っていても簡単にできることではありません。
それぞれの使い方、改善できるところは改善していきましょう。

水漏れ

使い方を見直して、それぞれが意識していても水道代が減らない。
起きている原因として代表的なのが「水漏れ」です。蛇口の閉め忘れもありますが、地中部分の配管などで水漏れしているというケースも多々あります。

水漏れのチェックは水道メーターで確認できます。普段使っている水道をしっかり閉まっていることを確認した上でそれでもメーターが回っている場合は、配管で水漏れしている可能性が高いため水道業者に見てもらいましょう。

水道代の値上げ

先ほど記述しましたが、水道代は地域によって金額も変わってきます。「法定耐用年数」というのが定められており、水道管を設置してから40年経過すると更新する必要があります。その時期に水道代が上げられることが多いため、明細書で確認しましょう。

水道代を安くするためには

水道代が高くなってしまう原因や、水道代の詳細を説明しました。
ここからは実際に節水していくための代表例をご紹介します。
一般的なご家庭で使われていることから、飲食店ならではのモノまで代表的なやり方をお伝えしていきますので、ぜひ試してみてください。

つけ置き洗いで使う水の量を減らそう

節水の基本として最も挙げられるのが「つけ置き洗い」です。やり方として40℃以上のお湯を桶やシンクにはり、洗いたい食器と洗剤を入れておくことで油汚れなどが浮き上がってきて少量の水で洗い流すことができます。ただし、長くつけ置きしてしまうと雑菌が繁殖してしまい逆効果になってしまうため20分から30分を目途に留めるといいでしょう。

ゆで汁、とぎ汁の再活用

うどんやパスタのゆで汁、お米のとぎ汁から出るデンプンには食器から汚れを引き離す効果があり、汚れを落とすには最適です。汚れを落としやすくすることで水の量を減らすこともでき、水道代削減にも繋がりますのでぜひ試してみてください。

食洗機を導入しよう

「洗い物」を食洗機に全て任せてしまうことで、実は水道費削減につながることもあります。
手洗いの場合、水を流しながらすすいだりどうしても出しっぱなしになってしまい、気づいたら使いすぎてしまっているケースもあるかと思います。

食洗機を導入することで、水道だ削減はもちろん「洗い物」を行うための人件費、時間も削減でき、手洗いよりも衛生的になることもありますので、この際に一度ご検討してみてはいかがでしょうか。

JETを導入

次世代節水装置と言われている「JET」。蛇口に取り付けるだけで最大30%の水道代が削減できます。使い心地も変わりませんので、ぜひ一度考えてみてはいかがでしょうか。

まとめ

今回は「水道代削減」について、水道代の仕組から削減方法の代表例を紹介しました。
仕組につきましては、それぞれの地域や建物によって変わってきますのでこれを機に見直してみてはいかがでしょうか。

削減方法につきましては、あくまでも事例でございますため何か試してみたときに少しでもお力になれれば幸いです。自分にあった方法で取り入れていきましょう。

ここまで電気料金を削減する方法を挙げましたが、注意点もあります。場合によっては顧客満足度を下げることにつながるので、削減に取り組む際に考えるべきことをご紹介します。

最後に

テンポスフードプレイスは飲食店向けに水道料金削減のサービスを行っております。
ほかにも電気料金やガス料金の削減サービスもあるため、お気軽にご相談ください。

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