用語集

ハイロースト

コーヒーの生豆を焙煎(ロースト)する度合いのひとつ。コーヒーの生豆はそのままでは青臭さがあり香りや味もないことから、飲料用には適さないため、加熱加工が必要である。焙煎をすることによって、豆の成分が化学反応を起こし、コーヒー特有の香りや酸味、苦みなどが引き出される。コーヒーの味の8?9割は焙煎で決まると言われる程重要な工程である。焙煎には度合いがあり、基本的に8段階で区分される。「ハイロースト」は焙煎段階の中間に属し、酸味と苦みのバランスが取れた味わいが特徴。通常、浅煎り程酸味が強く、深煎り程苦みが強くなる。またカフェイン量は浅煎り程多く、深煎り程少ない。