用語集

ナムル

モヤシやワラビなどの野菜、山菜、野草を塩ゆでしたものを調味料とごま油であえた、朝鮮の家庭料理のひとつ。日本ではビビンバの具に使われる事などで有名だが、朝鮮では常備菜となっていて、食事のおかずとして欠かせないものである。ほうれん草、にんじん、モヤシなどの入っている色鮮やかな「ナムル」は調理が簡単なため、日本でも食事の一品料理や弁当のおかずとして出されることも多く、さっとゆでた野菜の水気を切り、醤油、鶏がらスープの素、塩、ごま油、白ごま、ニンニクと混ぜて作るのが一般的。「ナムル」は様々な野菜を一緒に取ることができ美容にも良いと言われているため大変需要のある料理である。味つけのバリエーションも非常に多く、保存食として作り置きが可能で、3日間ほど持つったりと便利な一品である。