用語集

溶岩プレート

溶岩石を加工して作られた調理器具の一種である。天然の溶岩石を2cmほどの厚みにスライスしたシンプルな形状であることが多い。一般的な鉄板やホットプレートのように、直火で温め、その上に肉や野菜をおいて加熱調理するために用いられる。溶岩石プレートは遠赤外線効果により、食材の水分を過剰に奪うことなく、加熱させることができるため、食感にふっくら、もしくはふんわりとした感触が生まれる。さらに、食材が焦げるリスクが少ないことや、焼いても煙がほとんどでないという調理器具としての機能性の高さも特長のひとつである。富士山や桜島のものなど、どの火山からできた溶岩を使用しているか、もしくは、プレートとしての見た目や使い勝手の良さなどにより価格が異なるが、天然の溶岩であるため、それぞれのプレートには個性があり、基本的に1点ものである。