（この記事は2023年8月時点の情報に基づき作成しております。）
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美味しい料理に欠かせないお酒
こんにちは！テンポスドットコムのグルメ担当ことハカセです。もともと飲食店検索サイトを運営する会社にいたので、食べ歩きが好きで美味しいものを食べるためならどこにでも出かけられます。
今回は美味しい料理に欠かせないお酒特集ということで、ビールについて改めて調べてみました。暑い時期が終わっても、味わい深いビールでの乾杯は最高ですよね。今回はおすすめのビールも紹介します。ぜひ参考にしてみて下さい。
ビールの種類のご紹介
ラガービール（Lager Beer）
一般的なビールスタイルで、下面発酵（低温の発酵）で製造されます。一般的なサブスタイルにはピルスナー（Pilsner）やヴァイツェン（Weizen）などがあります。一般的には比較的軽やかで爽やかな味わいが特徴で、クリアで明るい色合いを持ちます。よく見る大手ビール会社のビールはピルスナーが多くなっています。例えば、KIRIN一番搾り、サッポロ黒ラベル、アサヒスーパードライ、バドワイザー、オリオンビールなどもラガービールのピルスナーに分類されます。身近なビールです。
エールビール（Ale Beer）
ラガービールとは異なり、上面発酵（高めの温度での発酵）で製造されます。歴史は中世からと古く、発酵期間は3～4日程度で熟成も2週間程度です。インディアペールエール（IPA）やポーター（Porter）、スタウト（Stout）などがあります。味わいは幅広く、ホップの苦味や果実の風味が際立つことがあります。エールビールは少量多品種が特徴です。例えばペールエール、インディア・ペール・エール（IPA）などがあります。ヤッホーブルーイングなどがよく作っています。
インディアペールエール（India Pale Ale, IPA）
インディアペールエール（通称IPA）は18世紀末にインドがイギリスの植民地だったころに、インドに滞在するイギリス人にペールエールを送るために造られたビールです。この時の海上輸送中に傷まないように防腐剤の役割を持つホップを大量に投入したため、香りと苦みが非常に強いのが特徴です。こちらもエールビールの一種です。アメリカンIPA、イングリッシュIPA、ニューイングランドIPAなど、さまざまなサブスタイルがあります。
スタウト（Stout）
スタウト（Stout）は英語で「強い」という意味です。いわゆる「黒ビール」の一種で、真っ黒な見た目と、香ばしいナッツやチョコレート、コーヒーのような香りが特徴です。ドライスタウト、スウィートスタウト、アイリッシュスタウトなどがあり、チョコレートやコーヒーの風味が感じられることがあります。スタウト発祥の国である英国では牡蠣とスタウトは最高の組み合わせとして知られていました。牡蠣はロンドンで手に入りやすかったらしく、労働者向けの安価なおつまみとして最適だったそうです。
ポーター（Porter）
ポーターというビアスタイルは、1722年にイギリスのロンドンで生まれたと言われています。売れ残ってしまった「古いブラウンエール」と、「新しいブラウンエール」、そして「ペールエール」を混ぜてつくった「スリースレッド」という安いビールが庶民の間で人気を博したのが全てのはじまりだそうです。「こんなに人気なら、わざわざ混ぜるのも大変だから、あらかじめ作ってしまったらいいんじゃないか」ということで生まれたのが「ポーター」です。スタウトと似ていてダークな色合いと複雑な風味があります。チョコレートやキャラメルのような甘い香りと、穏やかな苦味が特徴です。
ヴァイツェン（Weizen）
ヴァイツェン（Weizen）はドイツ語で小麦を意味します。 通常ビールの麦芽は大麦を発芽させたものですが、ヴァイツェンでは50%以上小麦麦芽が使われています。 ヴァイツェンはヴァイスビアとも呼ばれ、こちらはヴァイス（weisw＝白）ビア（bier=ビール）の意味で、実際に白いビールです。ヴァイツェンはフルーティで爽やかで軽やかさがあり、私も大好きなビールです。バナナの香りがするエステル香が特徴となっています。といわれる有名なところではヒューガルデン、あとはヴァイツェンボックやヘーフェヴァイツェンなどがあります。名前を見るだけで飲みたくなるのは不思議です。
ラムビック（Lambic）
ベルギー発祥の特殊な酵母を用いたビールで、野生酵母による発酵が行われます。ランビック・ビールとは、培養した酵母を使用せず、空気中に浮遊している野生酵母や微生物を利用して自然発酵させた伝統的ベルギービール。強い酸味と独特の香りが特徴です。ストレート・ランビックを元として、ブレンドしたり、フルーツを混ぜたりして、さまざまな種類が造られています。酸味や果物の風味が楽しめるのはラムビックならではです。一般的なビールとはまったく異なる風味を楽しむことができます。
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まとめ
いかがでしたか？今回はビールの種類を紹介してみました。
次回の記事ではビールを美味しくいただくために必要な厨房機器やグラスなどを紹介します。テンポスドットコムにもビールグラスも様々ご用意しています。是非ご覧になって下さい。
