飲食店にとって、最新のトレンドを知っておくことはとても重要です。飲食店ではもちろんのこと、料理のトレンドをおさえてお店に取り入れることで、SNSなどで注目を集めて、話題のお店にできます。
冬の季節に体温まる「コーンポタージュ」をご存じの方もいるのではないでしょうか。
コーンポタージュとは、コーンを裏ごしして実がなくなるまですりつぶしたスープを指します。舌触りがなめらかで、とろりとした食感が特徴的です。
今回は、とろ〜りなめらか!1年中飲みたくなる「コーンポタージュ」について紹介していきます。
レシピについても紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。

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目次
コーンポタージュの発祥

コーンポタージュの発祥は、フランス料理に由来すると言われています。
「ポタージュ(potage)」は、フランス語で「スープ」を意味しており、もともとは濃厚なスープ全般を指す言葉です。
フランスのポタージュ文化は中世にまでさかのぼり、いろいろな野菜やお肉を煮込んで作るスープが食卓に並んでいました。
トウモロコシを使用したスープ自体は、16世紀に南米からスペインやポルトガルを経由してヨーロッパに広まったトウモロコシが、各国の料理に取り入れられる中で誕生したと考えられます。
しかし、現在のようなクリーミーなコーンポタージュが確立されたのは、19世紀以降だと伝えられています。
フランス料理では「ポタージュ・ド・マイス(Potage de maïs)」として知られ、バターやクリームを加えて仕上げるのが一般的です。
一方で、アメリカでもコーンスープの文化が発展しました。特に、ネイティブ・アメリカンがトウモロコシを食生活の中心としていたため、ヨーロッパからの移民がそれを取り入れ、アメリカ風のコーンスープが発展したのです。
19世紀後半には、缶詰の技術が発達し、キャンベルなどの企業がコーンスープの缶詰を販売するようになり、世界中に広まりました。
日本には、明治時代に西洋料理の一環として伝わったとされるが、一般に広まったのは、戦後のインスタント食品やレストランのメニューが普及してからです。
特に、1970年代にポッカが缶入りのコーンポタージュを販売し、手軽に楽しめる商品として人気を集めました。
現在では、家庭料理やファストフード店、自動販売機でもおなじみのスープになっています。
コーンポタージュは糖質が高いって本当!?
コーンポタージュは糖質が高いのでしょうか。結論から言うと、コーンポタージュは糖質が比較的高めのスープです。
理由は、主な原料であるトウモロコシが炭水化物を多く含んでいることがあげられます。
ここでは、コーンポタージュ糖質について紹介していきます。
主に以下のことがあげられます。
コーンポタージュの糖質量はどれくらい?
市販のコーンポタージュ(1杯約200ml)には、およそ15g〜20gの糖質が含まれています。
これは、白米お茶碗1/3杯分(約50g)に相当し、スープとしては比較的高糖質といえるでしょう。
特に、缶入りやインスタントのコーンポタージュは、甘みを強調するために砂糖や、デンプンが加えられていることがあり、さらに糖質量が増えてしまうのです。
なぜコーンポタージュは糖質が高くなるのか?
ここでは、なぜコーンポタージュは糖質が高くなってしまうのかについて紹介していきます。
主に以下のことがあげられます。
・トウモロコシ自体の糖質が多い
・とろみを出すために小麦粉やデンプンを使用
・牛乳や生クリームの影響
それぞれ詳しくみていきましょう。
トウモロコシ自体の糖質が多い
一つ目は、トウモロコシ自体の糖質が多いことです。
トウモロコシは、炭水化物が主成分で、100gあたり約15gの糖質を含んでいます。
また、じゃがいも(約16g)と同程度であり、野菜の中では糖質が多い部類に入ります。
とろみを出すために小麦粉やデンプンを使用
二つ目は、とろみを出すために小麦粉やデンプンを使用していることです。
コーンポタージュは、クリーミーな口当たりを出すために、小麦粉やコーンスターチ(デンプン)を加えることが多く、これが糖質を増やす要因となってしまうのです。
牛乳や生クリームの影響
三つ目は、牛乳や生クリームによる影響です。牛乳には、乳糖(ラクトース)という糖分が含まれています。
特に、生クリームを加えた場合、脂質だけでなく糖質も若干増えてしまうのです。
糖質を抑えたコーンポタージュの作り方
糖質を気にする方でも楽しめるよう、以下の工夫をするとよいでしょう。
・低糖質の豆乳やアーモンドミルクを使う(牛乳の代わりに)
・小麦粉やデンプンを使わず、ミキサーでなめらかにする
・甘みを足したい場合は玉ねぎをじっくり炒める(砂糖を使わない)
・市販品を選ぶときは糖質オフのものを探す
これらの方法を試してみることで、糖質を抑えたコーンポタージュが作れます。
コーンポタージュは健康に悪いの?
糖質が高めとはいえ、コーンポタージュ自体は栄養価の高いスープです。トウモロコシには、食物繊維、ビタミンB群、カリウムなどが含まれ、エネルギー補給や腸内環境の改善にも役立つと期待されています。
ただし、糖質制限中の方や血糖値が気になる方には、食べる量や頻度を調整したほうがよいでしょう。
コーンポタージュは、糖質が比較的高いスープであることは事実であるものの、適量であれば問題ありません。
糖質を抑えたレシピを工夫することで、ヘルシーに楽しむこともできます。市販品を選ぶ際には、成分表示を確認し、自分に合ったものを選ぶとよいでしょう。
コーンポタージュの作り方

ここでは、自宅で簡単に作れる基本のコーンポタージュのレシピについて紹介していきます。
ミキサーがあれば、滑らかに仕上がり、本格的な味が楽しめます。
主に以下の材料や作り方があげられます。
材料(2〜3人分)
・コーン缶(クリームタイプ):1缶(約190g)
・牛乳: 200ml
・玉ねぎ:1/2個
・バター:10g
・コンソメ:小さじ1
・水:100ml
・塩・こしょう:少々
作り方
玉ねぎを炒める
フライパンにバターを溶かし、薄切りにした玉ねぎを弱火でじっくり炒めます。
甘みが出るまで、5分ほど炒めるのがコツです。
コーンと水を加える
玉ねぎがしんなりしたら、コーン(缶汁ごと)と水を加えて弱火で3分ほど煮ます。
ミキサーで滑らかに
火を止め、粗熱を取ってからミキサーで滑らかにしておきましょう。裏ごしすることで、よりクリーミーに仕上がります。
牛乳とコンソメを加えて温める
鍋に戻し、牛乳とコンソメを加えて弱火で温めます。
その後、塩・こしょうで味を調えましょう。
仕上げ
器に注ぎ、お好みでパセリやクルトンをのせれば完成です。
ポイント
クリーム感を増したい場合は、生クリーム(50ml)を加えると豪華な味わいになります。
より本格的にするのであれば、とうもろこしの実を削いで使用すると風味が向上するでしょう。
自宅で作れるコーンポタージュは、簡単なので、ぜひ自宅で試してみてください。
コーンポタージュに使う調理器具や食器
テンポスで扱っている、コーンポタージュを作る際に使う調理器具や、おすすめの食器をご紹介!
ベレム スタック モーニング碗皿

ティーカップ サファイア

まとめ
今回は、とろ〜りなめらか!1年中飲みたくなる「コーンポタージュ」について紹介してきました。
コーンポタージュは、フランスで発祥したと言われています。「ポタージュ(potage)」は、フランス語で「スープ」を意味しており、もともとは濃厚なスープ全般を指す言葉です。
コーンポタージュは糖質が高いものの、食物繊維、ビタミンB群、カリウムなどが豊富に含まれている栄養価が高いスープです。
自宅でも簡単に作れるため、ぜひ試してみてください。
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