9月といえば、まだ残暑が続く一方で、山々や高原では早くも紅葉が始まり、秋の訪れを感じられる季節です。
そんな風景を楽しみながらいただく食事は格別で、旅の楽しみをさらに豊かにしてくれます。
各地では、紅葉狩りと一緒に楽しめる季節限定のグルメや郷土料理が登場し、旬の味覚と景色を同時に堪能できます。
今回は、9月に紅葉が楽しめる！？現地で人気のおすすめメニュー5選について紹介していきます。
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目次
9月に紅葉が楽しめる！？
紅葉といえば、10月や11月を思い浮かべる方が多いですが、実は9月から鮮やかな紅葉を楽しめる場所が日本各地にあります。
特に、標高の高い山岳地帯や北国では、夏の暑さが和らぐ頃から色づき始め、早秋ならではの、美しい景色が広がります。
まず有名なのが北海道・大雪山系です。黒岳や、旭岳では9月上旬から紅葉が始まり、日本一早い紅葉スポットとして知られています。
ロープウェイや登山道からは、赤く染まったナナカマドや黄色いダケカンバが山全体を覆い、雄大な景観を楽しめます。
次に、岩手県の八幡平も9月中旬頃から見頃を迎え、広大な湿原と色鮮やかな木々が織りなす景色は、訪れる人々を魅了しています。
また、宮城と山形にまたがる蔵王連峰では、標高の高いエコーライン沿いから紅葉を先取りでき、ドライブスポットとしても人気です。
さらに、本州でも標高の高い山岳地帯では9月に紅葉が始まります。長野県の乗鞍岳や上高地は、朝晩の冷え込みによって木々が少しずつ色づき、早秋の澄んだ空気とともに美しい光景を見せてくれます。
観光客の少ない時期に訪れることで、静かに紅葉を満喫できるのも魅力です。
このように、9月は北から南へ、そして標高の高い場所から低い場所へと紅葉前線が進む季節です。
秋の訪れを一足早く感じたい方にとって、絶好の旅先となるでしょう。
八幡平はどんな場所？
八幡平（はちまんたい）は、岩手県と秋田県にまたがる標高1,600メートル前後のなだらかな山岳地帯で、十和田八幡平国立公園の中心をなす自然豊かなエリアです。
火山活動によって形成された地形が特徴で、高原一帯には湿原や火口湖、温泉が点在し、四季折々の景観が楽しめることから観光地として高い人気を誇ります。
山頂付近は、広大で穏やかな起伏が続き、ハイキングやトレッキングに適したルートが整備されており、初心者から上級者まで幅広く楽しめます。
八幡平の魅力の一つは、豊かな湿原と湖沼群です。鏡沼や八幡沼など、大小さまざまな池沼が散在し、初夏にはワタスゲやニッコウキスゲなど高山植物が咲き誇り、訪れる人々を癒してくれます。
また、標高の高さから秋の訪れも早く、9月中旬にはナナカマドやダケカンバが鮮やかに色づき、日本でも早い紅葉スポットとして知られています。
澄んだ青空と紅葉のコントラストは絶景で、多くの写真愛好家が足を運びます。
さらに、八幡平は温泉の宝庫としても有名です。特に、乳白色のお湯で知られる藤七温泉は日本でも珍しい高地温泉で、露天風呂からは山々の雄大な景色を一望できます。
その他にも、松川温泉や後生掛温泉など、歴史ある名湯が点在し、登山や観光の疲れを癒すのに最適です。
アクセス面では、岩手県側からは八幡平アスピーテライン、秋田県側からは樹海ラインと呼ばれる観光道路が整備され、ドライブでも絶景が堪能できます。
春の雪の回廊、夏の高原植物、秋の紅葉、冬の樹氷と、一年を通して異なる魅力を持つ八幡平は、自然を愛する人々にとって何度でも訪れたい特別な場所といえるでしょう。
八幡平で人気のおすすめメニュー5選！
八幡平は、美しい山岳風景や温泉だけでなく、地元食材を活かしたグルメも大きな魅力です。
自然豊かな環境で育まれた食材を使った料理は、観光の楽しみをさらに広げてくれます。
ここでは、八幡平で特に人気のおすすめメニューについて紹介していきます。
主に以下のメニューがあげられます。
八幡平牛のステーキ・焼肉
八幡平は、ブランド牛「八幡平牛」の産地として知られています。脂の甘みと赤身の旨みのバランスが絶妙で、柔らかくジューシーな肉質が特徴です。
地元のレストランや、旅館ではステーキや焼肉が提供され、観光客の間でも特に人気です。
地元産の野菜と一緒に楽しむことで、より一層味わい深くなるでしょう。
山菜料理
八幡平の豊かな自然が育む山菜も、この地域ならではの味覚です。ワラビやゼンマイ、タラの芽などは、春から初夏にかけて採れる旬の食材で、天ぷらやおひたし、山菜そばとして提供されます。
素朴ながらも素材の香りや食感が楽しめ、自然の恵みを存分に感じられる一品です。
きりたんぽ鍋
秋田県側の八幡平で定番の郷土料理が「きりたんぽ鍋」です。炊き立てご飯をつぶして棒に巻き付け、香ばしく焼いたきりたんぽを鶏肉や野菜と一緒に鍋で煮込みます。
秋から冬にかけての肌寒い季節にぴったりで、温かい出汁と具材のうまみが体に染みわたる、心も体も温まる料理です。
岩魚（イワナ）の塩焼き
八幡平は、清流が多く、川魚料理も人気があります。中でも岩魚の塩焼きは、香ばしい香りと「ふっくら」とした白身が特徴で、川魚ならではの淡白な味わいを楽しめます。
囲炉裏や炭火で焼き上げるスタイルは、旅情を感じさせ、地元ならではの食体験としておすすめです。
ブルーベリースイーツ
八幡平は、ブルーベリーの名産地でもあり、夏から秋にかけて新鮮な実が楽しめます。
ブルーベリーパイやタルト、ジャムなどのスイーツは観光客に人気で、お土産としても喜ばれます。
甘酸っぱいブルーベリーと「サクサク」の生地の組み合わせは、自然の恵みを存分に感じられる一品です。
八幡平で味わう料理は、地元の自然や文化と密接に結びついています。紅葉や温泉とあわせて堪能すれば、旅の満足度がより一層高まるでしょう。
自然の中で育まれた食材を五感で楽しむ体験は、訪れる人々の心に深く残るはずです。
飲食店で使う調理器具や食器
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深型両手鍋 20cm
プレス鉄板焼 マッチ点火式
まとめ
今回は、9月に紅葉が楽しめる！？現地で人気のおすすめメニュー5選について紹介してきました。
9月から鮮やかな紅葉を楽しめる場所が日本各地には数多くあり、北海道や岩手県など紅葉スポットがいくつかあげられます。
今回は、八幡平に絞ってメニューを紹介してきましたが他の地域にも多くのご当地グルメがあるため、現地に行った際はぜひ楽しんでみてください。
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