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ネパール発祥スイーツ「セルロティ」をご存じの方もいるのではないでしょうか。
セルロティとは、ネパールのお祭りやお祝い事などに食べる、ドーナツのようなお菓子です。
「もちもち」食感が味わえるセルロティは、ネパール国民にとって欠かせないお菓子です。
今回は、「もちもち」とした食感が特徴的!ネパール発祥「セルロティ」について紹介していきます。
レシピについても紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。

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目次
セルロティとは?

セルロティは、ネパールの伝統的な揚げパンの一種で、主に祝祭や特別な行事の際に作られている、甘いリング状の食品です。
見た目はドーナツに似ているものの、米粉を主原料とし、独特の「もちもち」とした食感が特徴です。
発祥と歴史
セルロティの正確な起源は明確ではありませんが、何世紀にもわたってネパールの家庭で受け継がれてきた伝統的な食品です。
特に、ヒンドゥー教の重要な祭りである「ティハール」や「ダサイン」の際に作られ、神々への供物として捧げられることもあります。
農村部では、セルロティは結婚式や収穫祭、その他の祝い事の際にも作られ、家族や地域の人々と分かち合う食べ物として親しまれているのです。
セルロティの魅力とは?
ネパールの伝統的な揚げパン「セルロティ(Sel Roti)」は、その独特な味わいと文化的な背景から、多くの人々に愛されています。
ここでは、セルロティの魅力について紹介していきます。
主に以下のことがあげられます。
もちもち&カリカリの食感の魅力
セルロティの最大の魅力の一つは、その独特な食感です。米粉を主原料とし、外側は油で「カリッ」と揚がりながらも、中は「もっちり」とした弾力のある仕上がりになります。
「カリッ&モチッ」の食感の対比がクセになるおいしさを生み出し、一度食べると忘れられない味わいになります。
また、揚げたてのセルロティは香ばしく、甘みが引き立ちます。
シンプルながら奥深い味わい
セルロティは、米粉、牛乳、砂糖、ギー(精製バター)など、シンプルな材料で作られていますが、その味わいは奥深いものがあります。
カルダモン(ショウガ科の多年草で、果実を乾燥させたスパイス)や、クローブ(フトモモ科の常緑樹のつぼみを乾燥させたスパイス)などのスパイスを加えることで、ほのかにスパイシーな香りが漂い、より一層味に深みが増します。
また、甘すぎず素朴な味わいのため、紅茶やミルクティーと一緒に味わうと相性抜群です。
祝祭や特別な日の特別感
セルロティは、ネパールの「ティハール」や「ダサイン」といった重要な祭りで欠かせない伝統的な食べ物です。
家庭で手作りされ、神々への供物として捧げられることもあります。そのため、セルロティには「特別な日の味」というイメージがあり、ネパールの人々にとっては懐かしく、温かい思い出とともに語られる食べ物です。
また、結婚式やお祝いの場でも振る舞われ、家族や友人とシェアする楽しさがあります。
海外でも愛されるネパールの伝統の味
セルロティは、ネパール国内だけではなく、ネパール系住民が多いインドのシッキム州やダージリン地方。
さらには、ネパール移民が多い国々でも親しまれています。
特に、ネパール人コミュニティがある地域では、伝統的な味を再現するために家庭で作られたり、現地の文化と融合した新しいアレンジが生まれたりしています。
こうしたグローバルな広がりも、セルロティの魅力の一つです。
セルロティは、独特の食感、シンプルながら奥深い味わい、祝祭の特別感、海外でも愛される伝統の味、という魅力を持つネパールのソウルフードです。
素朴なおいしさと文化的背景が、多くの人々をひきつけ続けているのです。
セルロティ作り方

セルロティは、ネパールの伝統的な揚げパンで、特別な道具がなくても自宅で作ることができます。
材料もシンプルで、発酵不要のため比較的短時間で仕上がるのが魅力です。
ここでは、自宅で簡単に作れるセルロティのレシピについて紹介していきます。
主に以下の材料や作り方があげられます。
材料(約5~6個分)
・米粉:250g
・砂糖:50g
・牛乳または水:200~250ml(調整しながら加える)
・ギー(またはバター):大さじ1
・カルダモンパウダー:小さじ1/2(お好みで)
・塩:ひとつまみ
・揚げ油:適量
作り方
生地を作る
大きめのボウルに米粉、砂糖、カルダモンパウダー、塩を入れ、よく混ぜます。
牛乳(または水)を少しずつ加えながら、ダマにならないように混ぜましょう。
ギー(または溶かしバター)を加え、さらによく混ぜます。生地は、ホットケーキの生地よりも少し緩めの、とろりとした状態になるようにしておきます。
生地を休ませる
生地を30分ほど室温で休ませます。休ませることで、米粉が水分を吸収し、なめらかな生地になり、揚げたときに「もちもち」の食感が出ます。
油を温める
鍋やフライパンに深めに油を入れ、約170〜180℃に加熱します。温度が高すぎてしまうと、すぐに焦げてしまうため注意が必要です。
セルロティを成形して揚げる
生地を片手または注ぎ口のある容器に入れ、油の上で円を描くように流し込みます。
直径10〜15cmほどのリング状になるように調整しましょう。片面がこんがりきつね色になったら、トングや箸で裏返します。
両面が均一に揚がったら取り出し、キッチンペーパーの上で油を切りましょう。
仕上げと楽しみ方
揚げたてをそのまま食べてもおいしいですが、紅茶やミルクティーと一緒に食べるとより美味しさが引き立ちます。
また、ハチミツや練乳をかけたり、ヨーグルトと一緒に食べたりするアレンジもおすすめです。
ポイント&コツ
ここでは、ポイントと作るコツについて紹介していきます。
生地の固さ
水分が多すぎると形が崩れ、少なすぎると流しにくいです。試しに少量を揚げながら調整するとよいでしょう。
成形のコツ
スプーンやレードル(おたま)ではなく、絞り袋やボトルに入れて注ぐときれいな円形になりやすいです。
油の温度管理
温度が低すぎると生地が油を吸いすぎ、高すぎてしまうと外側だけが焦げてしまうため、温度管理が重要です
自宅で作るセルロティは、シンプルながらも奥深い味わいで、「もちもち&カリカリ」の食感が楽しめる一品です。
特別な道具がなくても作れるため、ぜひ試してみてください。
セルロティに使う調理器具や食器
テンポスで扱っている、セルロティを作る際に使う調理器具や、おすすめの食器をご紹介!
ネオクラフト 窓付BOX L 20入

電気ドーナツフライヤー

まとめ
今回は、「もちもち」とした食感が特徴的!ネパール発祥「セルロティ」について紹介してきました。
セルロティは、ネパールの伝統的な揚げパンの一種で、ドーナツに近いお菓子です。
ネパールの人気お菓子、セルロティは特別な道具が一切いらないため、手軽に作れます。
ぜひ、自宅で試してみてください。
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