毎朝、早くから仕込みをして並べたパン。できるだけ多くのお客さまに届けたいのに、**閉店間際には棚に残ったパンの山を見てため息…**ということはありませんか?
この記事では、売れ残り=ロスを減らすために、実際のパン屋現場でも効果があった5つの具体策を紹介します。
途中には、30代女性パン屋店主と、実力派コンサルタント「今さん」のリアルな会話も。現場目線での悩みと、プロの提案に注目です。

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目次
1. 「売れ残りやすいパン」を見える化する

店長「最近、クロワッサンがよく残ってる気がして…。でも天気や曜日でまちまちなんですよね」

今さん「“気がする”だけでなく、ちゃんとデータを取ってみましょう。曜日×天気×時間帯別の販売数、最低1週間記録すると見えてきますよ」
売れ残るパンの傾向を把握するには、販売データを簡単に記録・分析することが第一歩。
紙でもExcelでもOK。とくに「時間帯」と「天気」の相関を見ておくと、調整しやすくなります。
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2. 小ロットでこまめに焼く仕組みを作る

今さん「一度に大量に焼くと、ロスリスクが高くなります。オーブンの使い方を工夫して“こまめに焼く”ほうが、トータルで効率的ですよ」

店長「確かに!午後用に少しだけ焼く仕組み、考えてみます」
忙しい朝にまとめて焼いておきがちですが、焼成タイミングをずらして分割すると、焼きたてが出せて、売れ残りも減るという一石二鳥の効果が。
3. 【接客が無機質になっている】

店長「夕方に来るお客さんに向けて、値引きタイミングを変えるってどうですか?」

今さん「いいですね。ただ“安売り感”が出ないように、POPの書き方にひと工夫しましょう。“今日だけお得!”みたいに」
15時以降は来店客数が減りがち。閉店1〜2時間前を目安に割引販売することで、ロス回避+追加売上を狙えます。
4. ロスを「焼きたてラスク」や「福袋」に再活用

店長「焼き菓子部門を強化しようか悩んでいたんです」

今さん「ラスクは利益率も高いし、人気も出やすいです。袋のデザインやPOPも可愛くすればギフト需要もいけますよ」

前日のバゲットや残ったロールパンは、翌日のおやつ系に再加工すれば立派な商品に。
5. 予約・取り置きシステムを活用する

今さん「最近はLINEでの“取り置き予約”が人気ですよ。ロスを減らしながら、来店動機もつくれる」

店長「うちの常連さん、LINE使ってる方多いのでやってみます!」
事前注文や取り置きは、ロス削減と客数の安定化に効果的。無料の予約システムやLINE公式アカウントを使えば、初期費用なしで導入可能です。
まとめ|ロス削減は「見直す・減らす・活かす」が鍵
売れ残り=ムダではなく、見直しのヒントと捉えることがポイントです。
「今日も売れ残った…」で終わるのではなく、
「なぜ残った?」「どう活かす?」と考えることで、
毎日の仕込みがもっと確実に、売上につながるようになります。
#パン屋 #ロス #売れ残り

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