うだるような暑さが続く真夏の京都。街歩きで汗をかいた後には、見た目にも涼しく、ひんやり美味しい和菓子や和スイーツが格別です。今回は、京都の風情を感じながら涼を取れる、代表的な5つの品をご紹介します。
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目次
夏の京都で食べたい和菓子・和スイーツ
1. くずきり
葛粉から作られるくずきりは、真夏の京都を代表する甘味です。
冷たい氷水に浸された透明な麺状のくずきりを、上品な甘さの黒蜜につけていただきます。 そのツルンとした喉越しと、箸で持ち上げても切れないほどのしっかりとしたコシは、良質な葛粉を使っている証。口に運ぶたびに涼が広がり、暑さで疲れた体を内側から癒やしてくれます。
2. わらび餅
口溶けの良いわらび餅も、夏の京都には欠かせません。
本わらび粉を使ったわらび餅は、とろけるような食感と、つるりとした口当たりが魅力。口に入れた瞬間に消えてしまうような儚さが特徴です。冷やしてきな粉や黒蜜をかけていただきます。その優しい甘さが、ほっと一息つきたい時にぴったりです。
3. 抹茶のかき氷・パフェ
京都といえばやはり抹茶。夏の暑い日には、濃厚な抹茶の風味を存分に楽しめる抹茶のかき氷やパフェが人気です。
- かき氷：ふわふわのかき氷に、たっぷりとかけられた抹茶シロップは、口の中でふわりと溶け、ひんやりとした冷たさが体をクールダウンさせてくれます。
- パフェ：抹茶アイスや白玉、あんこ、抹茶ゼリーなど、様々な食材が層になっており、飽きることなく楽しめます。
4. 琥珀糖・水ようかん
涼やかな見た目が美しい和菓子も人気です。
- 琥珀糖：宝石のようにキラキラと輝き、外側はシャリシャリ、中はプルプルとした独特の食感が楽しめます。見た目も美しく、お土産にも喜ばれます。
- 水ようかん：つるりとした喉越しと、なめらかな口当たりが魅力。ひんやりと冷やして食べると、より一層美味しく感じられます。
5. 水無月（みなづき）
京都では、6月30日に夏越の祓（なごしのはらえ）という風習で、水無月を食べる習慣があります。
小豆には邪気を払う意味が、三角形の形には暑気を払う氷を表す意味が込められています。夏の暑さを乗り切るための縁起物として、真夏に入ってからも多くの和菓子店で販売されています。ういろうのもちもちとした食感と、小豆の優しい甘さが特徴です。
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まとめ
真夏の京都を訪れた際は、ぜひこれらのひんやり和菓子やスイーツで、暑さを乗り切ってみてはいかがでしょうか？
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