なぜ、みんなは焼肉店を開業したがるのか?本当に儲かるのか?

飲食店開業支援

今、焼肉店用の機器を探す人、焼肉店居抜き物件の問合せをする人が増えています。なぜ、焼肉店開業を目指す人が増えているのでしょうか?

このコーナーでは焼肉店を開業するメリットや注意点について考えていきたいと思います。

みんなは焼肉店を開業したがるのか?

たくさんある外食の業種のなかで、なぜ今焼肉店なのでしょうか? この時流に乗って大丈夫なんでしょうか?
数多くの飲食店の出店、退店のお手伝いをしてきたテンポスグループの社員の目から考えていきたいと思います。

みんな焼肉が大好き

みなさんは「焼肉」というとどんなイメージを持たれますか?

「スタミナ」「牛肉」「ホルモン」「食べ放題」「バーべキュー」「にんにく」「たれ」「にぎやか」・・・なんだか力強さやたくさん食べるイメージですよね。また前向きなイメージも多いのではないでしょうか?

ハレの日に選ばれやすい

運動会や試合など体を動かしたあと食べたくなるのも焼肉が一番人気だそうです。

そうです。みんな焼肉が大好きです。そして必ず楽しいイメージがついてきます。
とここまでは焼肉店の開業に関してのプラスのイメージばかり述べてきましたが、もう少し数字の面や時期なども考えていきましょう。

客単価が高い

焼肉は、コースやセットメニュー、サイドメニューを注文されることが多く、ドリンクの注文や追加も受けやすいため、他の業態と比較すると圧倒的に客単価が高い業態と言えます。「和牛〇〇〇円!」「カルビ〇〇〇円!」などの薄利なキラーメニュ―を販促のために前面に押し出してもセットメニューやサイドメニューが利益をカバーしてくれます。

時期にあっている

焼肉業界はコロナ下で他の飲食に較べ影響を受けにくかったという記事を多く目にしました。
これは「換気」が問われる時に焼肉店はダクトで空気を吸い込み店内の空気は常に新しいものになっているからと言われます。

また個食、黙食がクローズアップされるこの時期に一人での焼肉というスタイルも出てきました。

本当に儲かるのか?

では焼肉屋は本当に儲かるのでしょうか? 人件費や原材料の視点から考えていきたいと思います。

少人数でできる

焼肉のいいところは調理の大部分をお客様が自ら行うということです。

ごくまれに「フルサービス」を売りにしている焼肉屋がありますが、ほとんどの焼肉店は焼く作業はお客様が担当します。
本場の韓国でも以前は店員が焼くパターンがほとんどでしたが、日本式が逆上陸して人気を博していると聞きます。

店側は下調理食材と環境を提供するだけでお客様は自分の加減で焼いて食べます。ですから無責任な言い方をするようですが、肉の調理に関してはお客様の自己責任となります。


焼く工程をお客様にお願いすることによって他の飲食店に比べ厨房での作業を大きく減らすことができます。

オーダーもタッチパネルにして徹底的に少人数化している店舗もふえてきました。初期投資は必要ですが、人件費高騰の打開策、注文増とういう観点で経営者から 注文の手軽さ(特に若年層に)、店員との接触回数減という観点でお客様から支持されています。実際にここ数年急速な店舗展開をしている焼肉チェーンはこの営業スタイルです。

フードロスがでにくい

焼肉のいいところは食品ロスが少ないところです。

牛肉は捨てるところが無いとよく言われるように色々な部位で提供できます。とういうことは・・・稀少部位などを日替わり限定メニューにすればいくらでもロス回避が可能となり結果トータルの原価率を下げることができます。

また他の業種に比べてメニュー数が少ないので使用する食材も自ずと減ってきますので管理が楽になります。

押さえるポイントがシンプル

焼肉屋に関する色々なブログやページで出てくるのが「焼肉店は押えるポイントがシンプル」というところです。
そのシンプルなポイントとは「肉の品質」と「メニュー」のふたつだと言っても過言ではありません。

注意したい点

なんだ簡単じゃないかと思われたかたもいらっしゃるかと思いますが、ここで注意点が数点あります。

ニオイの問題

お客様を呼ぶには良い焼肉の香りですが、食べたくないものからするとマイナスなニオイでしかありありません。焼肉が重飲食に分類され家主から嫌がられる所以です。
上に一般住居がある物件に入ろうとすると障害となることが多くあります。無駄に時間を費やさないよう先に確認しておきましょう。

設備にお金がかかる

焼肉店でお金がかかるのがダクト設備です。充分な換気のためにはしっかりした設備が必要です。
みなさんは排煙機能が不十分な焼肉店って行かれたことはありませんか?

私が経験したのは排煙設備が不十分(吸いが甘い)なうえに冬場で暖房のため窓を締めきって営業されてるお店です。しかも炭火+ホルモンと最悪な状況でした。テーブルや床ぬるぬる、目はしばしば、食事どことではありませんでした。服や髪の毛にもニオイが付着し非常に残念な気持ちになりました。

特にコロナ下で不十分な換気状況での営業となればお客様は見向きもしてもらえません。しっかりした設備でお客様をお迎えしたいものです。

食中毒の問題

「焼肉✕食中毒」のキーワードで調べるとたくさんの事例がでてきます。「腸管出血性大腸菌O157」、「カンピロバクター」、「サルモネラ」・・・などです。

お客様が焼いて食するので加熱不足や箸、トングの使い分けなど危険な要素が出てきます。
食中毒は工程を分解していけば危険なポイントは数箇所しかありません。一つずつ確実につぶしていきましょう。

衛生管理に関しては別の記事で詳しくお伝えいたします。

まとめ

いかがでしたでしょうか? 焼肉店の人気の理由についてまとめてみました。今の時流に乗っている業態への変更や新規出店も一つの手です。

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