飲食店を経営していると、店舗の閉店・移転・リニューアルといった場面に直面することがあります。そのときに問題になるのが「使わなくなった厨房機器をどう処分するか？」ということ。
「とりあえず捨てるしかないか……」と思っていませんか？
実は、まだ使える厨房器具は買取に出すことで資金に変えることができるのです。
買取サービスを上手に活用すれば、廃棄コストを抑えながら資金回収も可能です。
本記事では、飲食店オーナー向けに「厨房器具の買取」について、査定前に知っておくべきポイントや高く売るためのコツを詳しく解説します。
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目次
■ 厨房器具は売れる！どんなものが対象？
中古の業務用厨房機器には、想像以上にニーズがあります。特に以下のような背景があります。
- 新規開業の飲食店が初期費用を抑えるために中古を選ぶ
- コロナ禍で閉店した店舗から機器が市場に流通
- 人気メーカーの機器は中古でも高い需要
特に買取されやすい厨房器具としては、以下のようなものが挙げられます。
【業務用冷蔵庫・冷凍庫】
◦人気度 ： ★★★★☆
◦備考 ： ホシザキ・パナソニックなどは特に人気
【製氷機】
◦人気度： ★★★★☆
◦備考 ： 小型モデルが飲食店に人気
【フライヤー】
◦人気度 ： ★★★☆☆
◦備考 ： 状態次第では高額査定も
【食器洗浄機】
◦人気度 ： ★★★☆☆
◦備考 ： 年式が新しいものが有利
■ 買取価格が高くなる厨房機器の特徴
厨房器具の買取価格は、主に次のような要素で決まります。
人気メーカーであること
ホシザキ、マルゼン、フクシマガリレイ、タニコーなどのメーカーは、中古市場でも信頼度が高く、買取価格が上がりやすい傾向にあります。
年式が比較的新しい
製造から5年以内の製品は買取価格がつきやすく、10年を超えると査定額が大きく下がるか、買取不可となることもあります。
清潔感と動作確認ができる状態
サビや汚れが少なく、通電・動作確認ができるものは、業者側も再販しやすいため高額査定に繋がります。
■ 買取前にチェック！損しないための準備リスト
厨房器具を売却する前に、以下のチェックをしておきましょう。
これらを済ませておくことで、業者からの信頼度も高まり、スピーディーな査定と高額買取が期待できます。
□ 外観をできるだけ清掃する（油汚れ・サビを落とす）
□ 電源が入り、動作することを確認する
□ 取扱説明書・保証書・付属品があれば用意する
□ 識別できるメーカー名・製造年を控える
□ 複数点ある場合は、写真を撮っておくとスムーズ
■ 買取方法を比較｜店舗型・出張型・宅配型の違い
厨房機器の買取にはいくつかの方法があります。それぞれの特徴を理解して、自店の事情や売却機器のサイズ・量に応じた最適な方法を選びましょう。
店舗持込型
【特徴】
◦自分で店舗に持ち込むスタイル
◦その場で査定してもらい、即現金化も可能
【メリット】
◦査定スピードが速く、即日現金化も対応可能
◦営業スタッフとの直接対話ができ、価格交渉しやすい
◦状態が良ければその場で高価買取が期待できる
【デメリット】
◦機器を自分で車に積み、運搬する手間がかかる
◦大型機器や大量の機器には不向き
【向いているケース】
◦小型機器（冷蔵庫、フライヤー、厨房用小物など）を数点だけ売りたい
◦車で店舗まで運べる距離にいる
◦すぐに現金化したい
出張買取型
【特徴】
◦買取業者が店舗や倉庫に訪問し、現地で査定・引き取りを行うスタイル
【メリット】
◦大型機器や重量物も専門スタッフが搬出してくれる
◦運搬の手間や事故リスクがない
◦機器の配置・設置状態を考慮して査定してもらえる場合がある
【デメリット】
◦査定までにスケジュール調整が必要（予約制が多い）
◦査定額が即提示されないケースもある
◦搬出経路（通路幅や階段の有無など）によっては対応不可の場合もある
【向いているケース】
◦冷蔵庫、製氷機、オーブン、ガステーブルなど中～大型機器が多い
◦閉店や店舗移転などで一括売却したい
◦搬出作業に人手が足りない
宅配型
【特徴】
◦梱包して業者に発送するスタイル
◦事前に査定依頼してから発送するのが一般的
【メリット】
◦遠方に住んでいても全国から利用できる
◦店舗が忙しくても空き時間で対応できる
◦業者によっては送料や梱包資材が無料になるケースもある
【デメリット】
◦梱包や発送作業の手間がかかる
◦実物確認後の査定となるため、価格が変動するリスクがある
◦輸送中の破損リスク（保険対応が必要）
【向いているケース】
◦地方在住や、近隣に買取店舗がない方
◦小型で軽量な機器を売却したい方（真空包装機、電気ポットなど）
◦店舗に来客が多く、出張買取に時間を割けない方
■ テンポスの買取サービスの強み
厨房機器の買取なら、テンポスバスターズの買取サービスにお任せください。
◎ 全国対応！出張買取も柔軟に対応
◎ 査定無料！
◎ 厨房機器はもちろん、イス・テーブル、調理道具、食器類、装飾品・備品などすべて買取・引取り対応
◎ 自社サイト「テンポスドットコム」での再販ルートがあるため、高価買取が実現
◎ 買取だけでなく「買い替え」「下取り」の相談もOK
飲食店の事情に精通したスタッフが対応するので、初めての方でも安心してご利用いただけます。
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【買取強化中商品】査定前にチェックすべき重要ポイント
以下のような機器は中古市場でも特にニーズが高く、買取強化中です。
◆ 冷凍冷蔵庫（縦型・コールドテーブル）
【チェック項目】
- 扉パッキンの状態：変形や汚れがあると密閉不良により評価が下がるため、清潔に保ちましょう。
- 棚板・コンデンサー周辺：棚板が揃っているか、サビや油汚れがないかを確認します。特にコンデンサーの側面は掃除が溜まりやすいので重点的に行いましょう。
- メーカー・型式・年式の確認：銘板写真を撮っておくことで査定がスムーズになります。型式シールが特に重要です。
- 付属品の有無：棚・フィルター等のオプション類が欠けている場合、査定額が下がる可能性があるため要注意です。
◆ 製氷機
【チェック項目】
- 製造年式・型式・メーカー確認：ホシザキ・フクシマ製等は特に高評価です。年式が新しければ高額査定が期待できます。
また、25kg～45kgの小型タイプは特に重宝されます。
- スコップやフィルター類：付属品が揃っていることで評価が上がります。
- 庫内のお手入れ：パッキン・フィルターなどは定期清掃されていると印象アップ。カルキ汚れも要チェック。
- 設置環境：運搬経路や設置高さも査定時の重要ポイントとなります。
査定スタッフによると、「スコップやフィルターなどの付属品があることもポイントだそうです。
◆ 食器洗浄機
【チェック項目】
- 庫内の清潔さ：白くカルキ汚れが残っていないか、白カビがないかなども要チェックです。汚れやカビが残っている場合は、清掃しておきましょう。
- 部品の完整性：ゴミ受けなどの部品が揃っていないとマイナス査定につながる恐れがあります。
- 型式・年式記載：本体正面などにシールが貼ってあるか確認してください。アンダーカウンタータイプは高額になりやすいです。
- 仮洗いが有効：洗浄前に食品残渣を取り除くことでポンプ保護になり、査定評価も向上します。
◆ ケーキ／冷蔵ショーケース
【チェック項目】
- ガラスの状態：チップ・割れ・ひびがないかの確認は必須。これがあると減額対象です。
- 棚板・構成部品：すべて揃っているか。特に棚板が欠損していると点数が下がるケースが多いです。
- サイズ感：幅1500mm以内の場合、査定評価が高くなる傾向があります。大型すぎるケースは敬遠されやすいです。
- 水冷式 vs 空冷式：水冷式は買取が難しい場合があるため、空冷式を選ぶほうが無難です。
◆ 冷蔵・冷凍ショーケース（リーチインタイプ含む）
【チェック項目】
- 型式・製造番号：内部の壁面に貼られているシールをチェックしましょう。国内業務用メーカーの機器、年式の新しい機器は高額になりやすいです。
- 扉・取っ手の状態：欠損があると減点対象になるため、ひび割れなどの確認をしましょう。
- 棚板・フィルターの清潔さ：サビやヒビの有無、下部フィルターの汚れ具合を確認しましょう。
◆ 真空包装機
【チェック項目】
- 本体カバーの状態：割れやヒビがないか確認しましょう。カバーを固定する側面バーが欠品していないかも要チェックです。
- 使用時の音：使用中に異音がする場合、モーター劣化の可能性があります。
- ボタン：ボタンが押し込まれすぎて変形していないかもチェック項目となります。
- 高額買取のポイント：オイル交換を済ませておきましょう。全体的に丁寧に清掃されており、使用感が少ないものは高額買取となりやすいです。
◆ 製菓・製パン機器
【チェック項目】
- 本体：本体カバーや主軸からのオイルにじみ・漏れがないかを確認しましょう。
- 使用時の音：稼働中に振動や異音（モーター・ギア音）がしないかを確認しましょう。
- 部品・付属品の確認：アタッチメント類がすべて揃っているか、ドアのパッキンや防護柵に破損や損傷がないかを確認しましょう。部品が揃っていて搬出しやすい環境が整っていると高額査定のポイントとなります。
- 高額買取のポイント：機器全体がしっかりと清掃され、粉や埃などが取り除かれ、見た目の印象が良く、高額買取になりやすいです。
関連記事：古い厨房機器でも買い取ってくれる？買取可能な年式や条件を解説！
■ 高価買取事例
テンポス買取ドットコムの買取事例をご紹介します。
＼要チェック／
■ まとめ：厨房機器は“売る前の準備”が大切！
厨房器具は状態・年式・付属品・清掃状況などによって査定額が大きく変わります。少しの手間をかけるだけで、数万円〜数十万円の差になることも。
不要な厨房器具が出たら、まずは「型式確認→清掃→査定依頼」の流れを実践しましょう。
テンポスバスターズでは、厨房機器の買取に特化した専門スタッフが、査定から搬出までサポートしています。まずはお気軽に無料査定をご依頼ください！
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