【ラーメン店・ラーメン星印】「いつの時代でもやる奴はやる」超人気ロックミュージシャンと「巨匠」佐野実の心意気を継ぐ店主の「支那そばや」から独立後の成功秘話とは?

出店・開業

東横線 反町駅から徒歩4分、横浜でも有名なラーメンストリートにある、ラーメン店「ラーメン星印」。「巨匠」佐野実さんの「支那そばや」で7年の修行を積み、2014年3月24日にオープンして以来テレビ番組に取り上げられたり、食べログでは★3.75を獲得。(2023年9月28日現在)

大の超人気ロックミュージシャンファンで「永ちゃん愛」が溢れる店内では、ロックロール魂のこもった看板メニュー「特製醤油らぁ麺S」を筆頭に一杯一杯丁寧に作り上げたラーメンを堪能することができます。
そんなラーメン星印の開店から現在の人気店に至るまでの経緯や失敗談、今後の展望などをお聞きしました。

開業までの経緯

「支那そばや」との出会い

「昔からラーメン屋さんをやりたかった」と語る沖崎さん。大学時代からアルバイトを始め、色んな飲食店で経験を積み、最終的には「支那そばや」で修行を積むことに。

元々高校生の時に「支那そばや」が鵠沼にあり、バイトの給料が入るとご褒美としてそこで食べるのが楽しみとなっていた沖崎さんでしたが、初めのうちはインパクトのある味でもなく「本当に美味しいのか」よくわからなかったそうです。

しかし、何回か食べているうちに、みるみるその味の虜になり色々な飲食店を経験している間に支那そばや募集をかけていたので「一番厳しいところ」というイメージもあり挑戦をしたい気持ちと「本当にあんなにいいものをつかっているのかな?」という興味と共に入店しました。

「どうせ修行するなら、そういうところでする方が自分の為にもなるのかな」と思ったと沖崎さんは力強く語ります。

「支那そばや」からの独立

初めからラーメン屋さんをやりたい、という気持ちの強かった沖崎さんは独立を念頭に修行に励みました。
師匠である佐野さんは独立に対してこのレベルまで達さないといけない、とか腕とか特に厳しく言うことはなかったそう。

日々の積み重ねで頑張っているうち、店長までやらせてもらえるようになっていました。
「自分自身で納得するまではいよう」と考えていた沖崎さんでしたがマスターからの「お前もう独立したほうがいいよ」とお墨付きをもらい独立の運びとなり2014年3月24日に開業を果たしました。

「ラーメン星印」一番人気の看板メニュー『特製醤油らぁ麺S』1,450円(税込)豚バラ煮豚チャーシュー・豚肩ロース煮豚チャーシュー・豚肩ロース吊るし焼きチャーシュー・ワンタン2個・名古屋コーチン味玉。

『塩らぁ麺R』1,000円(税込)
動物系のみのスープS(スローバラード)に煮干し・鰹節・鯖節の出汁をブレンドしたR(ロックンロール)のスープに塩ダレを合わせた塩らぁ麺も、『特製醤油らぁ麺S』に次ぐ人気メニューとなっています。

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苦労したこと、失敗したこと、それらを乗り越えたエピソード

「苦労はずっと苦労です楽な時が一回もないというか」と苦笑する沖崎さん。

オープン当初は、支那そばやで店長をやっていたことや、周りからも「頑張って」と送り出されたことから自意識過剰な所があったと語ります。「よし!俺も有名店になれるかな」と甘い気持ちがあったそう。しかし、現実はそう甘くはありませんでした。

ふたを開けてみれば客足は全く伸びずずっと暇な毎日を過ごすうち、段々と味にも自信がなくなっていきました。味見をしても「あれ?これ本当に俺が作っているラーメンかよ?」と思うようになってしまいました。
そんな時、一回スープも何もかも全部捨てました。お店はつぶれそうなくらいの状態でしたが、「どうせつぶれるなら一から全部見直してやらなきゃだめだな。」と思い、開き直ってやってみました。

当時を振り返って沖崎さんはこう言います。「もちろん修行したことをひとつひとつやってはいたのですけど、結局やってるつもりになっている。知らず知らずのうちにそういう行動を取っていたのかもしれない」
そこからは修行をしている時くらいの感じで一から全てを構築していったそうです。

一年目からきつい思いを抱えながら三年目でやっとお客さんが来てくれるようになりました。
一から全てをやり直し苦労を乗り越えた沖崎さん。その時に新しいチャレンジを沢山行いました。
限定メニューを季節ごとに考案したり、SNSを利用したりして宣伝活動を行いました。

「宣伝効果ってすごい」と沖崎さんは語ります。初めは口コミで勝手に評判が広がっていくものだと思っていたそうですがそんなに甘くはありませんでした。
一番効果があったのはX(旧Twitter)でした。「限定メニューやっています」等、地道に宣伝を続けていくうちにお店の評判が広がっていきました。

「どこのお店も限定メニューを販売するなど、コロナでも大変だったけどコロナ明けても原材料費の高騰で大変です。」と肩をすくめる沖崎さんですが「少しでも人の目に入ることをやらないと厳しいですよね」と強くおっしゃっていました。

カウンター8席のため、行列が絶えない日が続いています。

開業してみてはじめてわかったこと

常に真剣勝負

開業してみてわかったことを尋ねると、「やっぱり常に真剣勝負」と語り、わかっていてもそれを実行することは難しいことです。お客様を目の前にしてその頂いたお金で生活するわけですから「その厳しさ」を目の当たりにしたという事と語ってくれました。

修行したり勉強したりしている人もそうだろうと思うけど有名店でしていてお客さんが来ていると「自分がやった気」になってしまうのだと言う。しかしそれは自分の実績でもなんでもなくオーナーさんが作り上げたものの中でやっているだけなので、自分でやってはじめてわかることは多い。

有名店でやっていても一回でつぶしちゃったら「お前何やってんの?」ってなりますから。もちろん築こうと思ってやってはいるんですけど一から自分でやってみないとわからないことがありますね。と語る沖崎さん。

反町での開業

他の物件で開業が決まりそうだったのですが、直前でダメになってしまって。反町の物件が空いているってことは知っていたので、地元も近いし、自分の持っているお金との兼ね合いでまあここでいいかな、と決めました。と沖崎さんは言います。

しかし、反町で降りたことはなかったそうで、行ってみたらラーメン屋が多いと初めて知り、「失敗したかな」と初めのうちは思っていたそう。
ですが東神奈川からも近く予想外の激戦区ではあったものの競合との切磋琢磨のおかげか現在では人気店へと成長しました。

「塩ダレ」は、羅臼昆布・根昆布・鰹節・鯖節・椎茸・あさりで作った出汁に中国産福塩・沖縄産海塩をブレンドして作った魚介系の旨味の詰まったタレで、素材の持つ旨味を充分に引き出しています。

テンポスとのかかわり

テンポスではレードルやポットなど備品関係は全てそろえているそう。「給料が入るとちょっとずつ買い集めていました」五徳が壊れた際には川崎店にお世話になった。「急に何か無くなった時に全部解決してくれるので」開業する時は備品は全部テンポスさん、お金が無かったんで、と沖崎さん。

今は壊れているものが無いので数か月に一度の頻度でお使いいただいているそうです。

今後の展望・開業する方へのメッセージ

今後の展望

展望は?と尋ねると「店舗展開するとかあまりない」とおっしゃる沖崎さん。
「材料はいいものを使って作りたいし、それ以上はもう一杯一杯丁寧に作るという事を心がけているのでそれを崩さずにいきたい」と真っすぐにお話ししてくださいました。

コロナ前は一時店舗展開について考えたこともあったそうですが、今はそれをエネルギーにしてがんばりたい。ともおっしゃっていました。

開業する方へのメッセージ

自分は某超人気ロックミュージシャンが大好きなんですけど、彼の言葉ですごい好きな言葉があって、と沖崎さん。

「いつの時代でもやる奴はやる、やらない奴はやらない」
ごく当たり前のことなんですけどこれにすべてが凝縮されているような気がして。

どんなところで勉強しようが、独学だろうが、お金あろうがなかろうが、やる奴はやっているし、やらない奴は、いくら言おうが、フォローしようがケアしようがやらない。自ら動ける人間になってもらいたい。と力強く沖崎さんは語ります。

人並みに夢をもってやるのであれば厳しいのなんて当たり前ですし修行ごときでくたばって欲しくないそこでそこから生き残っていかなきゃいけないし結果的には喜んでもらわなきゃいけないんで。そんな目標を出す前に潰れて欲しくないし、お店を出すのはそこがゴールではないし、そこからがスタートなので。

と、「自分もまだまだですけど、前よりはやる方の人間になって初めて思いました」と沖崎さんは熱く語ってくれました。

まとめ

大好きな永ちゃんカラーで彩られた店内は、初見さんには驚かれることもあるようですが、常連さん筆頭に温かく受け入れてもらえているそう。
そんなロックな心を持ち合わせた沖崎さんに「ご自身のポリシーは?」とお聞きすると

「目の前のお客さんに一杯一杯ちゃんと丁寧に作るっていう、やっぱりお客さんからいただいているお金で運営できているわけですから顔を見て「この人のためにちゃんと作ろう」って常に思いながらやらないと。
気持ちってどこまで伝わるかわからないけど、ちゃんと伝わっていたら美味しいなって思ってくれるだろうしちゃんと丁寧に手を抜かないで作るって言うことですかね」

気持ちを大事にするという大切さについて語ってくれました。

「好みはみんな違いますからね」と笑う沖崎さんは「コロナから生活様式変わっていますしね、世の中生きてりゃ常に変わってきますし」とも言い「甘い世の中じゃないんでみんな頑張りましょう!」とロックに締めくくってくれました。

ロックな心意気で作られる確かな美味しさでお客様を魅了するラーメンを作り続ける沖崎さん。甘くはない世界ですが、目の前のことを一つ一つ地道に行っていくことで人気を長く保ち続けて行けるのだと教えて頂きました。

テンポスドットコムでは、様々な視点からラーメン店の開業成功を全力で応援します。
自分のお店の業態に合わせて必要なものは何があるのか、詳細を確認することができますので是非ご覧ください!

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#取材協力
店名:ラーメン星印
店主:沖崎一郎氏
住所:神奈川県横浜市神奈川区反町1-3-4 ルミノ反町 1F
TEL:045-323-0337

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