飲食店の未来をつなぐ“発信力”が進化──テンポススターがリニューアルオープン

集客・販促

2025年6月3日、飲食店向け情報発信・販促支援サービス「テンポススター(https://www.tenposstar.com/)」が全面リニューアルを果たします。テンポスグループが運営するこのサービスは、飲食店経営者にとって「選ばれる店」になるための頼れるプラットフォームとして広く知られてきました。

今回のリニューアルでは、特にSNSとの連携機能を大幅に強化し、現代の飲食業界に必要不可欠な“発信力”をさらに高める仕様となっています。新サイトでは、情報発信の質とスピードを格段に向上させていきます。

テンポススターはこちら

リニューアルの背景と目的

近年、飲食店経営を取り巻く環境は目まぐるしく変化しています。特に顕著なのが、SNSを中心とした情報拡散のあり方の変化と、訪日外国人観光客(インバウンド)による消費需要の高まりです。

多くの飲食店が、SNSでの拡散や口コミによって集客力を高める一方で、情報発信に不慣れな店舗や個人経営店は、発信力の差がそのまま来店数の差となって現れるケースも増えています。

また、海外からの観光客にとっては、視覚的・言語的に分かりやすい情報がなければ、魅力的な店舗であっても「知られることなく」素通りされてしまうリスクがあります。

こうした課題を解決し、「本当に価値ある飲食店」を広く発信することを目的に、テンポススターの大規模リニューアルが決定しました。

テンポススター英語版

SNS連携を軸とした構造改革

今回のリニューアルで最大の特徴となるのが、SNSとの連携機能の強化です。店舗ページには、Instagram、X(旧Twitter)、TikTokなど主要なSNSとのリンク機能が標準装備され、店舗の発信だけでなく、ユーザーによる投稿(UGC)も反映される仕様となっています。
※今夏実装予定

たとえば、Instagramで「#店名」などのハッシュタグを使って投稿された写真や動画が、テンポススター内の店舗ページに自動で表示される仕組みが導入されています。さらに、各SNSの公式APIを活用して投稿内容を動的に取得・反映することで、常に最新かつユーザーのリアルな反応を伝えることが可能です。

オーナー自身がテンポススターの管理画面から自身のSNSアカウントを連携させると、自動的に店舗紹介ページに反映される設定も簡単に行える設計となっており、日々の情報更新の手間を大幅に削減できます。

これにより「SNSは活用したいが、運用が難しい」と感じている飲食店でも、負担なく発信力を強化することができます。

また、テンポススター独自の「SNS可視化ウィジェット」機能により、店舗ページ内でInstagram投稿のギャラリー表示、TikTokショート動画の埋め込み、レビュー付き画像のスライダー表示など、柔軟なビジュアル設計が可能となり、顧客が来店前に店舗の魅力を視覚的に把握しやすくなります。

写真・動画コンテンツの拡充

観光名所・食体験・ご当地グルメのおすすめ情報が写真付きで紹介されている

新しいテンポススターでは、視覚情報による訴求力をより一層強化。各店舗ページでは最大5枚までの写真掲載が可能となり、料理・内装・看板メニュー・スタッフの接客風景など、多角的な表現ができるようになりました。

また、ショート動画(30秒以内)の掲載にも対応しており、店舗の雰囲気や料理の仕上がりを“動き”で伝えることが可能です。

写真や動画は、外国人観光客にとって言語を超えて安心感を与える重要な要素です。今回のリニューアルでは、言葉によらない“視覚的コミュニケーション”を重視した設計となっています。

多言語対応の仕組みと外国人観光客向けの配慮

外国人観光客向けの英語表記

インバウンド需要のさらなる拡大を見据え、新サイトでは英語・中国語(簡体字・繁体字)・韓国語・タイ語など複数の言語に対応しています。

テンポススターでは、Google Cloud Translation APIを活用した自動翻訳をベースに、ネイティブスタッフによる言語監修を組み合わせたハイブリッド型の翻訳体制を採用。これにより直訳で終わらない自然で伝わる文章表現を実現しています。

また、店舗側の負担を減らすため、登録情報やメニュー名、アレルゲン情報などは自動的に各言語に翻訳され、画像やテキストで出力されます。特に食文化や宗教に敏感な項目については、「豚肉不使用」「ベジタリアン対応」「ノンアルコール提供可」などのアイコン表示も採用され、視覚的にも分かりやすく工夫されています。
※今夏実装予定

外国人観光客が安心して選べる情報整備に加え、レビュー管理や言語別のフィードバック分析機能も搭載予定です。店舗はこれらの情報を活用することで、どの国籍の顧客に何が評価されているのかを可視化でき、次の改善やサービス強化につなげることができます。

位置情報サービスの活用とマップ連携機能

Googleマップ位置情報サービス

今回のリニューアルでは、位置情報サービスも一新されました。スマートフォンのGPSを活用し、ユーザーの現在地から最寄りのテンポススター掲載店舗を自動表示する「近くのお店」機能を実装。

検索結果には徒歩・公共交通機関・車それぞれのルート案内が表示され、移動手段に応じた最適な来店導線を提供します。

さらに、Googleマップとの連携により、ワンタップでナビゲーションを開始できる仕様となっており、店舗の混雑状況や営業中かどうかのステータス表示にも対応。ユーザーの利便性と来店率の向上を両立する仕組みです。

地図画面ではジャンル別のピンアイコン表示(ラーメン/寿司/カフェなど)や、レビュー件数と評価平均のリアルタイム表示、各国言語ごとの人気店フィルターなど、飲食店探しをより直感的で効率的に行える環境が整えられています。今後はAppleマップやLINE MAPとの連携、観光アプリとのAPI連動も予定されています。
※今夏実装予定

飲食店オーナーへの新たな価値

テンポススターのリニューアルにより、飲食店オーナーが得られる価値は大きく進化します。従来のように「情報を掲載する場所」から、

  • 集客装置としての機能
  • ブランド強化のツール
  • SNSと連動した口コミ可視化システム
  • 外国人観光客を対象にした発信強化のハブ

へと、テンポススターはその役割を大きく変えつつあります。

「SNSの運用が苦手」「外国人対応が不安」「料理の魅力をどう伝えていいかわからない」
そんな悩みを抱える飲食店経営者でも、テンポススターを活用することで、SNSと連動しながら自然に“発信力のある店舗”へと変わっていくことが可能です。

公開スケジュールと今後の展望

リニューアルされたテンポススターは、2025年6月3日より公開されます。

同時に、既存の登録店舗には管理画面の案内が順次通知され、機能の移行もスムーズに行える体制が整備されています。移行期間中もサポートデスクが対応を行い、すでに掲載中の店舗が新機能を余すところなく活用できるよう支援が行われます。

まとめ

テンポススターのリニューアルは、飲食店経営における「情報発信の壁」を打ち破る大きな一歩です。SNSと連携した自動拡散、視覚重視のページ設計、多言語対応によるグローバル接客──すべてが、これからの飲食業界に不可欠な機能となっていくでしょう。

飲食店の魅力を最大限に引き出し、国内外の顧客に“伝える力”を提供する新しいテンポススター。これからの集客は、ただ待つのではなく、つながることで生まれます。

2025年6月3日、その第一歩が始まります。

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