~ 世界中で愛されるコーヒーのさまざまな形~世界のおもしろコーヒー☆次にバズるドリンクはこれだ!

外食トレンド

世界中で飲まれているコーヒーは、時代の流れと共に飲み方も変わっていきました。
また、地域による飲み方の違いもあります。
コーヒー界に押し寄せた3度の波とは?

世界で飲まれる、あんなものやこんなものを入れた変わった飲み方は?
今話題のコーヒーとは?など、コーヒー界の知識からおもしろ情報まで盛りだくさんにご紹介します。

目次

コーヒー界に押し寄せた3度の波

アメリカのコーヒー界には、3度の大きなトレンド変化の波が来たと言われています。
現在は、第3の波「サードウェーブ」が来ています。
コーヒー界の3つの波について簡単にご説明します。

ファーストウェーブ

ファーストウェーブが来たのは、1800年代から1960年代ころです。
コーヒーの大量生産・長期保存技術の発達・流通の発達・インスタントコーヒーや缶コーヒーの登場によって、コーヒーが市民にまで浸透しました。

日常的にコーヒー消費が進み、『大量生産・大量消費』されるようになったのがファーストウェーブの特徴です。

セカンドウェーブ

セカンドウェーブの到来は、1970年代から1990年代ころです。

アメリカのシアトルを中心に、品質にこだわった豆を使用し、深煎りのエスプレッソをベースにミルクやブレーバーでアレンジしたカフェラテなどのコーヒーを扱う「シアトル系」のカフェが登場しました。その代表的存在だったのが、スターバックスやタリーズなどです。

それまで自宅や職場で飲むのが主流だったコーヒーが、『カフェ』を利用し、第3の場所でたのしむものになりました。

この「シアトル系」のアレンジコーヒーは、それまでコーヒーを飲まなかった人々の心をも掴み、大ヒットし一大ブームが起こりました。
セカンドウェーブでコーヒーは、よりおいしく、おしゃれな飲み物へと変貌したのです。

サードウェーブ

サードウェーブが始まったのは、2000年頃です。
豆の品質から入れ方までのすべての工程にこだわるのがサードウェーブです。

日本にサードウェーブが到来したのは、2015年にブルーボトルコーヒーが上陸したことがきっかけとなっています。
サードウェーブには4つの特徴があります。

シングルオリジンである

ブレンドせずに、シングルオリジンの豆を使用します。
シングルオリジンとは、農場や生産者、品種や精製方法などが一銘柄である豆のことです。

シングルオリジンの豆は『トレーサビリティ(追跡可能性)』に優れており、商品の生産者や生産過程から最終的に消費者に届くまでが追跡できるようになっています。

コーヒー豆は浅煎り

コーヒー豆本来の特徴を味わえるよう、浅煎りの豆を使用します。
セカンドウェーブ時には深煎りして苦味やコクを味わうのが主流でした。
サードウェーブでは、浅煎りにして豆本来の味わいを活かしフルーティーな酸味をたのしむ方へとシフトしました。

1杯ずつハンドドリップ

日本の喫茶店でのスタイルであるハンドドリップが、サードウェーブでは重要な要素となっています。
1杯ずつ丁寧にハンドトリップで淹れることにより、スペシャルティなコーヒーとなります。

ダイレクトトレード

ダイレクトトレードとは、仲介業者を介することなく、生産者と販売者が直接取引をすることです。

これまでのコーヒー業界では、いくつもの仲介業者が介入することにより、生産者が買い叩かれたり正当な利益が得られなかったりといったことが問題となっていました。

ダイレクトトレードにより、仲介業者による豆の買い叩きから生産者を守ると共に、生産者は適正な評価を受けることができるようになりました。

世界のおもしろコーヒー大集合

世界各地には、日本では考えられない食材を組み合わせたおもしろいコーヒーがあります。
世界で話題になっているコーヒーと共にご紹介します。

注目度の高いスイーツ系コーヒー

まずは、甘いスイーツ系コーヒーから注目度の高いコーヒーを3つご紹介します。

【注目度:高】コンデンスミルクの甘い魅力:ベトナムコーヒー(ベトナム)

ベトナムコーヒーは、今注目されているドリンクの1つです。
コーヒー豆の生産・輸出量世界2位、ロブスター種の生産量世界1位のコーヒー大国のベトナム。
ベトナムでは、コンデンスミルクを入れた甘~いコーヒーを飲むのが主流です。

ロブスター種は、アラビカ種よりもカフェイン量が高く、苦味が強く味が濃いのが特徴です。
苦味の強いロブスター種が、コンデンスミルク(加糖練乳)を入れることによって、苦味を和らげ濃厚な甘いドリンクとなるのです。

定番の飲み方は、アイスです。味が濃厚なため、氷が溶けても水っぽくなりません。
コンデンスミルクとコーヒーは混ぜずに提供されることが多く、白と黒の2色のコントラストがとてもきれいです。
ご自分で混ぜながら調節し、味の変化をたのしむことができます。

ベトナムでは、ベトナムコーヒーをベースとした『塩コーヒー』『エッグコーヒー』『ココナッツコーヒー』『アボカドコーヒー』などのメニューもあり、人気を博しています。

ベトナムコーヒーについてもっと詳しく知りたい方はこちらをチェックしてください。

【注目度:高】 これはもうスイーツ!:アインシュペナー(オーストリア)

日本のウインナーコーヒーと酷似したコーヒーです。
発祥はオーストリアで、深煎りのコーヒーにたっぷりのホイップクリームがのっています。
クリームは、膜となってコーヒーが冷めにくくする役割も担っています。

アインシュペナーのポイントは、以下の3点です。

・カップではなくグラスで提供されることが多い
・グラスの底にザラメを入れる
・ホイップクリームは、コーヒーとほぼ同量でたっぷり使用する

グラスにコーヒーと生クリームの2層のコントラストが映えます。
グラス底に沈んだザラメとたっぷりの生クリームで、見た目も味もまるでスイーツのような感覚でたのしむことができるコーヒーです。
今、韓国ではアインシュペナーがとても人気となっているようです。

爽やかな酸味・甘みと苦味の調和が絶妙!現地で長らく流行中:ヨーグルトコーヒー(ベトナム)

ベトナムでは、10年ほど前に登場したベトナムコーヒーの進化系「ヨーグルトコーヒー」ですが、人気熱が冷めることなく今でも大人気のようです。

グラスに、グラスの半分ほどの量のヨーグルトとコンデンスミルク・砂糖を加えて混ぜ、そこに同量程度のアイスコーヒーを注いだらできあがりです。

コーヒーは、ベトナムで使われている味が濃く苦味が強めであるロブスタ種を使うのがおすすめです。
さっぱりしたヨーグルトと、コーヒーの苦味がよくマッチします。

スパイス系コーヒー

香り・味共に刺激的なスパイスコーヒーは、身体にも嬉しい効能がいっぱいです。
簡単に挑戦してみたい方は、コーヒーにパウダー状のスパイスを入れることでスパイスコーヒーをお手軽にお試しいただけます。

シナモン香るホッと温まるコーヒー:カフェ・デ・オジャ(メキシコ)

世界で流通するオーガニックコーヒー豆の約60%を栽培しているのがメキシコです。
メキシコでは、コーヒーは煮出して飲むのが一般的です。
カフェ・デ・オジャは、スペイン語で「ポットコーヒー」を意味します。

シナモンや黒糖を加えたコーヒーで、メキシコでは伝統的に飲まれている人気のコーヒーです。
伝統的な作り方は、陶器製の鍋(ポット)で煮出して作ります。

現在では、普通の鍋やポットで煮出して作られることも多いです。
コーヒー用の水にシナモンを入れて沸騰させ、コーヒーと黒糖を加えて鍋で煮出し、フィルターで漉したらできあがりです。

黒糖のコクのある甘味に、シナモンがフワッと香り、すっきりとした味わいです。
シナモンが体を温めてくれ、黒糖の甘味が寒い日にホッと安らぎを与えてくれます。
シナモンの他に、グローブや塩を入れることもあります。

刺激的ですっきり!身体に嬉しいコーヒー:カフェ・デ・ゼピス(モロッコ)

料理にスパイスやハーブを多用するモロッコでは、コーヒーにもスパイスを入れます。

入れられるスパイスは、ブラックペッパー・ジンジャー・ナツメグ・シナモン・カルダモン・グローブ・ゴマ・ミントなど多種にわたり、数種類のスパイスを入れて作られます。
コーヒーを淹れる時にお好みのスパイスを入れるだけでできあがりです。

刺激的なスパイスの風味と香りがコーヒーを引き立て、意外にもすっきりとした味わいです。
スパイスは種類によって、身体を温めたり、腸内環境を改善したりと、さまざまな効能があります。

たくさんのスパイスの中から、お気に入りを見つけるのもたのしいですね。

『スパイスの女王&香りの王様』のコーヒーですっきり:カルダモンコーヒー(インド・トルコ)

カルダモンコーヒーは、インドやトルコなどで定番のコーヒーです。

「スパイスの女王」や「香りの王様」と呼ばれるカルダモンは、消化促進・口臭予防・抗炎症作用・発汗作用・リラックス効果・鼻づまりや痰症状の改善などさまざまな効果と、強い香りがあるのが特徴です。

1人分のコーヒー用の水にカルダモン1粒程を入れて2~3分煮出したお湯でコーヒーを淹れたらできあがりです。

カルダモンは煮出し過ぎると味と香りが強くなりすぎるため注意してください。
カルダモンコーヒーは、甘くすっきりとした爽やかな香りと、清涼感があります。
食後や飲酒後に飲むと、消化促進や口臭予防の効果もあるのですっきりとしますよ。

一度は試してみたい?!変わり種コーヒー

この組み合わせって本当に合うの??意外な組み合わせにびっくり!
新たなコーヒーとの出会いのチャンスです。ぜひ一度お試しください。

【注目度:高】淹れ方が独創的:トルココーヒー/ターキッシュコーヒー(トルコ)

トルココーヒーは、UNESCO無形文化遺産に登録されているトルコのコーヒーです。
パウダー状に挽いたコーヒー豆を砂糖と一緒に煮出して淹れます。

伝統的な淹れ方は、イブリックという長い持ち手のついたひしゃくのような形の小鍋を使って、熱した砂の上で温める方法です。
砂の上で熱するという独特のスタイルは、SNSでも話題となっています。

イブリックは、熱が伝わりやすく味に影響が出にくい銅や真鍮でできています。
トルココーヒーは、フィルターでコーヒー粉を漉さないため、コーヒーを淹れた後にすぐ飲まず、コーヒー粉が沈むのを待ってから上澄みだけを飲みます。

苦味が強く味が濃いので、砂糖を多めに入れたほうが飲みやすくなります。
おいしさのポイントは上手く泡を立てることです。

 実は相性抜群:エッグコーヒー(ベトナム・北欧・オーストリアなど)

コーヒーと卵の組み合わせは、複数の国で確認できます。
これだけの国で飲まれているのだから合わないわけがない!

まるで新食感デザート:エッグコーヒー(ベトナム)

コンデンスミルクを入れるベトナムコーヒーのアレンジの1つにエッグコーヒーがあります。
ベトナムのエッグコーヒーは、卵黄・砂糖・コンデンスミルクを混ぜて泡立てたものをコーヒーにのせたドリンクです。

卵とコーヒーが2層に分かれ、黄色と黒の綺麗なコントラストが目を引きます。
ふわふわに泡立てた卵は、しゅわしゅわと口の中でとろけ、プリンやカスタードクリームのような味がします。
コーヒーと合わせるとほろ苦さも加わり、新感覚のデザートのようなドリンクです。

今じわじわと注目を集めています。
ホットでもアイスでもおいしいので、夏でも冬でも通年たのしめます。
ココアやシナモン、抹茶を振りかけてもおいしくいただけるので、飽きずにたのしむことができますよ。

皇帝のお気に入り卵入りミルクコーヒー:カイザーメランジェ(オーストリア)

カイザーとは皇帝、メランジェとはミルクコーヒーを意味します。
オーストリアの皇帝フランツ・ヨーゼフが好んで飲んでいたことから名づけられたと言われています。

鍋に、濃いめのコーヒー・卵黄・砂糖・ミルクを入れて火にかけ、弱火で加熱しながら泡立て、70℃程になったらカップに注いでできあがりです。

砂糖の代わりにはちみつを使う場合や、ブランデーやリキュールを入れて飲まれることもあるようです。
少しとろみがあり、コクがあってまろやかです。
卵が入っているので疲労回復効果も期待できます。

雑味の無いコーヒー に変身:卵コーヒー(北欧)

北欧で飲まれるたまごコーヒーは、淹れ方も一風変わっています。
生卵・コーヒー粉・冷水を混ぜたものをお湯で煮出したのち、フィルターやザルで漉してできあがりです。

できあがったコーヒーは、とても澄んでいます。
卵がコーヒーの不純物や雑味を取り除いてくれて、まろやかですっきりとした味になります。

コーヒーなのにホワイト??:イポー・ホワイトコーヒー(マレーシア)

マレーシアには、「イポー・ホワイトコーヒー」というコーヒーがあります。
単純に「ホワイトコーヒー」とも呼ばれています。

マレーシアでは元々、豆を焙煎する際にマーガリン・砂糖・コンデンスミルク・小麦粉などを混ぜるのが伝統でした。

そのうち、少量のマーガリンだけを加えて浅めに焙煎されるようになり、従来の製法の豆よりも色が浅いため「ホワイトコーヒー」と呼ばれるようになりました。

ホワイトコーヒーの名前の由来には、『砂糖や小麦粉を混ぜない(=なにも入れない)=ホワイト』という説もあるそうです。

淹れたコーヒー自体の色は然程白くはありません。
酸味や苦味が少なく、まろやかでコクがありとても飲みやすいコーヒーです。

あら不思議!角が取れておいしさアップ:塩コーヒー(エチオピア)

塩とコーヒーという組み合わせは意外かもしれませんが、コーヒーに塩を入れて飲む地域は、世界各国に存在します。
その塩コーヒーの発祥は、エチオピアと言われています。

コーヒーに塩は合わないと思いがちですが、塩を入れることによってコーヒーに変化が起こります。
塩を入れると、酸味と苦味が抑えられて味がまろやかになるのです。

また、ブラックコーヒーと塩の組み合わせには、ダイエット効果も期待できます。
ブラックコーヒーには脂肪分解・燃焼効果と血行促進効果がありますが、塩がその効果を更に高めてくれるというのです。

ただし、塩分の取り過ぎは健康被害をもたらしますのでご注意ください。
コーヒーに入れる塩の量は、一つまみ程度で十分です。
コーヒーが苦手な方や、コーヒーの酸味や苦味が気になるときには、一つまみの塩を入れる方法をお試しください。

ミルクと同じ乳製品のチーズなら合わないわけがない!?:カフェオスト(フィンランド

フィンランドでは、チーズを入れたコーヒーが飲まれています。
チーズは、コーヒー・チーズを意味する「カハヴィユースト」というチーズが使われています。

このチーズは、歯ごたえがあり溶けにくく、クセが少ないのが特徴です。
コーヒーにチーズを溶かして飲むというより、コーヒーにチーズを浸して味わうそうです。

ご自宅でお試しいただく場合は、溶けにくい固めのチーズを用意してください。
チーズをカップに入れ、ホットコーヒーを注いだらできあがりです。

意外な相性発見!:レモンコーヒー(イタリア、ポルトガルなど)

レモンと言えば紅茶との組み合わせをイメージするかもしれませんが、コーヒーにレモンの組み合わせも意外と合うのです。
イタリア、ポルトガル、ロシア、中国など世界各地に、レモンを入れるコーヒーが存在します。

レモンの有名産地ならでは:カフェ・ロマーノ/エスプレッソ・ロマーノ(イタリア )

レモンの有名な産地であるイタリアでは、エスプレッソにレモン果汁や輪切りのレモンを加えて飲む飲み方があります。コーヒーは、ホット、アイス、どちらでも合います。

エスプレッソの苦味をレモンの爽やかな酸味が和らげてくれます。
砂糖やガムシロップを加えると更に飲みやすくなります。

カクテルとしてもたのしまれる:マザグラン(ポルトガル)

マザグランとは、フランス語で「冷やしコーヒー」を意味し、アルジェリアの地名でもあります。
アイスコーヒーにレモン果汁とガムシロップ、またはレモンジュースを加えたら出来上がりです。

炭酸を入れてもおいしいです。
さっぱりとしたレモンとガムシロップの甘さが、暑い夏の疲れを吹き飛ばしてくれますよ。
ブランデーやワインを加えると、カクテルとしてもたのしむことができます。

コーヒーにまさかの紅茶をブレンド!:鴛鴦茶(えんおうちゃ/ユンヨンチャー)(香港)

「鴛鴦」とはおしどりのことですが、おしどりは雌雄が常に一緒にいることが多いことから仲の良い夫婦の象徴とされていますよね。
香港では、おしどりをコーヒーと紅茶に見立てた「鴛鴦茶(えんおうちゃ/ユンヨンチャー)」というドリンクがあります。

飲み物界の二大巨頭である、コーヒーと紅茶をいっぺんに味わうことができるのです。
日本では馴染みのない組み合わせですが、香港ではポピュラーなドリンクです。
紅茶とコーヒーをブレンドしたものに砂糖と無糖練乳も加えることが多く、ホットでもアイスでも飲まれます。

作り方は、紅茶とコーヒーを混ぜるだけです。
紅茶とコーヒーを別々に作って混ぜてもよいですし、コーヒー粉と茶葉を混ぜたものにお湯を注いで淹れてもよいですし、お湯の代わりに紅茶を使ってコーヒーを淹れる方法でも大丈夫です。

味は、ミルクティーに似ていると感じる人が多いようです。
紅茶とコーヒー両方の香り、苦味、コクなどが、打ち消し合うことなく混ざっているので、初めて飲んだ時には不思議な感覚になることでしょう。

紅茶とコーヒーの配分によって風味や味わいが変わるので、自分好みのドリンクにするたのしみ方もできますよ。

【注目度:高】日本で話題のコーヒー

日本のメディアやSMSで取り上げられ注目度が上がっているコーヒーをご紹介します。

誰でもおいしいコーヒーが作れる!:コールドブリュー(水出しコーヒー)

「ブリュー」とは「~を入れる」ことを意味します。
「コールドブリュー」は『低温の水』を使って時間をかけて抽出するコーヒーのことです。
今注目のコーヒーです。

低温でゆっくり抽出することで、コーヒー豆の油分が溶けださないので、クセが少なく透き通ったコーヒーになります。
作り方は、コーヒー豆に水を注いで冷蔵庫に6〜8時間置いておくだけです。
コーヒー豆にそのまま水を入れて抽出してフィルターで漉してもよいですし、ティーバックにコーヒー豆を入れたもので抽出しても大丈夫です。

抽出しすぎると苦味や渋味が強くなり過ぎますので、8時間ほどでコーヒー豆を取り出してください。
水出しコーヒーは、溶け込むコーヒー豆の油分が少ないので酸化しにくく、長くおいしさを保つことができます。

今までになかった濃厚ミルクコーヒー:ミルクブリュー(牛乳出しコーヒー)

ミルクブリューとは、『ミルク(牛乳)』を使って抽出したコーヒーのことです。
このミルクブリューが、手軽においしいコーヒーが飲めると今話題になっています。

時間をかけて抽出したことにより、まろやかだけどしっかりとした香りや旨味のあるコーヒーの味わいと、牛乳のしっかりとしたコクや甘味を感じることができます。

作り方は、コーヒー豆を牛乳に浸して6〜8時間冷蔵庫に置いておくだけです。
コーヒー豆をそのまま牛乳に入れて抽出してフィルターなどで漉す方法でもよいですし、ティーバックにコーヒー豆を入れたものを牛乳に浸しておく方法でも大丈夫です。

コーヒー豆の焙煎度合、挽き具合によって味が変わりますのでいろいろとお試しください。

コーヒーをもっと手軽においしく:コーヒーバック

今注目のアイテム、コーヒーバックをご存じですか?
ティーバックならぬコーヒーバックは、お湯を注ぐだけで手軽に本格的なコーヒーが飲めると今話題のコーヒーアイテムです。

1回分ずつ個包装になっているので持ち運びも簡単です。
コーヒーバッグを使うと、同じく話題の水出しコーヒーやミルクブリューも簡単に作れますよ。

ミルクに代わる美容にもうれしいアイテム使用:アーモンドミルクラテ

アーモンドミルクとは、その名の通りアーモンドから作られた植物性のミルクのことです。
今、豆乳に次ぐ代替ミルクとして注目されています。

アーモンドミルクは、牛乳と比べて低カロリー・低糖質・低脂質の食材です。
また、ビタミンEや食物繊維の含有量が高く、高い抗酸化作用・動脈硬化の予防・血圧低下・悪玉コレステロールの低減などが効果が期待できます。

味は、アーモンドの香ばしさが残るすっきりとした味わいです。
ミルクと比べてとってもあっさりとしているため、物足りなさを感じる方もいらっしゃるかもしれません。
このアーモンドミルクを使ったアーモンドミルクラテがヘルシーでおいしいと、女性を中心に人気ですよ。

美容にダイエットに健康にうれしい:バターコーヒー

バターコーヒーは、ブラックコーヒー、グラスフェッドバター、MCTオイルの3つを混ぜたドリンクです。
あまり聞きなれない、『グラスフェッドバター』と『MCTオイル』について簡単に説明します。

グラスフェッドバターとは

グラスフェッドバターとは、牧草のみを食べて育った牛のミルクから作ったバターのことです。
普通のバターより黄色味が強く、カロテン、共役リノール酸、ビタミン、鉄分などの栄養素が豊富です。

また、普通のバターは悪玉コレステロールを増やす原因になる飽和脂肪酸を多く含みますが、グラスフェッドバターは血中の中性脂肪やコレステロール値を調節する働きのある不飽和脂肪酸を多く含んでいます。
口当たりが軽く、あっさりした味わいが特徴です。

MCTオイルとは

MCTオイルとは、ココナッツやパームに含まれる中鎖脂肪酸油だけを抽出したオイルです。
消化・吸収・分解がスムーズに行われ、短時間でエネルギーになりやすいという特徴があります。
味は無味無臭であることが多いため、広くさまざまな活用方法があります。

このグラスフェッドバターとMCTオイルを混ぜたバターコーヒーが、ダイエット効果やアンチエイジング効果が高いと話題です。

ポイントは、砂糖やミルクを入れずブラックコーヒーを使うということです。
インスタントのバターコーヒーもたくさん売り出されているので、気軽にお試しできますよ。

まとめ

コーヒー界の時流から世界各地で飲まれている珍しいコーヒーの飲み方、日本で話題のコーヒーをご紹介しました。
日常的に存在し変わらないと思っていたコーヒーですが、飲み方は時代の流れや場所によって大きく変化しているのですね。
気になる組み合わせのコーヒーを、ぜひ一度お試しください。

コーヒーと合わせることを考えもしなかった食材が意外にも相性抜群だと気づいたり、コーヒーのより健康的な飲み方と出会えたり、これから新たなコーヒーとの付き合い方が始まるかもしれません。
これからも更にハッピーなコーヒーライフを!

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