たっぷりのクリームが味わえる!イタリア発祥「マリトッツォ」について解説!

外食トレンド

飲食店にとって、最新のトレンドを知っておくことはとても重要です。飲食店ではもちろんのこと、料理のトレンドをおさえてお店に取り入れることで、SNSなどで注目を集めて、話題のお店にできます。

たっぷりのクリームが味わえる!「マリトッツォ」をご存じの方も多いのではないでしょうか。

マリトッツォは、イタリアのローマが発祥のスイーツパンで、柔らかいブリオッシュ生地にたっぷりの生クリームを挟んだ菓子パンです。

今回は、たっぷりのクリームが味わえる!イタリア発祥「マリトッツォ」について紹介していきます。
作り方についても紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。

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マリトッツォとは?

マリトッツォとは、イタリア・ローマ発祥の伝統的なスイーツで、ふんわりと焼き上げたブリオッシュ生地に、たっぷりの生クリームを挟んだ見た目も華やかな菓子パンです。

起源は、古代ローマ時代までさかのぼると言われ、当時は蜂蜜やドライフルーツを練り込んだパンとして親しまれていました。

現在のように、生クリームを豪快にサンドするスタイルが定着したのは近世以降で、特にキリスト教の四旬節に男性が恋人や妻へ贈る習慣が広まり、愛の象徴的なお菓子として知られるようになった背景もあります。

特徴は、なんといってもクリームの量で、ブリオッシュの間から大きくはみ出すほどに盛られるのが一般的です。

使用されるクリームは、生クリームが中心ですが、オレンジピールやナッツ、チョコレートを加えたアレンジも人気です。

軽やかで甘さ控えめなブリオッシュ生地と、口どけの良いクリームの相性が抜群で、ボリュームがありながらも重たすぎず食べやすいのが魅力です。

日本では、2020年前後からブームとなり、イタリア菓子店やベーカリー、カフェで次々と販売され話題になりました。

また、SNS映えする可愛らしい見た目も人気を後押しし、季節のフルーツを合わせた進化系マリトッツォも多く登場しています。

イタリアの伝統と現代のスイーツ文化が融合したマリトッツォは、シンプルながら多彩に楽しめるデザートとして世界中で愛され続けているのです。

マリトッツォの魅力

マリトッツォの魅力とは、いったいなにがあげられるのでしょうか。

ここでは、マリトッツォの魅力について紹介していきます。
主に以下の魅力があげられます。

見た目の華やかさとSNS映え

マリトッツォの大きな魅力の一つは、見た目のインパクトです。丸みを帯びたブリオッシュに、あふれんばかりのクリームが挟まれている姿は、思わず写真に収めたくなる可愛らしさがあります。

日本で人気に火がついた理由の一つも、このビジュアルのユニークさにあります。SNSでは、「ふわふわ」「クリーム爆弾」などの言葉とともに投稿され、カフェやパン屋で注目のスイーツとして広がっていきました。

色鮮やかなフルーツを添えたり、チョコやピスタチオクリームを合わせたりと、アレンジによって、さらに映えるスイーツに変化するのも楽しみの一つです。

食感と味わいのバランス

マリトッツォは、見た目の豪快さに反して、意外と軽やかな味わいが特徴です。土台となるブリオッシュ生地は卵とバターをたっぷり使用して焼き上げられ、ふんわり柔らかくほのかな甘みがあります。

その優しいパンに、口どけのよいホイップクリームがたっぷりと合わさることで、しっとりとした食感と滑らかな口当たりを同時に楽しめます。

甘さも比較的控えめに作られることが多いため、ボリュームがありながらも最後まで飽きずに食べられるのが魅力です。

また、フルーツやナッツを加えることで食感や香りが変化し、幅広いバリエーションを楽しむことができます。

歴史と文化を感じられる背景

マリトッツォは、ただの流行スイーツではなく、ローマに古くから伝わる伝統菓子です。

古代ローマ時代から続く歴史を持ち、四旬節の時期に男性が愛する人へ贈ったというエピソードも残されています。

つまり、マリトッツォには「愛を伝えるスイーツ」という文化的な意味合いが込められているのです。

こうした背景を知って味わうことで、ただの菓子パンではなく、イタリアの風土や食文化を感じ取れる点も魅力のひとつといえます。

日本での人気も単なるブームにとどまらず、各地のパン屋やカフェが独自の解釈で提供することで、新たな文化の一部となりつつあります。

マリトッツォの作り方

高級感漂うマリトッツォですが、実は自宅でも基本的な材料のみで作ることができます。

ここでは、マリトッツォの作り方について紹介していきます。
主に以下の材料や作り方があげられます。

材料(4個分)

ブリオッシュ生地

・強力粉:200g
・薄力粉:50g
・砂糖:40g
・塩:3g
・ドライイースト:5g
・卵:1個
・牛乳:100ml
・バター(無塩):40g

ホイップクリーム

・生クリーム(乳脂肪分35〜40%):200ml
・砂糖:20g
・バニラエッセンス:少々

仕上げ用

・粉糖:適量

作り方

生地作り


ボウルに、強力粉・薄力粉・砂糖・塩を入れ、中央にくぼみを作ってドライイーストを入れます。

卵と人肌程度に温めた牛乳を加え、全体を混ぜる。生地がまとまったら台に出し、表面がなめらかになるまで10分ほどこねましょう。

バターを加える


柔らかくしたバターを加えてさらにこね、弾力が出るまで伸ばし叩きを繰り返します。

生地を丸めてボウルに入れ、ラップをして温かい場所で約1時間発酵させましょう。(2倍の大きさが目安です)。

成形と二次発酵


発酵後、生地を4等分して丸め、ベーキングシートを敷いた天板に並べます。乾燥しないよう布巾をかけ、約30分二次発酵させます。

焼成


オーブンを180℃に予熱し、12〜15分焼きましょう。焼き色がついてきたら、取り出して冷まします。

クリーム作り


ボウルに、生クリーム・砂糖・バニラエッセンスを入れ、氷水を当てながらツノが立つまで泡立てましょう。

仕上げ


冷めたブリオッシュを横に切り込みを入れ、ホイップクリームをたっぷり絞り込みます。仕上げに、粉糖を振りかければ完成です。

ふんわりブリオッシュと軽やかなクリームの組み合わせが絶妙で、アレンジとして季節のフルーツやチョコチップを加えると一層楽しめます。

マリトッツォに使う調理器具や食器

テンポスで扱っている、マリトッツォを作る際に使う調理器具や、おすすめの食器をご紹介!

20cmケーキ皿

その他ケーキ皿はこちら

キッチンエイドミキサー

その他ミキサーはこちら

まとめ

今回は、たっぷりのクリームが味わえる!イタリア発祥「マリトッツォ」について紹介してきました。

マリトッツォとは、ふんわりと焼き上げたブリオッシュ生地に、たっぷりの生クリームを挟んだ見た目も華やかな菓子パンです。

食感と味わいのバランスが感じられるマリトッツォをぜひ、自宅で試してみてください。

#マリトッツォ #イタリア #お菓子

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