飲食店を開業する上で大事なポイント3つを紹介!

出店・開業

飲食店開業を考えてはいるけど、具体的にどんなことに気をつけたらいいか分からないという方は多いのではないでしょうか?

そこで今回はテンポススタッフが多数の飲食店オープンに携わった中で、お伝えしたいポイントをご紹介していきます。飲食店を開業するために、準備をしている方には是非読んでいただきたい内容です。

運転資金の6カ月分を現金で持っておくこと

みなさんが開業する上で最初に気になることは、
「開業するにはいくら自己資金を準備すればいいのか?」
ということですよね。

これは明確にいくらというのは、お店の業態や規模などによっても異なると思いますが、およそ運転資金の6カ月分が目安です。
運転資金とは人件費、食材費、家賃、光熱費などです。
ここについて詳しく解説していきます。

飲食店を開業してから黒字化するまで最低でも半年かかる

開店してからお店が繁盛するまで、最低でも半年かかると言われています。
どんなに美味しいお店でも、認知されなければ売上にはなりません。

認知されてから少しずつ話題になったり、リピーターがついたりして、徐々に軌道に乗り始めるまでは我慢です。
将来繁盛店になるようなお店でも、開店してから半年〜1年は厳しいものです。

開業してからはお金が借りられない

日本政策金融公庫をはじめとして、飲食店を始める上でお金を貸してくれる機関はいくつかありますが、あくまでも開業する際の初期費用という意味合いで貸してくれます。

開業してから、「経営不振によりお金を貸してください」ということでは、回収できる見込みが無いためお金を貸してくれないのは当たり前ですよね。

だからこそ、備えあれば憂いなし。
借りられるうちに蓄えを作っておくということが重要です。

日本政策金融公庫でお金を借りよう

日本政策金融公庫は公共機関が運営をしています。
利率も安く、無担保、無保証で資金を借りることができます。

しかし、資金を調達するにはしっかりとした事業計画書が必要になります。
「自分がどんなお客様にどんな料理をいくらで提供するのか」だけではなく、そのための内装や販促についてのコンセプトを綿密に練り上げて、熱意を持って望むことが重要です。

内装設備にお金をかけすぎないこと

飲食店経営をしたいという方々の多くは、こんなお店にしたい!というコンセプトを膨らませています。

それは悪いことではありませんが、そこに落とし穴があります。

スケルトン物件ではなく居抜き物件を選ぼう

こだわりのお店を作ることも大切ですが、それ以上に大切なのは初期費用を抑えることです。

スケルトンの物件からお店を1から作ると内装工事費で約1,000万円かかります。
それに比べて居抜き物件は半額以下で抑えられるケースが多いです。

工事費の差が出る理由ですが、内装のデザインや造作物などよりも、空調設備(ダクトやエアコン等)や給排水の設備(防水工事、グリストラップ等)という、基本的に飲食店で必要な設備が工事費を占める割合が大きいからです。

足りないものは後から足していくイメージで

お店の内装などで100%の完成度を最初から求めるのではなく、少しずつ付け足していくイメージを持った方が良いです。
理由は、実際にお店を経営していくと事前に描いていたイメージとは違うことがよくあるからです。

学生をターゲット層にしていたけど、実際には主婦のお客様が多いとなれば、当然お客様がお店に求めることは変わってきます。
そうやってお客様と一緒にお店を作っていくイメージの方がうまくいきます。

厨房機器は最低限に抑えるべし

前編の続きですが、厨房機器も最初は最低限で良いです。
食器洗浄機はあると便利ですが、購入するとかなり高額です。

開業してから半年は我慢しましょう。
軌道に乗り始めたら導入すれば良いです。「リースやレンタルを使えば初期費用が抑えられる」と言って営業をかけられることもあるかもしれませんが、これは大きな落とし穴です。

本当に必要なものだけを購入して、あとは付け足していけば良いのです。

椅子テーブルは業務用を選ぶこと

ここまで初期費用を抑えた上で、必要な部分にはしっかり投資をしましょう。
何がなんでも安くすれば良いわけではありません。
椅子テーブルには業務用を選ぶべき理由を以下で説明します。

使用頻度が高いため耐久性が必要

お客様が使用するときだけではなく、掃除をするときや配置を変えるときなど、とにかく椅子もテーブルも移動をするシーンが多いです。

普段家で生活する中で、椅子やテーブルはあまり動かすことがないですよね?
そもそも家庭用と業務用では、用途は同じでも使用頻度が全然違うので、当然つくりが違います。
特に耐久性が全然違います。

家庭用よりは業務用の中古を

前述の通り、家庭用と業務用では作りが違うため、新品の家庭用を購入するよりも、業務用の椅子テーブルを購入した方がよいです。

金額も安いし、中古だからといってすぐに壊れるわけではないので、もしデザインが合うものがあればぜひ購入を検討してください。

最後に

テンポスでは中古の椅子テーブルも多く取り揃えております。
一点ものなので、もし中古の椅子テーブルをお探しでしたら複数店舗回っていただくと良いかもしれません。

少しでも安くて良いものを揃えて、たくさんの飲食店オーナー様のお役に立てればと思います。

厨房機器以外にも、物件探しから内装工事、集客支援のご紹介など幅広くご案内可能です。

飲食店の開業方法についての詳細はこちら

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