飲食店経営者必見!令和のウェブ集客トレンドとユーザーの動向

集客・販促

飲食店経営者であれば、ランニングコストとの兼ね合いもありますが、デジタルでもアナログでも何かしらの集客対策を行っていく考えを持たれていると思います。

こちらではそのなかでもデジタル、ウェブ集客に着目して絶対に対策すべき集客方法と、地域やエリアごとの特性に合わせて解説します。

『ウェブ集客』とは

ウェブ集客とは、インターネット上で来店促進をすることを指しています。
例えばグルメサイトへの掲載、Google Business Profileへの店舗登録のほか、近年ではInstagramやX(旧:twitter)、TikTokなどのSNSも集客に有効であると言われています。

ただ全ての地域で全ての対策をしたからと言って効果が出るわけではなく、繁華街なのか住宅街などの郊外なのか、駅ちかに物件があるのか離れている場所にあるのかといった、店舗の場所におすすめできる販促方法が左右されるため、パターン別にご紹介します。

昨今のウェブ集客のトレンド

まず初めに、現在の販促方法のセオリーをお伝えします。
今ウェブ集客で一番影響力を持っているのがGoogle Business Profile (GBP)です。数年前までは、飲食店のウェブ集客と言えばグルメサイトは必須と言われていました。

しかし、現代では飲食店を探している人たちの探す方法がパソコンではなくスマートフォンに変わったこともあり、グルメサイトよりも上部に表示されるGoogleマップが最もお店探しに使われている状況となりました。

次点にInstagramでお店探しをする人が増えてきています。20代〜30代の層では約4割の方がInstagramをお店探しで使用していると回答しているデータもあり、集客対策としてInstagramのアカウントを運用している飲食店が急増している実態もあります。

利用している人の年齢層が若く、きれいな料理写真を投稿することで来店動機を作ることができる、また、インフルエンサーが来店したお店の投稿を行うことで、ファンが来店してくれるというインフルエンサーマーケティングという集客方法も少しずつ浸透してきています。

お客様の動向

現在では、お店探しをしている人の8割がGoogleを使用していると言われています。
そのうえで店舗のInstagramやHPでお店の料理や店内の様子を確認するなど、より詳細な情報を求めています。

お店探し自体は、ほとんどの方がGoogle、Instagram、ホームページなどで行っており、最終的に予約をする際にネット予約の機能があるグルメサイトにたどり着き予約をしている状態と言えます。

そのため、現代の飲食店舗でウェブの集客対策を行うのであれば、お店をまず見つけてもらうための入り口として、「Google」「Instagram」は欠かせないツールなのです。

グルメサイトは掲載しなくていいの?

それでは、
「グルメサイトは掲載しなくてもいいのでは?」
「GoogleとInstagramだけやってればいいのか。」

そう考えられた方もいらっしゃるかと思いますが、グルメサイト自体の掲載を全くしなくてよい。というわけではありません。あくまでも優先順位、コスト面を考慮した際に費用を割いていくべきツールがグルメサイトではなくなった。これが、筆者の見解です。

例えば、コロナの影響で飲食店側のグルメサイト離れが進行したことも要因の一つですが、現在はランニングコスト0円で、ネット予約の機能が使えるプランを各キャリアが作っています。※ネット予約時の従量課金はかかります。

お客様の予約までの流れが、
①Google/Instagramで行きたいお店を見つける
②グルメサイトで予約する
となっている今、有料掲載をする必要性は低くなります。

もちろんキーワードやエリアによっては、グルメサイトがGoogleマップよりも上部に表示されるケースもあります。そういった地域に出店される場合や、高級志向のお店であればお客様が特定のグルメサイトを好んで使用する傾向もあるため、状況に応じてランニングコストを掛けて掲載することも検討する必要があります。

競合の多い繁華街

おすすめ①:Google
おすすめ②:Instagram
おすすめ③:インフルエンサーマーケティング

飲食店の多い繁華街では、チェーン展開している原資が大きい企業の出店も多くグルメサイトなどでは、個人経営の店舗で上位表示を狙うことが難しいケースが多いです。

代わりにGoogleの対策に関しては力を入れている企業も多くなく、グルメサイトと比較すると対策費用も抑えながら上位表示を狙えるためお勧めです。

住宅街などの郊外

おすすめ①:ホームページ
おすすめ②:Google
おすすめ③:Instagram

住宅街など飲食店が繁華街よりも多くない地域の場合、お客様がお店の信用度を気にされる傾向が多いです。例えば、家族で利用するケースも多いため子供連れでも安心して利用できるのか、店内の様子や、コロナ渦では衛生面の管理状況は問題がないかなどが重要視される傾向にありました。

そのため、お店の特色が出しやすいホームページは住宅街などの店舗様にお勧めです。

温泉街やリゾートなどの観光地

おすすめ①:Google
おすすめ②:Instagram
おすすめ③:ホームページ

観光地であればGoogleの対策はマストと言えます。これは、各地より地域のことに詳しくない方が来られるエリアの為、間違いなく地図を確認しながら行動をされるからです。言わずもがな、Instagramでお客様の視線に泊まるお写真を投稿し、ホームページでお店の詳細な情報を掲載することで、「旅行」という非日常を有意義なものにさせてくれるお店だと感じさせる事も友好的な手段と言えます。

まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございます。
昨今のお客様の動向などから、集客対策のトレンドは間違いなくGoogleと言えます。

ただそのほかにも地域の特性によっては、多方面からの対策を行うことが必要なケースもありますので、どのような集客方法がお店に合っているのか悩まれている方はぜひお問合せ、ご相談ください。

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