クラウドファンディングのメリットとは?種類や流れについて詳しく解説!

外食トレンド

近年クラウドファンディングの注目度が高まっており、飲食店の方でもクラウドファンディングを利用する人が増えています。

今回は近年注目度が増しているクラウドファンディングの種類やメリット、行う際の流れについて詳しく解説していきます。

クラウドファンディングとは?

クラウドファンディングとは「群衆(クラウド)」と「資金調達(ファンディング)」を組み合わせた造語で、インターネットを通じて不特定多数の人に資金提供を呼びかけ、趣旨に賛同してくれた人たちから少額ずつ資金を調達することを指しています。

いつから注目され始めたのか

クラウドファンディングが注目されるきっかけになったのは2011年の東日本大震災だと言われています。震災をきっかけに復興支援を目的とした寄付型のクラウドファンディングが広まりました。皆さんも震災にあった方を助けたい・応援したいという気持ちになり、募金や物資提供などを行った人も多いのではないでしょうか。

また、2014年5月には規制を緩和する金融商品取引法の改正案が国会で可決成立したことに伴い、投資型クラウドファンディングも注目されるようになりました。

クラウドファンディングの種類

次にクラウドファンディングの種類について説明していきます。
種類は大きく分けて投資型と非投資型の2つに分かれます。
投資型はリターンがお金であるのに対し、非投資型は商品やサービスがリターンになります。

投資型

投資型の中でも3つに分類されます。それぞれ紹介していきます。

株式型

株式型は、株式会社の株を購入することで資金調達に寄与する方法です。
株式型の特徴は、ハイリスク・ハイリターンという点です。
投資した企業がその後成長すれば、大きなリターンを得ることができますが、一方で投資した企業の業績が悪化した場合、リターンも減少してしまいます。

ファンド型

ファンド型はプロジェクトに必要な資金を調達することができるクラウドファンディングになっております。
特徴は、株式型と同様ハイリスク・ハイリターンという点です。

リターンは売上によって変動します。場合によっては、元本割れすることがあるので、理解しておきましょう。

貸与型

貸与型は、資金を運用したい投資家と資金を調達したい企業や個人をマッチングする仕組みになっています。
投資家から小口で資金を集めることで大口にし、必要な資金を集めることができます。
貸与型は「融資型クラウドファンディング」や「ソーシャルレンディング」とも呼ばれています。

リターンは投資元本と、利率から融資型クラウドファンディング運営業者の手数料を差し引いた金額が利回りとして分配されます。

非投資型

次は非投資型について解説していきます。
非投資型は「購入型」と「寄与型」の2つに分類されます。

購入型

購入型は、起案者が行いたいプロジェクトを達成するために必要な金額を支援者から集める仕組みになっております。
リターンはプロジェクトが達成した際に、その成果であるサービスや商品になります。

寄与型

寄付型は、一般的な「寄付」と同様でリターンは特にありません。
インターネットを経由して、寄付金を募っている場合にはクラウドファンディングの1つとして扱われています。

近年では、震災等の災害を受けた地域の復興に向け、支援金を集めるクラウドファンディングがありますが、これは寄付型に当たります。

クラウドファンディングのメリット

続いてクラウドファンディングのメリットに詳しく解説していきます。
メリットは大きく分けて3つあります。

資金集めのハードルが低い

資金を調達するとなったときに、銀行などの金融機関を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
しかし、金融機関では出資を得るのが難しい場合もあります。
クラウドファンディングでは不特定多数の人から資金を調達することができるため、プロジェクトに賛同してくれる人が多ければ、多額な資金でも調達できます。

宣伝効果が高い

クラウドファンディングは資金調達のためだけのためにあると思っている人も多いのではないでしょうか。
もちろん資金調達が大前提としてありますが、動画や文章を通して、会社のプロモーションを行うことができます。

飲食店であれば、クラウドファンディングを通して、認知度を向上し、開業後の継続的な来店に繋げることができる可能性があります。

自己資金が不要

クラウドファンディングを行う際には基本的に自己資金が不要です。
現在お金を持っていなくても、実現したいプロジェクトがあれば、挑戦することができます。
ただし、審査があり、100%始められるとは限らないため、注意しておきましょう。

クラウドファンディングの流れ

次にクラウドファンディングの流れについて詳しく解説していきます。
クラウドファンディングの流れは大きく分けて4つに分かれています。それぞれ紹介していきます。

目標設定

まず初めに目標設定があります。
プロジェクトの具体的な内容を考え、そのプロジェクトに必要となる資金を計算します。
必要な資金が分かったら、どのような人に資金を出資してもらいたいか、ターゲットを決めます。
最後にプロジェクトに賛同してくれた人のリターンを設定します。

クラウドファンディングのサービスの選択・登録

目標が明確に定まったら、利用したいクラウドファンディングのサービスの選択に移ります。
国内のクラウドファンディングサイトの中にも、それぞれ特徴が異なるので、目的に合ったサイトを選ぶようにしましょう。

サイトが決まったら、登録を行います。
プロジェクトの内容や熱意を詳しく書くことで、共感を得やすくしましょう。

審査・開始

全てのプロジェクトが審査を通過するわけではありません。
社会的問題があるプロジェクトは当然審査を通過できません。
プロジェクトの見通しが運営の人に伝わるようなものにしましょう。

審査に通過したらプロジェクトがようやく開始されます。
開始されたら資金が集まるまでただ待つのではなく、積極的に呼びかけを行うことで支援者を募りましょう。

支援者へのお礼・終了

プロジェクトが達成したら、支援金が口座に入金されます。
一方で、プロジェクトが達成できなかった場合は、支援金は支援者に返金されます。

プロジェクトが達成できた場合も達成できなかった場合も、支援してくれた人がいます。
感謝の気持ちを伝える文章を作成し、掲載したり手紙を送ったりしましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
近年クラウドファンディングの注目度が増しており、支援してくれる人も増えています。
実現したいプロジェクトがある人は、ぜひクラウドファンディングを活用してみてください。

テンポスは飲食店を応援しています。
繁盛店支援には欠かせないサービスを多数取り揃えているので、ぜひ利用してみてください。

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