飲食店で使う炊飯器、どれを選べばいい?目的別おすすめ機種と選び方

経営ノウハウ

飲食店の味を決めるうえで、ご飯のクオリティはとても重要です。
特に和食や丼もの、定食を提供するお店では、お米の炊き上がりがそのまま「お店の評価」に直結すると言っても過言ではありません。

しかし、業務用炊飯器にはガス式やIH式、マイコン式などさまざまな種類があり、「どれを選べばよいのか分からない」と悩む方も多いのではないでしょうか。

今回は、飲食店で使う炊飯器の選び方や、それぞれのタイプの特徴、店舗規模や業態に応じたおすすめ機種について、厨房のプロの視点で分かりやすくご紹介します。

※掲載の商品は2025年6月現在のものです。中古の商品は一点ものですので、売り切れの場合もございます。ご了承ください。

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目次

炊飯器のタイプ別比較と特徴

業務用炊飯器にはさまざまなタイプがありますが、それぞれに「向いている店舗」や「向いていない使い方」があります。以下では、主な4タイプの炊飯器について、より具体的な特徴や選び方のコツをご紹介します。

■ ガス炊飯器(直火式)

特徴
・ガスの強火力で一気に炊き上げるため、米の芯までしっかりと熱が入り、ふっくらとした仕上がりになります。
・特に、白米本来の甘みや粘りを引き出す点では非常に優れています。

メリット
・炊き上がりが非常に美味しい
・連続して大量炊飯が可能(5升〜10升以上)
・火力が安定していれば炊きムラが少ない

デメリット
・設置に都市ガスまたはLPガス配管が必要
・設置場所に注意が必要(換気や火気対策)
・火を使うため、火災対策も考慮する必要あり

こんな店舗におすすめ

・丼ものや定食メニューを提供する中〜大規模店
・回転率が高く、常に炊飯し続ける必要のある飲食店
・ご飯の味にこだわる本格和食店

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■ IH炊飯器(電磁加熱式)

特徴
・IH(電磁加熱)方式は、内釜全体を均一に加熱することができるため、炊きムラが少なく、安定した仕上がりが期待できます。
・火を使わないため、安全性が高いのもポイントです。

メリット
・ムラなくふっくらと炊き上がる
・火を使わないため安全で扱いやすい
・保温機能が優れており長時間提供に向いている

デメリット
・ガス式より炊飯スピードはやや遅め
・炊飯容量が中規模向け(2〜5升が主流)
・電源容量に注意が必要(専用コンセントが必要な場合も)

こんな店舗におすすめ

・小〜中規模の飲食店、カフェ、惣菜店
・安定した味と安全性を重視したい方
・厨房に火気設備がない、または避けたい場合

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■ マイコン炊飯器(ヒーター式)

特徴
・内釜の底にあるヒーターで加熱するタイプで、家庭用炊飯器と同じ原理です。
・シンプルな構造で価格も比較的安価ですが、大量調理にはやや不向きです。

メリット
・初期費用が安く、導入しやすい
・操作が簡単で、スタッフ教育がしやすい
・小スペースで設置可能

デメリット
・炊きムラが出やすく、味の安定性に欠ける
・保温性能は高くないため、提供までの時間に注意が必要
・容量が小さめで、連続炊飯には不向き

こんな店舗におすすめ

・小規模店舗やサブ用の炊飯器として
・おにぎり屋、テイクアウト専門の弁当店
・少量炊飯が中心のメニュー構成

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■ 電子ジャー(保温専用)

特徴
・炊飯機能はなく、すでに炊いたご飯を適切な温度で保温するための機器です。
・長時間の保温に向いており、バイキング形式など、提供量が多い店舗に適しています。

メリット
・大容量の保温が可能(5升〜10升以上)
・ご飯を乾燥させずに長時間キープできる
・電気代が比較的安価で運用できる

デメリット
・炊飯機能がないため、別の炊飯器が必要
・保温時間が長すぎると風味が落ちる

こんな店舗におすすめ

・食べ放題やセルフサービスの飲食店
・大量に炊いたご飯を常に温かく提供したい店舗
・昼と夜でピーク時間が分かれている業態

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炊飯器タイプ選びのワンポイントアドバイス

炊飯器選びで失敗しないためには、以下の3つのポイントを意識するとよいでしょう。

店舗の提供スタイルに合ったタイプを選ぶ

→ 丼ものメインなのか、定食形式か、セルフサービスか

厨房の設備に合うかどうかを確認

→ ガスが使えるか、専用コンセントはあるか、スペースは十分か

炊飯量とピーク時間を考える

→ 朝にまとめて炊いて保温するか、随時炊くかによっても適した機種が変わります

店舗タイプ別おすすめ炊飯器

飲食店で使用する炊飯器は、「炊飯量」「スピード」「味の安定性」など、店舗の業態やオペレーションに大きく影響します。

以下では、代表的な店舗タイプごとに、なぜその炊飯器タイプが向いているのか、理由を掘り下げてご説明します。

■ 小規模カフェ・弁当屋・テイクアウト専門店

おすすめ炊飯器:IH炊飯器 または マイコン炊飯器

これらの店舗では、ご飯の提供量は1日数十食程度で、厨房スペースも限られていることが多いです。
そのため、安全で省スペース、操作が簡単な電気式の炊飯器がおすすめです。

・IH式なら味の安定性が高く、リピーター客にも安心
・マイコン式はコストを抑えながら、少量炊飯に対応可能

弁当屋では短時間で数回炊きたい場合もあるため、炊き時間や連続使用に強い機種を選ぶと効率的です

注意点:電源容量(特にIH)は事前に確認し、専用回路が必要かチェックしておきましょう。

■ 丼もの店・ラーメン店・カレー店

おすすめ炊飯器:ガス炊飯器(直火式)

丼ものやラーメンのセット、カレーなどは、ご飯の提供スピードと質の両立が重要になります。

ガス式炊飯器は火力が強く、短時間で大量のご飯をふっくら炊けるため、このような店舗に非常に適しています。

・昼と夜のピークに合わせて連続炊飯が可能
・強火で炊くことで、米の香りや旨みをしっかり引き出せる
・提供スピード重視の現場で特に重宝されます

注意点:ガス設備や排気環境が必要です。防火管理のルールもあらかじめ確認しましょう。

■ 定食屋・和食店・居酒屋

おすすめ炊飯器:ガス炊飯器 または IH炊飯器+保温ジャー併用

このような店舗では、「味へのこだわり」と「提供時間のばらつき」に対応できる炊飯器が求められます。

・ガス式は炊き上がりの味が良く、主食としてのご飯に高いクオリティを求める店舗に最適
・IH炊飯器なら、保温機能が充実しており、注文がまばらなタイミングでも安定供給が可能
・保温ジャーと組み合わせれば、ピーク前に炊いたご飯を適温でキープできます

運営ポイント:客席回転数や提供数に応じて、3升〜5升炊きの中型機種を複数台導入するのも効果的です。

■ ビュッフェ・食べ放題・社食・学食

おすすめ炊飯器:ガス炊飯器+大型保温ジャーの併用

大量のご飯を一気に準備し、長時間保温しておく必要があるため、炊飯能力と保温能力の両立が求められます。

・ガス炊飯器で一度に8〜10升炊飯して回転よく提供
・保温ジャーでご飯を乾燥させずにキープし、常に温かい状態で提供できる
・電子ジャーはセルフサービス形式でも活躍します

おすすめ運用:昼食・夕食などピーク時間がはっきりしている店舗では、ピーク直前に一括炊飯し、保温機に移すと効率的です。

■ サブ用途・イベント・季節限定メニュー対応

おすすめ炊飯器:マイコン炊飯器(小容量タイプ)

普段はあまりご飯を提供しないが、限定メニューやイベント時に対応したいという場合は、マイコン式の小型炊飯器がおすすめです。

・必要なときだけ使えるため、コストを抑えやすい
・イベントやケータリングでも持ち運びやすい軽量タイプが多い
・導入コストも低いため、サブ用途に適しています

選び方のポイント:持ち運びしやすいコンパクトタイプや、電源一口で簡単に使えるモデルが便利です。

店舗タイプ別に見る導入例(まとめ)

人気の業務用炊飯器比較(一部抜粋)

業務用炊飯器は、同じ「5升炊き」や「ガス式」といったスペックでも、メーカーやモデルによって使い勝手や炊き上がりの傾向が異なります。

以下では、現場で特に人気のある炊飯器をいくつかピックアップし、その特徴やおすすめポイントを詳しくご紹介します。

■ タイガー 業務用IH炊飯ジャー「JNO-A360」

タイプ:電気(IH)式/3.6L(2升)炊き
おすすめ店舗:小規模カフェ・定食屋・テイクアウト弁当店
特徴とポイント
・IH加熱方式で、釜全体を均一に加熱。炊きムラが少なく、安定した仕上がりになります。
・保温機能が非常に優れており、時間が経ってもご飯の黄ばみや乾燥を抑えてくれます。
・本体がコンパクトで場所を取らず、小規模店舗でも導入しやすいモデルです。
おすすめ理由:電気式でも十分ふっくらとしたご飯が炊けるうえ、手間が少なく安全に扱えるため、スタッフ数が限られる店舗に最適です。

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■ リンナイ ガス炊飯器「RR-50S1」

タイプ:ガス(直火)式/9.0L(5升)炊き
おすすめ店舗:丼もの専門店・和食店・ラーメン店・社食
特徴とポイント
・ガス火力による炊き上がりで、ふっくら・つややかなご飯が炊けるのが最大の魅力。
・操作がシンプルで直感的、炊飯のたびに美味しく仕上がります。
・耐久性も高く、連続炊飯にも強いため、ピークタイムに何度も炊きたい店舗にぴったりです。
おすすめ理由:味の良さと炊飯スピードの両方を重視する現場には、直火式のリンナイが定番。特に丼ものやカレー店など、ライス中心のメニューに最適です。

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■ パロマ ガス炊飯器「PR-10DSS」

タイプ:ガス(直火)式/18.0L(1升〜10升)炊き
おすすめ店舗:バイキング形式・社食・食堂など大規模提供店舗
特徴とポイント
・一度に最大10升まで炊飯可能な大容量モデルで、大量調理に最適です。
・強力な直火で炊き上げるため、炊きムラがなく、ご飯の粘りや艶もしっかり出ます。
・安定性とスピード重視の厨房環境でもしっかり応えてくれます。
おすすめ理由:大量提供に適したモデルで、大人数に一度にご飯を提供したい場面で活躍します。保温ジャーと併用することで、ピーク対応も万全です。

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■ タイガー 電子ジャー「JHA-540A」

タイプ:保温専用(炊飯機能なし)/3升対応
おすすめ店舗:セルフサービス店・バイキング・社食など
特徴とポイント
・炊いたご飯を適温で長時間保温できる、専用の電子ジャーです。
・湿度を保ちつつ乾燥を防ぐ構造で、ご飯のパサつきを抑えます。
・保温だけに特化しているため、導入コストも抑えられます。
おすすめ理由:炊飯器と併用することで、大量炊飯の保温が可能になります。ピーク前に炊き上げて保温し、スムーズなオペレーションが可能です。

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比較早見表(簡易まとめ)

炊飯器選びの補足ポイント

毎日使うなら耐久性のあるモデルを

■業務用は家庭用と違い、稼働時間が長くなりやすいため、信頼性の高いメーカーのモデルがおすすめです。
■アフターサービス・部品供給の安定性も、長く使ううえで重要です。修理対応が早いメーカーを選びましょう。
■中古で導入を検討する場合は、炊飯回数や内釜の状態、点火確認などを事前にチェックしてください。

ご紹介した機種はあくまで一部です。

店舗の規模や業態により、さらに最適なモデルがありますので、「何升炊きがいいかわからない」「厨房にガス配管がないけどご飯にこだわりたい」といったお悩みがあれば、ぜひご相談ください。プロ目線で最適な一台をご提案いたします。

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導入時に注意したいコスト面

業務用炊飯器の導入は、「安い機種を買えばいい」という単純な話ではありません。
購入後の運用も含めた総コストを見極めることが、長期的な厨房運営の効率化につながります。

■ 1. 初期費用(本体価格)

業務用炊飯器の価格帯は、種類や炊飯量によって大きく異なります。

ポイント
初期費用を抑えたい場合は、中古機器の導入も選択肢に入ります。
ただし、内部の状態や寿命をしっかり確認し、信頼できる販売店から購入することが重要です。

■ 2. ランニングコスト(光熱費)

炊飯器の使用頻度が高い店舗では、ランニングコストが毎月の経費に影響します。

IH式・マイコン式(電気)

⇒ 電気代は炊飯量に比例。IHはやや電力消費が大きめですが、保温の電気代は抑えられます。

ガス式

⇒ 都市ガス・プロパンの違いでコストが変わります。短時間で炊けるため、トータルでは経済的になるケースもあります。

具体例(1日3回炊飯・1升)
IH式:月あたり約1,500〜2,000円程度(電気代)
ガス式:月あたり約1,000〜1,500円程度(ガス代)

アドバイス:ピーク前にまとめて炊飯し、保温ジャーを併用することで光熱費を抑える工夫も可能です。

■ 3. 保守・メンテナンス費用

業務用炊飯器は毎日のように使われるため、定期的なメンテナンスが必要です。

内釜の交換

摩耗によって炊きムラが出ることがあるため、年に1回程度の交換が理想です(費用目安:3,000〜1万円)。

電気式のヒーター部品

長期間使用すると故障する場合があり、修理費が5,000〜2万円ほどかかることもあります。

ガス式の点火不良・安全装置

定期的な点検が必要です。修理費用は部品や症状によって異なります。

アドバイス:新品購入時に「メーカー保証期間」や「延長保証サービス」の有無を確認しておきましょう。保証付きの中古品も安心材料になります。

■ 4. 設置・電気/ガス工事費

厨房に新しく炊飯器を導入する場合、電気やガスの工事が必要になるケースがあります。

電気式IH炊飯器

1,400W〜2,000Wの電力が必要なため、専用回路の増設工事が必要になることもあります(目安:1万円前後)。

ガス炊飯器

ガス栓の増設・接続が必要。特にプロパンガスの場合、業者との調整が必要です。排気設備も合わせて検討しましょう。

アドバイス:導入前に設備環境をチェックし、「現場にそのまま設置できるかどうか」を販売店に相談することが大切です。

■ 5. 中古機の注意点とコスト感

中古の炊飯器は初期費用が抑えられる反面、寿命や保証の有無に注意が必要です。

中古価格

・新品の40〜70%程度が相場
・使用回数・年式・内部部品の劣化状況を要チェック
・清掃・整備済の「整備品」であれば、初期不良のリスクが少ないです

アドバイス:中古品を選ぶ場合は「整備済み保証付き」の機種を選ぶのが理想です。特に内釜や電気回路は、見た目だけでは判断できないため、実績ある厨房機器専門店から購入するのが安心です。

コストで失敗しないために

炊飯器選びで失敗しないためには、以下のような視点で比較・検討することをおすすめします。

・購入価格+設置工事費の合計で考える
・毎月の光熱費・メンテナンスコストを試算する
・2〜3年後の買い替えタイミングまで見据える
・営業スタイルの変化(店舗拡大・弁当対応など)も考慮する

コスト面をしっかり把握しておくことで、「思ったより高くついた」「壊れて買い直しになった」といったトラブルを防げます。

また、厨房機器をまとめてリースにすることで初期費用を抑える方法もありますので、必要に応じて検討してみましょう。

よくある質問(FAQ)【詳しく解説】

Q1. 電気式とガス式、どちらが美味しく炊けるの?

A:どちらも美味しく炊けますが、炊き上がりの傾向に違いがあります。

ガス式

ガス式は直火で一気に加熱するため、ふっくら・もちっとした仕上がりになりやすく、特に和食や丼物との相性が抜群です。

電気式

電気式(IH)は加熱ムラが少なく、安定して炊き上がるため、日常的に同じ品質で提供したい定食屋や弁当店におすすめです。

どちらが美味しいかは店舗の料理ジャンルや味の好みにもよるため、試食できる機会があれば比べてみるのが一番です。

Q2. 何升炊きを選べば良いか、目安はありますか?

A:1日の来客数やピーク時の提供量から逆算するのが基本です。

以下は目安の早見表です。

ポイント:ピーク時に1回で炊ききれない場合は、保温ジャーと併用して複数回炊くか、複数台持ちも検討すると効率的です。

Q3. 中古の炊飯器は信頼して使えますか?

A:整備済・保証付きの中古品であれば、十分に信頼できます。

厨房機器専門店では、内部の点検・分解清掃・動作確認を済ませた「整備済み中古品」が販売されています。これらは新品の約半額程度で導入でき、初期費用を大きく抑えることが可能です。

ただし、以下の点に注意が必要です。

・内釜のコーティング状態は要確認(剥がれていると炊きムラが出ます)
・使用年数が長いもの(10年以上)は避けるのが無難です
・保証の有無を必ず確認しましょう(1ヶ月〜6ヶ月保証があると安心です)

Q4. 店舗にガス配管がないのですが、ガス炊飯器は使えますか?

A:ガス栓がない場合は、電気式を選ぶのが安全・確実です。

・ガス炊飯器を使用するには、都市ガスまたはプロパンガスの配管が必要です。
・配管工事やガス栓の増設には追加コストと工期が発生するため、設備の関係で難しい場合は、電気式(IHやマイコン)を選ぶのが現実的です。
・近年のIH炊飯器は性能が非常に高く、直火式に近い炊き上がりも実現しています。

Q5. ご飯の保温は炊飯器だけでできますか?

A:炊飯器にも保温機能はありますが、長時間の保温には専用ジャーの併用がおすすめです。

炊飯器の保温機能は、数時間程度なら問題なく使えますが、長時間保温(4時間以上)になると、ご飯の乾燥や黄ばみが気になるケースもあります。

そのため、ピーク前に炊飯したご飯をストックしたい場合は、以下のような保温専用ジャーとの併用がおすすめです。

・タイガー「JHA-540A」などの大型電子ジャー(5升以上対応)
・シャトルジャー(真空保温タイプ)で自然保温する方式
・保温ジャーは温度管理がしっかりしており、ご飯の美味しさを長くキープできます。

Q6. リースや分割払いも可能ですか?

A:多くの厨房機器販売店で対応可能です。

新品・中古問わず、厨房機器専門店では「リース契約」や「分割払い(ローン)」に対応していることが多く、初期費用を抑えたい開業時には特に有効な選択肢です。

リース

契約期間中に毎月一定額を支払い、終了後は機器を返却または買い取り

割賦(ローン)

分割払いで購入し、完済後は自分の所有物になる

導入にあたって、厨房機器のリース契約を検討している方は、事前に見積もりを取り、月額費用や契約期間を確認しましょう。

お悩みはお気軽にご相談を

炊飯器の導入は「何を基準に選べばよいかわからない」というお声が非常に多い分野です。
店舗の広さ・客数・メニュー内容など、細かい条件によって最適な機種は変わってきます。

「IHかガスか迷っている」「何升炊けば足りるのか不安」「中古でも大丈夫?」など、どんなことでもお気軽にご相談ください。
厨房機器のプロが、現場目線でしっかりサポートいたします。

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まとめ:炊飯器選びは「味と効率」がカギ【詳しく解説】

炊飯器は単なる調理機器ではなく、「お店のごはんの味」を決定づける存在です。
そしてその味を、毎日ブレなく、効率よく提供し続けることが、飲食店としての信頼とリピート率につながります。

そこで、炊飯器選びにおいて重要となる2つの軸がこちらです

■ 1つめの軸:「味」= 炊き上がりの質と再現性

ごはんの仕上がりは、料理全体の満足度を大きく左右します。
とくに、主食としてのごはんが中心にある店舗(和食・定食・丼・弁当店など)では、毎日同じように炊けることがとても大切です。

ガス炊飯器は直火加熱により、香ばしさやふっくら感が際立ちます。
お米本来の甘みや食感を重視する場合に最適です。

IH炊飯器は加熱制御が安定しており、ムラが少なく、毎回均一な炊き上がりを実現しやすいのが魅力です。

マイコン式は手頃で導入しやすい反面、大量炊飯や精度の高い炊き分けには不向きな場合があります。

また、保温機能との連携や、冷めてもおいしいごはんを提供するための工夫も味に直結します。

■ 2つめの軸:「効率」= 調理スピードと作業負担の軽減

厨房の現場では、少しの時間差がピーク時のスムーズさを左右します。
炊飯器の選び方次第で、作業効率や回転率が大きく変わります。

・必要な炊飯量を一度に炊ける機種か?
・再炊飯のスピードは十分か?
・清掃・保守に手間がかからないか?
・設置場所・配線や配管に問題はないか?

こういった視点で検討することで、「思ったより手間がかかる」「保温が追いつかない」といった導入後のトラブルを避けることができます。
また、光熱費や人件費の削減という点でも、効率の良い炊飯器選びは大きなメリットになります。

■ おすすめは「店舗に合った1台」を選ぶこと

どれだけ高性能な炊飯器でも、「お店の規模・営業スタイル・メニュー内容」に合っていなければ、本来の力を発揮できません。

たとえば

・来店数が少ない店舗で10升炊きを使ってもごはんが余る
・忙しい丼チェーンで1升炊きでは回転が追いつかない
・テイクアウト中心なのに保温機能が弱い機種を選んでしまう

など。

そのため、店舗の状況に合わせた炊飯器選びが、長期的な成功につながるのです。

最後に:信頼できる販売店に相談を

初めての炊飯器導入や買い替えでは、性能や容量だけでなく、コストや設置、アフターサービスまで総合的に考える必要があります。

厨房機器に詳しいプロに相談することで、「自分の店にぴったりの1台」が見つかりやすくなります。

中古やリースも含めた最適な選択肢を提示してくれる専門店を選ぶと、コストも抑えつつ安心して導入が可能です。

■まとめチェックリスト

□お店の客数と営業スタイルに合った炊飯量か?
□味・食感・保温状態に満足できるか?
□導入コストとランニングコストは適正か?
□メンテナンス性・保証は十分か?

これらのポイントをふまえて、ぜひご自身の店舗に最適な炊飯器を見つけてください。
ご不明な点や具体的な商品選びのご相談があれば、いつでもご連絡ください。
お店の「ごはん力」を底上げする、最良の一台をご提案いたします。

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