これから開店予定の皆様に!商品選びの基本的な「コツ」をまとめました。~その4~

厨房づくり

新規開業時に、物件が決まり、内装工事の予定が立つと次は厨房機器選びになります。厨房のサイズやメニューに合わせた商品を選ぶのも、同じ機器でも何が違うのか考えるのも大変です。

今回はパン屋さん、カフェなどで使われる機器の違いや使い方をまとめてみました。新規購入だけでなく買い替え時にも参考にしてください。

パン屋さんに必要な機器

【ドゥコンディショナーとホイロってなに?】

ドゥコンディショナーとホイロとは、共にパン生地を発酵させる機器です!

・ホイロ
ホイロは生地の発酵のみを行う機器です。パンを焼く前に生地を最終発酵させるため、温度、湿度を最適に保つ機械です。一般的に、生地の最終発酵は湿度85%、温度38℃が最適と言われており、最終発酵後の生地は柔らかくなり、成形しやすく、火が通りやすくなります。

・ドゥコンディショナー
ドゥコンディショナーは冷凍した生地の保冷、解凍、発酵などの作業をボタン一つで、全て自動で行います。

【それぞれの機器のご紹介】

生地こね機

商品名はパンこね機ですが、うどん、パスタ、餃子、ソーセージ、お好み焼きまでさまざまな生地こねに使えます。

・従来に比べ安価でコンパクト
・単相100Vで使えます

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ホイロ

・発酵のみのため朝早く仕込む必要があります。
・金額は50万円前後でドゥコンディショナーの半額以下。初期投資を抑えたい方や個人店向けです。

小型ホイロ

・1斤パンなら12個、小型パンなら最大72個。
・工具不要でたためるので収納に場所をとりません。
・金額も20万円前後とお求めやすい値段です。
・自家製パンを検討している飲食店の方に最適です。

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ドゥコンディショナー

・生地の冷凍、冷蔵、発酵を全てこなす優れもの。
・早出の必要がなく、店に来たら焼くだけ。
・100万円以上と高額です。

アルバイトさんでもボタン一つで失敗なし!大型店舗に最適です。

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ベーカリーオーブンは、ハード系、ソフト系、両方、冷凍生地使用、製菓ありなど製造するパンや、1日どのくらいの販売数を目指すかにより、「コンベクションオーブン」「デッキオーブン」などさまざまな対応機器があります。どの機器を使えば良いかに迷ったら是非ご相談ください。

カフェに必要な機器

【コーヒーマシンの選び方①】

家庭用と業務用は何が違う?

・家庭用はタンクに水を入れ、抽出数10杯程度と限られ、抽出前に時間がかかります。
・業務用は水道直結で連続抽出が可能です。

提供数が多いお店は業務用がおすすめです。でも水道直結の機器の場合は水道設置工事が必要です。

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【コーヒーマシンの選び方②】

お店でコーヒーを提供するけど何を選べば良い?
1日の提供数で変わります。

・50杯以下なら1連マシン。
・50杯以上なら2連マシン。
が目安です。
テイクアウトありなしでも変わりますのでご相談ください。

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コーヒーマシンもさまざまな種類があります。
それぞれの特徴をご紹介します。

【水だしコーヒーマシン】

一滴ずつ珈琲豆に水を浸透させ抽出し、マイルドな味を楽しめます。

・コーヒーだけでなく緑茶の抽出にも最適。
・見た目も良く、インテリアとしても◎

抽出に数時間かかるためコーヒーを売りにするお店向けです。

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【コーヒーサイフォン】

蒸気圧を利用し抽出し、ドリップに比べ温度が高く、香り高いコーヒーになります。

・音や抽出過程も楽しめます。
・都度抽出するため本格カフェ向け。
・熱源が必要となり、準備に手間がかかります。

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【ドリップコーヒーマシン】

豆をセットし、水を入れるだけの一般的なマシンです。

・1回で大量に作れ、作り置きができます。
・置きすぎると煮詰まり風味が落ちます。

テイクアウトやランチコーヒーに最適です。

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【エスプレッソマシン】

・全自動:豆挽きから抽出まで全て自動、誰でも同じ味が出せるため、アルバイトさんにも安心です。
・セミオート:コーヒー粉に圧力をかける「タンピング」が必要、豆の量やタンピングの仕方、コーヒー豆の引き方により味が変わるため、知識があり個性を出したい玄人向けの機器です。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。
是非、お店の大きさやメニューにあった商品選びの参考にしてください。

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