韓国の国民食、フライドチキンが大流行中!韓国人がこよなく愛する「チメク」とは?

外食トレンド

現在、若者を中心に大流行している韓国グルメ。中でも、フライドチキンが大人気なんです!
この記事では、新メニューで韓国料理に挑戦したい!トレンドを取り入れたい!デリバリーメニューを開発したい!と考えている飲食店オーナー様へ、韓国フライドチキンを紹介します。

韓国の国民食フライドチキンの歴史

現在、日本でも大流行している韓国のフライドチキン。「韓国と言ったら焼肉とキムチ!」というイメージを持っている方も多いと思いますが、韓国ではフライドチキンが庶民グルメのキングなんです。まずは、そんな韓国のフライドチキンの歴史をご紹介します。

韓国人はチキンが大好き!?「チメク」とは?

おかずにもなるし子供のおやつにもなるフライドチキンですが、韓国人鉄板の食べ方は「チメク」です!「チメク」とは、メクチュ(ビール)を飲みながらチキンを食べることで、チキンとメクチュで「チメク」だそうです。
韓国では、1日で52万羽の鶏を消費しているという統計が出ており、フライドチキンだけでも280以上ものフランチャイズ店があるほどの国民食です。

フライドチキンの普及前

伝統的に、韓国で鶏は高価なものだとされています。1950年代以前は韓国で代表的な鶏料理と言えば「参鶏湯(サムゲタン)」くらいしかありませんでした。参鶏湯は鶏のお腹に高麗人参などの高価な薬膳を入れて煮込んだスープで、滋養強壮(じようきょうそう)に効く「お薬」的な存在です。滋養強壮とは、食べ物の栄養から体の弱い部分を強くする働きのことです。昔は、鶏肉は大病を患ったりした時に食べるもので、めったに口に入れられるものではなかったそうです。

そんな韓国でのフライドチキンの始まりは、朝鮮戦争の時代にアメリカ兵がフライドチキンを持ち込んだことだと言われています。韓国人による鶏料理は、朝鮮戦争の休戦後の1961年にソウルの明洞にあった「明洞栄養センター」というレストランが、オーブンで焼いた鶏の丸焼きを提供し始めたのが最初だと言われています。この当時も鶏は高級品でした。

韓国国産フライドチキンチェーン店の登場

1970年代、韓国は「漢江の奇跡」と言われる経済成長の中にありました。そして、フライドチキンにとって重要なものがこの時代に普及しました。

一つ目が「ブロイラーチキン」です。
それまで韓国では鶏と言えば農家が家庭内で細々と飼うものでしたが、アメリカ式の大規模養鶏場の導入により、はるかに安価で手に入りやすいものになったのです。

二つ目が「アザラシ油」です。
現在は捕獲が禁止されていますが、1970年代はアザラシなどの海獣の捕獲には規制がなく、食用油に加工して市場に提供されていました。安価なブロイラーと食用油の普及により、チキンが普及するベースが整ったのです。
そして1977年、初の国産チキン専門店「リムスチキン」がオープンしました。

なぜ今日本で韓国のフライドチキンが流行しているのか?

2020年頃から、日本では韓国チキン店が増えています。もともと日本では、チキン専門店と言えばケンタッキーフライドチキン以外はほとんどありませんでした。そんな日本に韓国チキン店が増えた大きな理由は、韓国ドラマ人気にあります。

韓国ドラマ「愛の不時着」でフライドチキンが登場

昨年、韓国ドラマの中でも特に大ヒットした「愛の不時着」。日本での韓国フライドチキンの流行には、この「愛の不時着」が大きく影響しています。登場人物がチキンを食べる映像がよく流れていたことから、韓国にチキンのイメージが付き、「韓国のフライドチキンを食べたい」と思う人が増えたのです。

「梨泰院クラス」で登場したスンドゥブチゲも話題に

韓国ドラマで人気を得たのはチキンだけではありません。「愛の不時着」の次に人気のあった「梨泰院クラス」の影響で、スンドゥブチゲなどの韓国料理への関心も高まりました。日本での韓国料理の流行には、ドラマ人気が大きく影響していることが分かります。

デリバリーにぴったりのフライドチキン

また、デリバリーの普及もチキン店が増えたことに大きく影響しています。
新型コロナウイルスの影響でますます需要が出てきているデリバリー事業。韓国では、コロナ以前からチキンのデリバリーが人気でした。長方形のボックスに入れられたチキンは、デリバリーやテイクアウトでも崩れにくく、家でもお店と同じように楽しめます。フライドチキンは、デリバリーにぴったりの食べ物なのです!

日本では、ドラマ人気とデリバリー需要が相まって韓国フライドチキンが大流行したと言えます。

今や大流行の韓国フライドチキンも、かつては日本進出を失敗していた?

ここまでは、韓国フライドチキンが日本で流行した理由についてお伝えしてきました。しかし、韓国フライドチキンには日本進出失敗していた過去もあるんです!

韓国トップシェアを誇る「Kyochon(キョチョン)チキン」の出店

2015年に韓国トップシェアを誇る「Kyochon(キョチョン)チキン」が日本に初上陸しました。日本のビールと韓国のフライドチキンでの「チメク」ができるお店として、「日本市場で韓国以上の成功を期待できる」と六本木一号店をオープンしたのです。当初は「Kyochon(キョチョン)チキン」は話題となりましたが、その後9カ月ほどで閉店してしまいました。

なぜ「Kyochon(キョチョン)チキン」は9カ月で閉店したのか?

「Kyochon(キョチョン)チキン」の日本人出失敗には、日本のコンビニが大きく影響していました。日本のコンビニでは、唐揚げやナゲットなど様々なフライヤー商品が販売されています。安くて手軽に食べられるのにクオリティーの高いフライヤー商品には、6本で1800円の韓国フライドキチンは勝てなかったのです。

味のバリエーション豊富な韓国フライドチキン

韓国フライドチキンは味のバリエーションが豊富です。定番のクリスピータイプのチキンは、「フライド」と呼ばれています。ハニーマスタードソースやスイートチリソースをかけて味の変化も楽しめます。

フライドと人気を二分しているのが「ヤンニョムチキン」です。コチュジャンやケチャップ、オリゴ糖などを合わせて作った甘辛いソースをフライドチキンに絡めたヤンニョムチキンは日本でも人気の味です!

韓国では根強い人気を誇る「カンジャンチキン」は、香ばしいカンジャン(醤油)とニンニクの香りが食欲をそそります。辛さがないので、辛いのが苦手でヤンニョムチキンは食べられないという人にもおすすめです。

他にも様々な種類のチキンがあり、自分好みの味を楽しめるのも韓国フライドチキンの魅力です!

韓国フライドチキンの付け合わせの定番!「チキンム」の作り方

「チキンム」とは、大根の甘酢漬けのことです。韓国のフライドチキンを注文すると必ず付け合わせとして提供されます。

あっさりとして程よい甘さが病みつきになるチキンムの作り方をご紹介します。

【材料】
大根: 300g
①水: 150cc
①砂糖: 100g~お好み
①塩: 小さじ1/2
②酢: 150cc
②蜂蜜: 小さじ1

【作り方】
1.大根は皮をむき1.5cmの角切りにする。お鍋に①の材料を入れ火にかけ混ぜながら砂糖を溶かしたら火を止め、 ②を混ぜ大根を漬ける。
2.清潔な密閉容器に入れて冷蔵庫で半日~2日漬けて完成!

【ポイント】
①を火にかけ砂糖が溶けたら火を止めます。沸騰させなくて良いです。

酸味、甘味はお好みで調節してください。

若い女性に人気の韓国グルメでバズりたい!

韓国グルメで若い女性に注目されるなら、やはりInstagramの活用が大切です。Instagramで商品やお店の情報などを投稿して、若い女性の集客を増やしましょう!

まとめ

いかがでしたか?
「韓国グルメを新しく取り入れたい」、「デリバリー事業を始めたい」と思った際はぜひ参考にしてみてください。

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