コンセプト

    • アイコン
    • 『おいしいお茶を出すお店』をはじめたいと、開店準備を進めました。 やりたいことを詰め込んだら、何をしたいのかがわからなくなってしまいました。

    • アイコン
    • コンセプトとは、概念、すなわち首尾一貫した基本的な考え方のことです。 開業する場合にはとても重要なのがコンセプトです。 この軸であるコンセプトが明確になっていないと、ちぐはぐなお店となってしまい、お客様に価値を十分に伝えられません。 メインコンセプトを明確にすることで、価格帯、料理のジャンル、店内の雰囲気、場所などの方向性が決まっていきます。 コンセプトは、「お客様がお店に訪れたくなる理由」を考え決定していきましょう。

    • アイコン
    • 素材にこだわり、『上質な素材を使った自家製スープ』をコンセプトに開業しました。 皮付きの頭骨を仕入れて仕込みをします。 しかし、見た目が相当グロテスクなため、仕入れを荷受けしたパートスタッフが嗚咽してその場で辞めていってしまいました。 冷凍の頭骨に変えましたが、その後に入ったパートスタッフもすぐに辞めてしまったため、それ以降はパートスタッフの居ない時間帯にひっそりと仕込むしかありません。

    • アイコン
    • 採用時には、募集された方を見るだけではなく、お店のコンセプトや提供メニュー、実際にしてもらう仕事内容をしっかり説明しておくことも重要です。 採用後にイメージしていた仕事内容との乖離が起きてしまうと、オーナーにもスタッフにも良いことはありません。 どの業界でも人材不足ですので、採用できたスタッフは長く勤務してもらえるように職場環境を整え、働きやすい環境を作っていく取り組みも必要です。

    • アイコン
    • 30席ほどのラーメン屋を開業しました。ラーメンの種類は、いろいろな志向のお客様に対応すべく『豚骨』『醤油』『味噌』と3種類用意しました。 ところが、種類を増やしたことで、器の数、寸胴の数、ガス代と全てが高くなってしまいました。 ラーメンは1つの種類に絞るべきだったと後悔しました。

    • アイコン
    • コンセプトを明確にしていないと全てがブレてしまい、何が売りなのかがわからないお店になってしまいます。 メニュー数を増やすことで、材料費や仕込みの手間も増え、オペレーション効率も悪くなってしまいます。 コンセプトを考える時には、『何を』1番食べてもらいたいのかを考え、メニューを増やし過ぎないようにしましょう。

    • アイコン
    • ”ビジネス街に手打ちそばを”というコンセプトで開業に向けて動き始めました。ところが、付近に大盛を売りにした同業者が同時期にオープンしてしまいました。 環境調査の段階で、付近の競合調査をもっと行えばよかったです。

    • アイコン
    • 近隣に競合店ができるというのは、いつでもあり得ることです。 今回のケースでは、コンセプトが被らず売りが違うので、ターゲット層が異なるはずです。 ご自身のお店の強みを磨いて、強固なものにしてください。 ご自分のコンセプトが響くお客様をしっかりと掴むことが重要です。

    • アイコン
    • 「コースメインでアラカルトもできます」と表記したら、アラカルトを頼まれることが多くなり、居酒屋のようになってしまいました。

    • アイコン
    • このお客様の場合、一品メニューを強化し、「コースできます」に切り替えたところ上手くはまったようです。 お客様からのご意見は、とても貴重です。大半のお客様は、感じたことなどを店側に伝えることはなく、もし気に入らないことがあってもクレーム申請せずそのまま店に来店しなくなってしまうからです。 日頃から顧客動向を注視し、顧客動向を基に戦略を考え行動していくことが重要です。 ただし、途中でメニューやサービスを大きく変えると、コンセプトが揺らいでしまうこともありますのでご注意ください。

    • アイコン
    • メインターゲットを絞ることができませんでした。 オープン後に市役所などで統計を調べて、メイン客層を調べてテコ入れをしました。 開業前に調べておくべきでした。

    • アイコン
    • メインターゲットを決めておくことは、コンセプトを作成するうえでとても重要なことです。 メインターゲットが決まっていなければ、メニュー展開や価格、出店エリアなどを絞れないからです。 コンセプトがしっかりと決まっていないお店は、何が売りなのかがよくわからないお店となってしまいます。 統計局のHPや市役所などの統計データを基に、商圏調査/人口密度/駅乗降客数/自動車保有台数/学校の生徒数/企業の従業員数を調べておきましょう。統計データで得た情報から、メインターゲット層の集客が可能か、もしくはメインターゲットは誰にするべきかが把握できるはずです。 ご自身で調べることが難しい場合は、商圏データを扱う会社を利用することも考えましょう。

    • アイコン
    • メインとするものをあまり決めておらず、特徴が無いお店になってしまいました。

    • アイコン
    • まず、お店の顔となる商品を作ってください。 その商品をベースに、お店のイメージを作っていってください。

    • アイコン
    • 札幌味噌ラーメンをコンセプトにした店をオープンしました。当初の予定では味噌ラーメン1本で開業する予定でしたが、味噌ラーメンだけではさみしいかなと思い、塩ラーメンと醤油ラーメンも作ることにしたところ、ロスが増えて経費がかさんでしまいました。

    • アイコン
    • メニューを決める際、仕入れと材料費を考えることは切り離せません。同じ材料を使えるメニューの場合はよいのですが、そうでない場合は、それぞれのメニューに食品ロスが発生します。 また、メニューを増やすことでお店のコンセプトがブレがちです。 開店当初はメインメニューは渾身のメニュー1つでオープンし、新しいメニューを増やしたい場合は、季節や数を限定して売り出して様子を見て、評判が良い場合は定番メニューにしていく方法がおすすめです。

    • アイコン
    • 家系ラーメンをメインとしたラーメン屋をオープンしましたが、気候などの影響もあって出店地域では流行っておらず、お客様も少なかったです。

    • アイコン
    • このお客様の場合は、タレ少なめ・スープ多めにし、地域に受け入れやすい味にして顧客数を増やしていったそうです。 同じ日本であっても、地域によって好まれる味が違います。そのため、流行っている料理でも、地域地域に合わせて提供する必要があります。 オープンする地域の事前調査はしっかりと行っておきましょう。 出店エリアの人の流れ、指向の傾向、動向などを調査しておくことで、地域に受け入れてもらいやすい味・店作りができるはずです。

    • アイコン
    • スープのベースを塩・醤油・味噌・豚骨から選べるお店を考えましたが、仕込み・オペレーション・在庫管理が大変で上手くいきませんでした。

    • アイコン
    • このお客様は、結局ラーメンとスープのベースを絞り、メニューを再構成しなおしたそうです。 他には無い良いコンセプトを考えていたとしても、それを実現できなければ、せっかくの良いコンセプトも変更せえざるを得ません。 コンセプト設定時には、仕入れ・コスト・オペレーションなど複合的に考えて、実現可能かを判断する必要があります。 また、もし実現できなかった場合の対応策まで考えておくべきでしょう。

    • アイコン
    • ラーメン屋をオープンしました。アルバイトは雇わず一人で開業しました。ラーメン以外に定食も提供したかったのですが、一人ではオペレーションが悪くなってしまい、最初からスタッフを雇用すべきだったと後悔しました。

    • アイコン
    • 規模の小さい店だからと、1人で開業される方は多いですが、オープン後に「スタッフを雇っておくべきだった」という声はよくお聞きします。 しかし、最初は想定通りに集客できません。オープン当初に上手く集客できたとしても、一定の期間を過ぎると客足は遠き、客数が安定するまでには時間がかかります。オープン景気に合わせてスタッフを雇用すると、オープン景気が過ぎてから人件費が負担になってしまいます。損益分岐点を出来るだけ下げる事が重要ですので、ワンオペが可能なお店であれば一人で開業するということは正解です。 急遽雇ったスタッフは、営業しながらトレーニングをしていくしかなく即戦力にはなりません。 そして、人手不足が深刻な飲食業界では、強力なライバルが多く、採用自体がなかなか上手くいかないものです。 お一人での開業をお考えの場合は、事業計画時にシミュレーションをしっかりと行い、一人でも回せる店作りや工夫をしておきましょう。 そしてなにより、飲食店勤務時に、いざというときに助け合える横の繋がり(お客様、業者さん、元の職場の先輩・後輩など)の仲間を作っておきましょう。

    • アイコン
    • 開業時に、コンセプトは考えてオープンしましたが、いざ聞かれたときに、スッと言葉が出てきませんでした。 コンセプトはちゃんと書き出し、明確にして誰にでもすぐに説明できるようにしておくべきでした。

    • アイコン
    • 開業するにあたり、コンセプトはよく聞かれる事項です。 コンセプトは、融資を受ける際にもよく確認される重要な項目です。 コンセプトを明確にしておくと、突然聞かれても焦ることなく答えることができます。 また、書き出すことで内容を整理することもできるため、コンセプトはコンセプトシートに書き出すことをお勧めします。

    • アイコン
    • 原価の安いタンメンをメインにしたお店をオープンしました。しかし、来店されるお客様層はガッツリ系を求める方が多かったので、豚骨ラーメンのお店に業態変更することになりました。

    • アイコン
    • 出店場所によって、集まりやすい客層、求められているメニューが違います。 コンセプトを決めたら、出店したいエリアがコンセプトに合致している場所なのかを事前にしっかりと調査をしましょう。

    • アイコン
    • 修行していたラーメンに近いラーメンで開業しようと思っていたら、希望する物件の近くに同業態のチェーン店ができてしまいました。 物件を諦めきれずそこで開業しましたが、同業態のメニューで勝負することを避けるため、泣く泣くコンセプトを変更することになってしまいました。

    • アイコン
    • 出店後に、チェーン店や同業態のお店が近くにできてしまうこともあります。 チェーン店ではできないようなメニューやサービスで他店との差別化ができていれば、集客は可能です。 ご自店の強みは何のかを明確にし、打ち出すようにしましょう。

    • アイコン
    • 『多くの人に日常的に使ってもらえるお店』をコンセプトにメニュー開発をしましたが、大手の競合店には勝つことができず売上が伸び悩みました。 テコ入れをしましたが思うように売上に繋がらず、結局半年後にコンセプトを変更せざるを得ませんでした。

    • アイコン
    • 大手の飲食店では、メニュー開発や集客のための広告に使える資金が豊富です。仕入れ量も違うので、元々の仕入価格も違います。 安さや豊富なメニューを売りにしたい場合、利益をだすための仕組みを考えておかなければなりません。 憧れや理想は大事ですが、しっかりとコンセプトと創業計画を練っておき、無理なことをそのままの状態にせず、打開策を考えておくか、場合によっては諦める判断も必要です。

    • アイコン
    • コンセプトを曖昧にしてしまい、商品構成や内装にも統一感がないお店になってしまいました。

    • アイコン
    • コンセプトは明確にしましょう。 コンセプトが曖昧だと、商品構成や内装にも統一感のないお店になってしまいます。 軸となるような看板商品があると、他店との差別化になり、集客に繋がります。

    • アイコン
    • 遠方からの女性のお客様をターゲットにした『女性の集まる、郊外のオシャレなカフェ』をコンセプトに、内装や機器にこだわって店づくりをしました。 しかし、駐車場が2台しかなかったため、近所の人が集まる場所となり、滞在時間が長いわりに客単価が低く、売上を上げるのに苦労しました。

    • アイコン
    • このお客様の場合、近所の農家さんが作った野菜や手作りのアクセサリーなどの物販も行い売上を確保しているそうです。 遠方のお客様をターゲットとするならば、広い駐車場の確保は必須です。 集客方法も工夫しないと、遠方からお客様に足を運んでもらうことは、そう簡単にはいかないでしょう。 また、カフェ業態は長時間滞在されるお客様が多く、回転率が悪く客単価が低いということは、事業計画時に気づくべきでした。 客単価を上げるためには、セットメニューを作ったり、デザートや追加のドリンクを頼みやすい仕組みや働きかけが必要です。テイクアウトメニューに力を入れるのもよいでしょう。 物件面では ・店舗の敷地内に駐車場が確保できない場合は近隣の空き駐車場や空き地を借りて対応する ・駅近の物件を選んでおく 集客面では ・グルメ系や旅行系の雑誌やWEBへ広告の掲載 ・メディア活用への働きかけ ・自治体の発行する観光情報誌へ掲載してらう など、様々な手を打たなければ、遠方からのお客様の確保をし利益を上げていくことは難しいでしょう。

    • アイコン
    • 当初のコンセプト・構想からメニューやオペレーションを変更したことで、準備に時間がかかってしまいました。 変更したことに後悔はないですが、もっと余裕をもってスケジュールすればよかったです。

    • アイコン
    • 物件が決まると、そこから一気にやることがでてきて忙しくなります。市場調査・出店エリアの調査など、事前に下調べをしっかりと行いましょう。上手くいかなかった場合の対策まで考えて事業計画を練り込んでおくことで、大きな変更をすることなく開業ができるでしょう。

    • アイコン
    • コンセプトをしっかりと考えてオープンしました。 しかし、働くスタッフとお店のコンセプト内容が共有できていなかったため、自分の思い描いていたお店を営業できるまでに時間がかかってしまいました。

    • アイコン
    • 採用の面談の際には、お店のコンセプトや提供するメニューやサービス、実際にしてもらう仕事内容を説明するようにしましょう。 また、「コンセプトや経営理念や方針、心構え」「お店のルール」などを記載したマニュアルを作成し、トレーニング期間に内容を共有することで、お店に対する理解を深めることができます。

  • テンポス物件サーチ
  • テンポス内装サーチ
  • テンポスFCサーチ
  • 得する閉店
  • 開業支援マップ
  • 飲食店質問箱
  • 飲食店用語集