ジビエ料理とは?今話題のジビエ料理について詳しく解説

外食トレンド

ジビエとは何か?皆様は知っているでしょうか。

ジビエとは狩猟で得た天然の野生鳥獣の食肉を意味する言葉(フランス語)で、フランスでは高級料理として古くから食べられていたそうです。

一般社団法人日本ジビエ振興協会 | ジビエとは

今回はジビエ料理の種類や人気の理由について詳しく解説していきます。

どんなジビエ料理がある?

次にジビエの種類と特徴、各ジビエ料理について解説していきます。

ジビエの種類と特徴

ジビエの種類は全部で600種類を超えるとも言われています。しかし、600種類を超えるジビエを全て食べられるわけではありません。日本の法律で狩猟できる動物が決まっており、その数は約50種類と言われています。

ここでは特に人気と言われている5種類のジビエを紹介していきます。

鹿(シカ)

シカ肉は高たんぱく質低カロリーと理想的な食べ物の1つです。ジビエというと匂いや味に癖があり、食べにくいという印象を持つ人も多いと思います。しかし、シカ肉は脂質が少ないため、匂いの癖も少なく、非常に食べやすいビジエの1つになっています。

猪(イノシシ)

イノシシは脂がよく乗っていることで有名です。脂が乗っていると、「食べにくい」「胃もたれする」という印象を抱く人も多いかもしれません。しかし、イノシシの脂は豚肉等とは違い、白身と赤身が分かれているため、脂の質が良く、胃もたれすることなく食べることができると言われています。また、タンパク質やビタミンBが豊富に含まれているため、疲労回復の効果を期待できます。

鶉(ウズラ)

ウズラと聞くと「卵」を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。日本ではウズラの卵をよく食べますが、海外ではウズラの肉をよく食べるそうです。ウズラは肉の味が濃厚と言われており、シンプルな味付けでおいしく食べられる料理になってます。

熊(クマ)

クマ肉は獲るのが非常に難しいため、希少価値がとても高いジビエとして有名です。コラーゲンやビタミン、ミネラル等が豊富に含まれているため、美肌効果が期待できます。また、クマは果物を食べたり、季節によって様々なものを食べるので、時期によって肉の味が変化することでも有名です。

鴨(カモ)

カモは日本でも昔から食べられており、なじみのある食材となっています。他のジビエに比べて食べたことがある人も多いのではないでしょうか。肉は柔らかく、匂いの癖もあまりないため、食べやすく、ジビエの中でも人気な食材になっています。

テンポスでも食材業者を紹介します。おすすめの食材業者一覧を記事にまとめておりますので、こちらの記事もみてみてください。

ジビエ料理

ここでは上記で説明した5種類のジビエを使ったおすすめの料理を紹介していきます。

鹿(シカ)料理

シカ料理でおすすめなのが、シカ肉のローストです。作り方は簡単、まずはシカ肉をカットし、塩こしょうで味付けをします。次にフライパンでシカ肉を焼きます。鹿肉を取り出した後、赤ワイン、しょうゆ、みりん、砂糖を入れソースを作ります。最後にソースをローストの上にかけたら完成です。

作り方は簡単な上に、癖がなく、あっさりとしていておいしいので、ぜひ新メニューの1つとして作ってみてください。

猪(イノシシ)料理

イノシシ料理でおすすめなのが、イノシシ肉のステーキです。下処理したイノシシに塩こしょうをして焼きます。焼きあがったイノシシに、お好みのソースや野菜を盛り付けたら、完成です。
ぜひ、自分なりにアレンジしてイノシシ料理を作ってみてください。

鶉(ウズラ)料理

ウズラ料理でおすすめなのが、ウズラの丸焼きです。丸焼きにした後に、お好みのたれ等をかけたら完成です。見た目に抵抗がある人も多いかもしれませんが、歯ごたえがあり、栄養素も豊富です。
ぜひ、作ってみてください。

熊(クマ)料理

クマ料理でおすすめなのが、クマ肉の野菜炒めです。作り方は簡単、肉に塩こしょうをして焼き、野菜を炒めたら完成です。脂の臭みもなく、やわらかくておいしいので、おすすめです。
ぜひ作ってみてください。牛肉よりおいしいと感じる人も多いかもしれません。

鴨(カモ)料理

カモ料理でおすすめなのが、鴨鍋です。こちらも作り方は簡単、カモを適当な大きさに切った後、鍋にカモと野菜を入れて煮たら完成です。体を温めてくれる上に、栄養も豊富な料理になっています。
ぜひ、寒い季節や鍋が食べたくなったら作ってみてください。

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料理を美味しさを伝える動画の取り方、コツについての記事もありますので、併せて読んでみてください。

ジビエ料理を提供するメリット

ジビエ料理を提供するメリットを紹介していきます。
メリットは主に3つあります。

ヘルシーで健康になれる

ジビエ肉は高たんぱく低カロリーなことで有名です。鹿肉の栄養素を見ると、タンパク質、鉄分、ビタミン等の栄養素が牛肉と比較したときに豊富に含まれています。
近年、健康志向の人も増えており、ジビエは低カロリーで栄養が豊富な食材として注目されています。健康意識が高い女性に限らず、高齢者の介護食としての消費の拡大も高まっています。

社会貢献に繋がる

「ジビエを食べることがなぜ社会貢献に繋がるの?」と思う人も多いかもしれません。近年、日本に生息するビジエの数が急速に増えていると言われています。
農林水産省のデータによりますと、農作物被害額は158億(2018年度)程度と言われています。

農林水産省 (1)鳥獣被害の現状と対策

被害防止策として、イノシシ、シカを中心とした捕獲を行っています。そのため、ビジエを食べることは、結果として環境保全、社会貢献に繋がるということです。

女性からの需要が高まっている

上記で説明した通り、ジビエは栄養素が豊富で、カロリーも低いことから昨今ブームになっています。特に、若い女性は健康志向が高い人が多いため、需要が高まっています。
また、それだけではなく、今まで食べたことがない野生の狩猟肉ということもあり、「希少性」が高く、需要が高まっている理由の1つになっていると言われています。

ジビエを扱う際の注意点

ジビエ料理を提供するメリットは上記の説明で分かってもらえたと思います。しかし、実際に提供する際には、注意するべきことがあります。そこで、ここでは仕入れる際と調理時の注意点について紹介していきます。

仕入れる際の注意点

注意点は食品衛生法を確認することです。ジビエは他の食材とは異なり、食肉処理をするときにも特別な管理が必要になります。そのため、食肉処理業者の許可を受けた施設で処理された精肉を使用しないと違法に当たります。安易に、他の人から譲ってもらったり、専門業者ではない人から仕入れるときは注意しましょう。

調理時の注意点

生または加熱不十分なジビエ肉を食べると、食中毒等のリスクが生じます。加熱する際は、中心部まで火が通るよう加熱するようにしましょう。また、接触した器具は消毒を徹底する等、取扱には注意してください。

まとめ

ジビエの種類やメリット、扱う際の注意点は分かりましたでしょうか。近年需要が高まっており、ジビエを好んで食べる人も増えていくでしょう。これを機にジビエ料理を食べたり、作ったりしてみてください。

テンポスではジビエを含む様々な食材の仕入れ先を紹介しています。食材の仕入れ先に困っている方はぜひ問い合わせてみてください。

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